つれづれなるままに・・・・・・私の日常風景 |
2019年12月30日(月) |
良いお年をお迎えください
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この間、修士論文を読んだり、年賀状を書いたり、学会の仕事をしたりと諸々のことに取り組みましたが、まだ仕事は残っています。執筆しなければならない原稿もあるのですが、お正月休みのうちに書けばなんとかなるでしょう。
なので、これでひとまず休むことにします。とにかく、このところ毎日の仕事量が多く、疲れがたまりました。年末年始の期間に疲れを癒したいです。
来年は今年のような自然災害に見舞われることなく、平穏な日々が続くことを願っています。それでは、良いお年をお迎えください。
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昨日で今年度の授業が終了しました。そのため、最終回を迎えた授業には全てまとめとなる内容を入れました。
ソーシャルワーク演習と実習指導の授業では、各自の今年の漢字と来年の豊富を表す漢字を書いてもらい発表し、社会福祉方法原論の授業では授業全体の感想と来年に向けた豊富を書いてもらいました。また、ゼミでは今年度行った医療機関見学の報告会を開催し、来年度に向けたスケジュール調整を行いました。
現2年生は3年生になり実習を軸とした専門の勉強を行い、現3年生は4年生になり就職活動や受験勉強を通して次のステップに踏み出す準備を行います。そのためには、きっちりとこの1年間を閉める作業が必要な気がしています。
ということで、私にとっても授業面では一区切りですが、まだ家での仕事は終わりません。。。
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そして金曜日には、3、4年ゼミ合同で3年生の卒論構想発表会を開きました。
3年生にとっては、初めて自分の卒論構想を他者に話す場であり、パワーポイントを作成して堂々とプレゼンを行いました。それに対し、4年生が執筆を行った経験から、実感のこもったコメントを行っていました。
こんなふうに3年生と4年生が相互に影響しあう機会は、とても貴重だと思います。私にとっても今年度が初めての経験だったので、来年度以降もこのような機会を設けようと思いました。
これからは4年生は受験勉強一本で、3年生は卒論と新たな学年に向けての準備に入っていきます。そしてありがたいことに、約2倍の応募者のなかから選考した次年度の3年ゼミ生(現2年生)からは、「ゼミが楽しみ」という声をいただいており、私も期待が高まっています。
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このところ、まとめを行うイベントが続いています。木曜日には、3年生の社会福祉士実習の報告会がありました。
秋に4週間の実習に行き学んだことについて、他のクラスの学生や次年度に実習に行く学生、御世話になった実習指導者の方の前で発表します。私のクラスは4グループの発表を行いました。この日にむけて、授業での準備と大教室での予行演習を行いました。
スーツを着て発表する学生の姿は頼もしいかぎりです。なので、思わず最後の教員コメントで「1年半で成長しましたね!」と言ってしまいました。
そんなクラスも次の授業でおしまいです。実習ならではの「苦楽を共にした」学生との別れは、また次のステップに踏み出すうえで必要なことではありますが、少し寂しく複雑な気持ちになるものです。
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今日はご褒美の日でした。久しぶりに、利害関係のないメンバーで集う「ミシュランの会」の例会です。お洒落なお店で美味しいフレンチを食べ、わいわいがやがや楽しい時間を過ごしました。気の置けない人達と、映画や音楽の話が出来るのがいいですね〜。そして、自分へのプレゼントを買い、身体のケアを行い、久しぶりに開放感に包まれた日曜日。この時期の銀座は、いつにも増してキラキラしていました。
夜は貯えたエネルギーを燃やして、年末恒例の研究に関する大仕事に取り組んでおります。相当ボリュームがあるため、生半可なエネルギーでは乗り切れません。
ということで、まだまだ年内の仕事のゴールは先になりそうです。。。
※三越のライオンさんもクリスマスの装い。
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日本漢字能力検定協会が毎年行っている今年の漢字は、令和の「令」だそうです。では、私も毎年行っている今年の漢字を決めたいと思います。
昨年は環境が変わり、濃厚な時間が流れたため「濃」にしました。今年も濃い日々で活動範囲が拡がったのですが、ただ時間的・空間的なことに留まらず、いろいろな人や組織と関わりをもってきたため「関」にしたいと思います。
まず人では、4人だった4年ゼミ生が諸事情で11人になり、新たに15人の3年ゼミ生を迎えました。また、4人の修士課程の院生指導を始めました。そして、大阪のリカバリーハウスの方やデンマークのコーディネーターさんと知り合うことができました。
次に組織では、実習演習研究会を立ち上げたり、愛知県医療ソーシャルワーカー協会の研究発表支援ゼミをはじめとし、複数の県協会で仕事をしたり、福井、大阪、名古屋の新たな組織で講演をしたりと、新しく関係を結んだ組織がいくつかありました。それ以外にも、いくつか外の仕事が増えてしまいました。
そして学内では、昨年度1つだった委員会が一挙に4つに増え、社会福祉教育セミナーの副実行委員長を行い、猫を守るサークルの顧問にもなりました。
そんなこんなで、昨年よりも根付いてきた感じがするこの頃です。
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2019年12月14日(土) |
研究者としての取り組み
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そして、今週は研究者としての取り組みも3つしました。
一つ目は3月に出る研究紀要に載せる論文の校正です。デンマークのソーシャルワーカー養成とソーシャルワーカーの現状についてまとめました。
二つ目は年度内に発行される、医療ソーシャルワーカーを継続するためのストレス管理とやりがいに関する本の校正と索引抽出です。4月に出した研究ガイドブックに比べ、それほど力を入れていなかったにも関わらず、校正原稿になるとかなりまとまっており嬉しくなりました。医療ソーシャルワーカーを対象として書いたのですが、他領域の方々にもぜひ読んでいただきたいものです。
そして三つ目は、今日、愛知県医療ソーシャルワーカー協会で実践研究の方法についての講演を行いました。中堅・ベテランになると、やはり研究力をつけたいというニーズが高まるようで、熱心に参加してくださいました。なかには25年ぶりに再会した方もいて、懐かしい時間になりました。
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今週の金曜日は卒論報告会でした。4年ゼミの代表が3年生の前で卒論内容を報告するパートと、3年生からの様々なこと(卒論、就職活動、4年実習、受験勉強)に対して質問に答えるパートにわかれています。
私はこの企画の御世話役として、2回のゼミ長会議を開催し、3・4年生と一緒に準備を進めてきました。運営は全て3年生が行うはずだったのですが、手違いから穴があいた当日の司会も担当。
そして当日、みんなが堂々とプレゼンテーションをしました。プレゼンは1人10分弱なので、語られていない全容を知りたい研究が沢山ありました。「去年の今頃は戸惑いに包まれた3年生だったけど、1年でこれほどまでに成長するんだなぁ」ということを実感。
今の3年生も大いに刺激を受けたようで、きっとこれからエンジンがかかると思いますし、大いに期待しましょう。
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このところ、少々仕事量が多い日々です。金曜日は来週開催する卒論報告会で使う数十ページの資料編集を行い、印刷に出しました。そして、今日は入試業務の合間に急ぎの原稿を書いて送りました。
そのなかで、いささか大変だったのが修士論文指導です。水曜日からの3日間で副査である4人分の論文、数百ページに目を通して赤ペン添削し、土曜日にあった修士論文報告会で発表者へのコメントと指導を行いました。通信で学ぶ人達が働きながら時間を割いて論文をまとめたのを見て、頑張りが伝わってきました。発表が良かった人にその旨を伝えたら、感極まって涙を流されました。それほど、渾身の力を込めて書き上げたのでしょう。
来年度、修士2年になる4人の指導をしているため、まさに「明日は我が身」です。修士論文報告会後に4人の指導を行い、その後は初の女子会を行いました。美味しい物を食べ、沢山おしゃべりし、今後に向けての英気を養いました。
本学に赴任して2年目になっても、相変わらず濃い日々が続いています。そして、そんな毎日が面白くて仕方ありません。
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2019年12月01日(日) |
社会福祉教育セミナー
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昨日・今日は、10月に台風で延期になった第49回全国社会福祉教育セミナーが、本学美浜校舎で行われました。この日のために1年前から学内実行委員会を結成し、企画案を検討し、日本ソーシャルワーク教育学校連盟とのすり合わせを行いながら、企画内容を完成させました。
当日は実働可能な教員が少なかったため、なんだかんだと忙しく立ち回ることに。1日目は登壇者への対応、演習教育分科会のコーディネーター、情報交換会の司会を行いました。2日目は参加者の方々を受付でお迎えしました。
なかでも、「ソーシャルワーク演習教授法を考える」セッションが面白かったです。久々にシンポジウムを取り仕切り、『意見が出なかったらどうしよう』とドキドキしながらも、報告者と参加者との間で繰り広げられるライブの醍醐味を感じました。100人を超える方々が参加される一番人気の分科会となり、皆さんの熱い想いに対し、演習教育研究をもっと推進しなければと思った次第です。
懐かしい方々にも多数お会いでき、終了後には「やりきった〜」という安堵と達成感に包まれました。関係者のみなさま、お疲れ様でした。そして参加者のみなさま、遠方までご足労いただき、本当にありがとうございました。。。
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今の職場に赴任して2年目、初めて4年生の卒論作成指導を行いました。本校では卒業必須のため必ず書かなければなりません。学生達は書いたところから提出し、こちらは添削を行い返却します。こんな作業を前期より繰り返し、計10人の卒論を指導してきました。
そして今週の金曜日に無事に全員が提出すると同時に、3年ゼミ生に対して発表を行いました。みんなパワーポイントの作成とプレゼンテーションが上手で、発表後には3年生の投票により、2週間後に行われる3・4年生全体発表会の代表も決まりました。
今回は私にとって初めての経験で、時間の見通しが持てなかったので、もっともっと前倒して取り組む必要性がわかりました。また、来年度以降のゼミは定員一杯の15人になるため、効率的で効果的な卒論指導方法を考えなければなりません。
ともあれ、4年生はよく頑張りました。これからは受験勉強一筋ですね!
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体調が落ち着いてきたので今日から生産的な仕事再開です。この間も卒論指導や授業には取り組んできたのですが、それは「維持的な仕事」であり、弱った体力で最低限できる範囲のことでした。が、積極的に何かを創造するためには、やはり元気な身体とやる気が不可欠です。
昼間は、来年度日本医療社会福祉協会全国大会で行う研究ワークショップに関する打ち合わせをしました。企画開催にむけて、実施者である日本ソーシャルワーク学会理事でプログラム内容を検討しました。
そして夜は、私が編集したテキストに関する数十人のレポート添削に取りかかりました。数ヶ月前に自分でレポート課題を出しておきながら、「なんでこんな難しい課題を出したんだよ〜」と、心のなかで自分に愚痴ってみたところで後の祭り。。。締め切りはまだ先ですが、早く終わらせたい仕事の一つです。
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2019年11月22日(金) |
やっぱり面白い専門ゼミ
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3年ゼミオリエンテーション(11月9日の日記)を行って以来、3週連続で2年生がゼミ見学に来ています。来年度のゼミ選択を考えるため、候補ゼミに見学に行くのです。
オリエンテーションのプレゼンでは、金子みすゞさんの詩を用いて「(うちのゼミは)みんな違ってみんないい」と宣伝したのですが、今日のゼミでは「まさにその通り!」という展開になりました。
毎回行う1分間スピーチが今日はとくに絶好調で、一人一人が個性満開でしっかり自分のことを話し、笑いもとっていました。その後の文献検討でも、時間が足りないくらい話し合っており、もっとみんなで何かをやりたいという意欲が高まっていきます。
性格も生活状況も目指す進路も様々なのに、互いを尊重し前向きなところが良い雰囲気につながっているのでしょう。つくづく「やっぱりゼミの時間って面白いなぁ」と思いました。
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今週の目標は、木曜日までに風邪を治すことでした。というのは、とても楽しみにしていた「名古屋女子会」があるため。私が愛知に赴任して以降、本学と他大学の教員が集まり定期的に女子会を開いています。
そのメンバーは、誰もがバリバリに研究と仕事を行っている全国区で活躍している人ばかりで、以前私と同じ職場だった「お姉さん」や大学院時代の「妹」もいます。美味しい物を食べて話して笑うという何の変哲もない女子会ですが、利害関係がなく心おきなく楽しい時間が過ごせます。
昨日は、お洒落なお店で美味しいイタリア料理を堪能した素敵な夜でした。木曜日までに体調が戻って本当に良かったです〜。
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今週、最も楽しい時間は実習クラスの打ち上げでした。9月、10月の実習期間が終了し、11月からの授業が再開された日にコンパを行ったのです。
学生達は実習中の表情と打って変わり、とても開放感に満ちた顔をしていました。私自身もその日に病院受診を行い異常がないことがわかったため、安堵と開放感に包まれた時間になりました。
4つの専修の学生が入り交じり実習先種別も様々な人達が集まっていますが、とても仲の良いクラスになり、これまで3度の食事会を行ってきました。その日も二次会で学生達はカラオケに行ったようです。
あとは実習報告書と実習報告会を残すのみ。最後まで納得のいく仕上がりを目指したいものですね。
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今週の月曜日はある高校への出張授業でした。今は進路ガイダンスの一環として、高校1・2年生に対する大学からの出張授業が多く行われます。
今回は2年生を対象に、医療ソーシャルワーカーの仕事についてDVDと資料やパワーポイントを使って50分話しました。大学の90分と異なり、あっという間の時間でした。福祉系に関心を示すのはほとんど女子生徒で、皆さん、メモを取りながら熱心に聞いてくださいました。終了後、自分の家族のことと重なったと話に来てくれる生徒もいて、医療ソーシャルワーカーの仕事に少しでも関心を持ってもらえたならいいなぁと思っています。
加えて、数年後に我が校に入学してくれて、またいつか大学で会えたら言うことなしですね〜。
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少し前から体調がおかしかったのですが、とうとう風邪をひいてしまいました。そのため、本日の校務は免除していただき、早々に東京に戻り寝ています。
振り返ると今くらいの時期には、毎年風邪をひいていました。秋の疲れに寒さや乾燥が加わるからでしょう。ここ数年、風邪をひいたら薬の服用を最小限にして、身体の状態を受けとめることにしています。疲れを癒す時間として、身体が声を発しているのだと思うようになりました。
つい先日、自らの命を見つめる機会を持ち、思っていた以上に「生への執着」が強いことを知りました。まだまだ元気で働きたいと強く願っていることに気がつき、それには心身のメンテナンスが必要なことを痛感しています。なので、今はメンテナンスの時期と思って過ごしています。
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今日は、愛知県医療ソーシャルワーカー協会の研究発表支援ゼミがありました。この間、各自が全国大会の発表に向けた抄録を作成して提出し、こちらで赤ペン添削したものを返却しました。そして今日は、その修正した内容について発表を行いました。
最初に提出された内容よりも、参加者がしっかり考え修正したあとがうかがえ、かなりまとまりが出てきました。あと少しの修正で、全国大会で発表する抄録としては完成しそうです。その後は各自で大会本部に提出し、パワーポイントを作成するという流れになります。
次回の研究発表支援ゼミは来年の4月で、発表の予行演習を行います。それまでは各自での取り組みになりますが、頑張っていただきたいものです。陰ながら応援しています!
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2019年11月09日(土) |
3年ゼミオリエンテーション
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木曜日には、現2年生向けての3年ゼミのオリエンテーションがありました。教員や学生がゼミの紹介を行い、希望者の相談にのるというものです。
まだこの大学に赴任する前、我がゼミに応募した人が4人だったことにかなりショックを受け、翌年は気合いを入れてゼミ紹介のパワーポイントを作成しました。そして、私1人でプレゼンを行い、満員御礼となりました。が、今年度は私とゼミ生で分担してプレゼンが行えたので、とても嬉しかったです。
その後の相談会では沢山の方が我々のゼミに関心を示してくださり、現ゼミ生達も張り切って下級生の相談にのっていました。本当は一人一人とゆっくり話ができるといいのですが、時間的制約のためそうもいかず・・・。さて、何人が応募してくださいますか。
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今週は少し時間に余裕がある日があったため、久しぶりに絵を観に行きました。名古屋市美術館で行っているカラヴァッジョ展です。数年前に上野で観たので、今回は2回目になります。
バロック絵画の形成に大きな影響を与えたカラヴァッジョは、殺人事件を起こしてローマを追放され、38歳で夭逝した異端の画家です。その光と影の描写は秀逸で、一度観たら忘れられないインパクトをもたらします。以前も感じたのですが、今回もまた『法悦のマグダラのマリア』を観て、つくづく「天才」とはこんな人のことを言うのだなぁと思いました。
いつもブラブラ歩いて行く上野の美術館より、名古屋は人が少なくてゆっくり観られるのがメリットです。たまにはこんな時間も良いですね〜。
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今週から大阪での仕事が始まりました。
歴史ある某社会福祉法人にて、3回にわたりリーダー研修を行うことになったのです。その社会福祉法人の理事長様には、昔研究で大変お世話になったため、お断りする選択肢はありませんでした。
研修は皆さんの仕事が終わってから開始するため、少し遅い時間に終了します。そこで、愛知の家まで戻ってこられないので、近くのホテルに宿泊させていただくことになりました。久しぶりの大阪の夜。ホテルの最上階からあべのハルカスを含む夜景を見ながら、少し優雅な時間を過ごしました。
これから2ヶ月おきに大阪に通います。愛知に赴任してから、「西」からの依頼をいただく機会が増えています。
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2019年11月02日(土) |
イギリスのソーシャルワーカー
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この1週間もいろいろ行いました。講義に修士論文と卒論指導、2回の実習巡回と2回の会議、科研費研究会と実習演習研究会、3回の講演、そして11月初旬が締め切りの原稿執筆です。
なかでも、科研費研究会でお呼びした、イギリスでソーシャルワーカーの修士号を取得された方のお話は興味深いものでした。ソーシャルワーカーの求人は、どのような能力の人を求めているのか、給与はいくらで福利厚生はどうかなど細かい提示があり、面接を受ける人は面接官に対し、自らの力量のプレゼンテーションを行わなければならないとのこと。
また、修士課程の勉強で求められる量が凄まじいこと(1週間で10冊の本に目を通す)や、現役ワーカーのスーパービジョンは1回につき3〜4時間行うこと等、全般的に高い専門性を担保する仕組みができていることに感嘆しました。
ただ一つ、ソーシャルワーカーの仕事が国民から不人気なことは残念でした。。。
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今週はバラエティに富んだスケジュールでした。実習巡回、愛知県社会福祉協議会での講演、ベテラン看護師さんからのキャリアラダーについての聴き取り、猫守り隊の会議、大学院生指導、自分の講義やゼミに代打講義、ゲスト講師の講義、卒論指導、恩師の研究会と、毎日めまぐるしく過ぎていきました。
なかでも大きかったのは、昨日、お休みしている先生の代打講義が終わったことです。やはり他者の講義なので気を張っていたのか、終わった途端に実にスッキリしました。10月の4週間で2つの講義6コマを行ったことになります。なかには初めて教える内容もあり、かなり勉強して資料を作成したので、今後もなにかの機会に活かしたいと思います。
ようやく一段落したので、少しはゆとりのある生活がおくれそうです。その第一弾として、今朝はスケートカナダのライストを見ながら羽生選手の高レベルな演技に、大いに感動しました!
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そして今日は、愛知から静岡県三島へ。いつものベテラン医療ソーシャルワーカーの実践知を抽出する研究会を行いました。ベテランワーカーさんと研究者の共同作業です。
ベテランワーカーさんの実践事例を見ていると、行っていることが高度すぎてひたすらため息が出てきます。と同時に、ソーシャルワーカーの仕事の奥深さや醍醐味が伝わってきて、なんとかこれを形にして伝えたいという意欲が高まります。研究会に出ると、データに集中するのであちらこちらに向いていた気持ちが一所に落ち着き、原点に戻った気分になります。
ただ、今日もトータル4時間の汽車旅だったので、研究会後の身体のケアでは「腕も腰もかなり張っている」と言われてしまいました。上手に休息を取ったりメンテナンスを行わなければですね。。。
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今週もよく働きました。某県の医療ソーシャルワーカー協会へのコンサルタント業務から始まり、2回の実習巡回、通常講義に代打講義、卒論指導。そして、昨日は福井県日帰り講演です。
夏に行った福井県立大学に再び訪れ、公開講座の一環としてソーシャルワーカーの成長過程とスーパービジョンの課題について話してきました。参加者の方は県内のベテランさんが多く、モチベーションが高く、熱心に聴いてくださいました。
本来は北陸新幹線で東京に戻る予定だったのですが、台風の被害で復旧しておらず、そのまま愛知にトンボ帰りになりました。往復7時間の旅です。
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本当に酷い台風でした。これまで経験したなかで最も強い雨風でした。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。台風一過の今日は、カラリと晴れた秋の空になりました。
そんな台風休暇に、10月末締め切りの書評を執筆することができました。これまでも何度か書評は書いてきたし、このホームページでも本紹介をしているので、比較的馴染みのある仕事ではありますが、6,000字の原稿を書くとなると一筋縄ではいきません。本を読むときはあちらこちらに感じたことをメモするのですが、まだ雑然とした感想を文章化して形にするには、本を精読したり何度も全体を見直したりと、けっこう時間がかかる作業でした。
そんな感じで丸1日かけて、自分としては納得のいくものが書けたので良かったです。嵐の音を聞きながら執筆した、忘れられない作品になりました。
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本当なら、この土日は本学の東海キャンパスで全国の教員が集まる社会福祉教育セミナーが行われるはずでした。が、強力な台風が来るためセミナーは延期に。11月30日、12月1日に美浜キャンパスで行われることになりました。
明日は東海道新幹線も運休が決まり、早々に東京に戻ってきました。今日中に新幹線に乗れないと宿の手配もしなければならないので、東京駅の新幹線ホームには人がわんさか集まってました。幸い、数日前に座席予約をしていたので座れましたが、それでも東京駅混雑のため50分程の遅れでした。ただ、あらかじめ運休がわかると、行動の見通しが立つので助かります。
ということで、いくつかの仕事を持ってきました。食料なども備えたので、あとは家に籠もって仕事をすることにします。
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この2日間、仕事も家事も最小限に抑えて、ゆっくりしました。久しぶりに沢山眠ったり、音楽を聴いたり、我が家のストックを購入したり。幸い体調も悪化せずにすみました。
そのなかで、待望の映画『蜜蜂と遠雷』を観に行きました。本を読んだ時にはページをめくる毎に喜びに包まれ、もしもドラマになるとどのようなキャスティングが良いかも考えたりしました(気に入った作品の架空のキャストを考えるのが好き)。観賞後の感想は「原作と違う」ということ。映画には音楽が流れるので、活字だけでは味わえない部分もありますが、どちらが好きかは人それぞれ。とにかく、映画も観に行けたのは良かったです。
さて、明日は出版会議後に愛知へ。今週はゲスト講師の招聘、帰校指導、会議や講義、そして社会福祉教育セミナーが開催されます。私が行う演習教授法の分科会には160名を超える方々が参加してくださるようなので、張り切って取り組みたいと思います!
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本来なら、今頃は学会のため青森にいるはずだったのですが、愛知から青森の飛行機が天候不良で欠航になってしまいました。明日も昼過ぎの飛行機しか空いておらず、行ったとしてもわずかな時間しか滞在できないため、今回はお休みにしました。ちょうど、体調が悪くなりそうな気配がしたので、この機会に休息することにします。
思えば、この間はいささか無理をしていました。午前中に知多奥田の校舎で講義を行い、午後に実習巡回を行い、夜は名古屋校舎で連日研究指導を行い、家に戻ったら0時まで仕事を行い。。。
来週末の本学で行われる社会福祉教育セミナーに備えて、少し鋭気を養いたいと思います。
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久しぶりにスッキリした気分になっています。
細々とした家事を行い、身体のケアをして、身体と環境がスッキリしました。久しぶりにぼんやりテレビを見る時間も。おまけに好きな漫画も堪能〜。
日中、そんなことをしていたらやる気が出てきたので、夜は本の原稿で残っているパーツを仕上げて出版社に送りました。ひとまず、10月半ばの締め切りクリアです。大きなタスクが一つ片付いたので、こんどは10月末の締め切り原稿に向き合えます。
さて、あとはしっかり眠って明日からの実習巡回に備えることにしましょう。今週末は理事を行っている社会福祉教育学会があります。出張先では、少しゆっくりできるといいな。。。
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そして、今日の午前中は大学院生の研究指導、午後は愛知県医療ソーシャルワーカー協会の研究支援ゼミがありました。
いずれも以前より各人の研究が進んできた段階なので、少しずつ形になってきている様子が見受けられ、こちらも嬉しくなります。研究支援ゼミでは、ゼミメンバーがコメントを出しあったり相互支援を行うようになってきており、グループダイナミクスが生まれて面白くなってきました。直面する課題について、事務局と話すのも楽しい時間です。
数年前から、いつか研究支援組織を立ち上げたいと考えていたため、そのような形態ではないけれど、別の形でもそんな活動に携われることは嬉しいことです。学生と院生に対しては授業のなかで、現役の教員とは立ち上げた実習演習研究会で、現場実践を行うソーシャルワーカーに対しては研究支援ゼミで「学びの共同体」をつくること。それが、今の私にとってモチベーションアップにつながっています。
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今週も相変わらず仕事に追われる日々でした。原稿書きと授業準備で毎晩日付が変わるまで机に向かっているため、さすがに学生からも「先生、疲れてる」と言われてしまいました。
そんななか、9月実習を行っている学生がいよいよ終盤を迎えます。本学では9月か10月に4週間の社会福祉士実習を行うことになっています。実習前には不安で一杯だったのが、実習先の環境に慣れ、一人の利用者さんのアセスメントを行いプランを立てるまでになり、あとはまとめに取りかかる段階に入りました。巡回訪問に行くと、なんとか無事に実習を終えようとしている様子がうかがえ、こちらもホッとしているところです。
ということで次週からは10月実習が始まり、また巡回の日々になります。加えて通常授業に代打授業、毎週末の学会、原稿の締め切りが待ってます。ぎっしり詰まった手帳を見ているとクラクラするので、目の前のことを粛々と行うことにしましょう。ともかく、明日は休みます!
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今日は疲れていたので、少し休憩しました。美味しい物を食べておしゃべりしたり、身体のケアをするうちに、また元気が出てきました。
そのため、夜になって少しだけ仕事に取りかかることに。研究指導のコメントを書き、1本の査読を行い、講義で使用するパワーポイントを作成しました。今日はこれくらいにしておきます。
前任校では秋は入試や学会が入るため怒濤の忙しさだったけれども、ここでも同じなことを身をもって感じています。私が重視しているのは、コンスタントに結果が出せるパフォーマンスができ、それを継続していくこと。そのためには、活動と休息のほどよいバランスが大事ですね〜。
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この一週間も詰まっていました。
月曜日に出版社での編集会議を終えた足で静岡に向かい、実践能力の分析研究会。その後愛知に行き、通常講義に加えて3箇所の実習巡回と6コマ分の代打資料作成。そして、巡回先から中部国際空港に向かって、大分で開催される日本社会福祉学会に出席するために飛びました。
金曜夜に大分入りして、土曜日の午前中は私が委員を行う研究費助成金獲得のワークショップと、昼休みには「若手研究者」の交流会を開催しました。いずれも多くの方が参加してくださり、改めてニーズがあることを実感しました。どちらもやって良かったです!
その後は、久しぶりに再会した「妹」のような先生とまったりお話し、愛知へ戻りました。そして今日は入試監督を経て今東京に戻ってきました。そんなかんじで、ゆっくりできたのは学会1日目の午後です。「そういえば、昔から出張している時が一番時間があったなぁ」ということを思い出しました。
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授業期間が始まり、一挙に慌ただしくなってきました。その最たるものは同じユニットで入院された先生の代打をつとめることです。10月に新たに6コマを引き受けることになりました。なかには初めて話す内容も含まれます。そのため、毎晩、授業の資料作りに追われることに。
授業と巡回と学生・院生指導と研究会と学会と…、なんだか分刻みの日々になってしまっています。
そんななか、今日は2つの研究会を終え速攻で東京へ戻り、表参道のマリメッコへ。マリメッコのウニッコ(けしの花)が大好きなのです。日本が先行販売しているTシャツをゲット。8月に行われた銀座での限定販売では売り切れ、デンマークで探しても入手できなかったので、念願がかないました。よし、頑張ろう!
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今週の金曜日から始まる授業に備え、様々な準備を行っています。ひとまず金曜日にある講義の資料やパワーポイントを作成し、あとは大学で人数分の印刷(450部)をするのみ。でも、まだ別の授業資料も作らなければなりません。
その傍らで、出版社での編集会議に向けて校正原稿に目を通すこと、主催する研究会に向けた調査データの確認、参加する研究会のために課題図書を読むことが求められます。 そして、東京でしかできない心身のケアにも取り組みながら新学期を迎えます。
早いもので、気がついたら9月も半ばに差し掛かろうとしていました。物心両面の準備をするなかで、夏休みモードの頭を切り換えていかなければなりませんね。「あとはやるしかない!」という気持ちにまで高めることが大事です。
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今回は長い愛知生活でした。先週の土曜日、時差ぼけがなおらないまま愛知に行き、大学院スクーリングでの院生指導を。1人につき1時間づつ指導を行ったところ4人で4時間になり(+他の院生にも時間をとってアドバイス)、さすがに疲れました。
その後は、毎日実習巡回を行いました。9月実習と10月実習の学生に対して、それぞれ2回の巡回訪問と帰校指導を行います。実習生達は思ったよりみんな元気で、ホッとしています。
そして、私が主催する研究会、入試監督を経て東京へ。もう少し遅れていたら台風で新幹線が止まるところでしたが、なんとか間に合いました。
あのデンマークの日々が随分前のような気がします。東京にいる間に、来週から始まる後期授業の準備をしなければ。。。
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2019年8月30日(金)
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デンマークでいただいた食事
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そして、最後は食べた物のご紹介を。実は今回の旅でデンマークのイメージがかなり変わったのは、食事の美味しさでした。入ったお店や視察先で出していただいた全てが、とても美味しかったです。
大変失礼ながら、10年前に訪問した際は「パンと豚肉」の印象が強かったです。が、今はヘルシー志向が浸透しており多様な食事がとれるようで、以前よりメタボの方が少ないように思いました。食事が美味しいとまた行ってみたい気持ちになれますね。
デンマークでは、ベトナム料理、サーモングリル、オープンサンドイッチ、キッシュ、ピザ、チーズバーガー、伝統的なケーキ、お寿司等をいただいてきたので、豚肉比率がとても低いです。
写真は、1日目に食べたサーモングリル、視察先のランチで出たキッシュ、最終日に食べたお寿司。
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3ヶ所目に訪れたのは、デンマーク社会相談員協会です。ソーシャルワーカーの職能団体の本部です。本来は医療ソーシャルワーカーの調査をするはずだったのが、急遽キャンセルになったため、コーディネーターさんが探してアポを取ってくださいました。
6年間、こちらの協会の会長をしていた方から、デンマークのソーシャルワーカーの状況について教えていただきました。協会のビジョンや課題を伺ったのですが、印象的なのは政治家との対話の窓口であり、圧力団体として機能していることでした。この協会の会長、副会長、役員が国の大臣と福祉政策について話すのです。それは医師や看護師等他の専門職団体も同じで、自分達が高い税金を納めているため、ニーズを伝える機会があることを感じました。ただ、経済などと比べて福祉の機能は大きくないため、予算は削られる傾向にあるとのこと。病院のソーシャルワーカー部門も節約を迫られるため、多職種と協力しながら対話を続けることが課題だそうです。ああ、どこの国も共通しているんだなあぁ…と思いました。
また、ソーシャルワーカーはどこで仕事をしようとも人物を全体的に見る力があると仰っており、これまた共通していました。養成校卒業時の就職活動は、どこでも可なら1ヵ月ほど、特定の場所なら数ヶ月とのことでした。データベース、インターネット、実習先での採用、学生同士の口コミだそうです。
ここでは、特徴的な写真が撮れなかったため、協会の看板と、ロビーにあった素敵なデザインの椅子を写してきました。
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視察の2ヶ所目は高齢者ホームです。ほとんどが公営のデンマークにあって、珍しく民間のキリスト教団体が運営する施設でした。その法人は大人のホスピスや子どものホスピスも運営していました。
デンマークの高齢者はできるだけ自宅で過ごし、これ以上は難しいとなったら施設に入ります。そのため、かなり高齢の方や認知症の方が多かったです。70人の入居者は、社交ダンスや合唱、ブリッジ、カードを使った回想法等様々なアクティビティを行っていました。たまに旅行に行ったり、バザーをやったり、犬が訪問しに来たりと楽しそうでした。入居してすぐに家族から生活史を聞いて書き留めておき、いろいろな場面でそれに基づき対応すること、最後まで生きる喜びをもってもらうことを目指しています。
認知症の方には、家族と協議の上チップをつけてもらうこともあり、徘徊したときに追跡できるようにしていました。
70人から100人いるスタッフは、三交替制で勤務し、年間6週間の有給休暇は皆きっちり取るそうです。
写真は、同じ敷地の風景、リビングルーム、食事に関する回想法カード。
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2019年8月30日(金)
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ソーシャルワーカー養成校
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視察2日目は3ヶ所訪問しましたので、1ヶ所ずつアップします。まずはソーシャルワーカー養成校から。
コペンハーゲン北部にある養成校には、3つのコースがあります。ここはいわゆる大学(ユニバーシティ)ではなく、カレッジと表現されていました。一般的なソーシャルワーカー養成コース定員140人、国際的活動を行うソーシャルワーカー養成コース70人、子どもや青年のためのソーシャルワーカーコース35人です。
7セメスター制になっており、例えば国際的ソーシャルワーカーのコースでは、第1セメスターには全員がトルコのイスタンブールに1週間行き、難民への支援を学んできます。第2セメスターには各自治体のソーシャルワーカーに話を聞いたりします。第3セメスターには低所得層が住むアパート等に出向いて、現実の課題を学びます。第4セメスターには5ヶ月間の実習を行います。国外実習の場合には3回の帰校指導を、国外実習の場合にはスカイプでの指導を行います。第5セメスターから第7セメスターには、グループ活動をしつつ卒論を書きますが、第6セメスターには多職種連携も学びます。
国際的コースでは、ジェーンアダムズのセツルメント論や、パウロフレイレのエンパワーメント理論に基づいた教育を行っているそうです。学生のグループ活動主体の教育で、理論と実践の往還を行っているとのことでした。
写真は、大学の外観(かつては繊維工場の建物)、グループ活動の部屋、ラウンジの装飾。
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2019年8月30日(金)
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デンマークの障害児施設
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デンマークに行ってきました。10年ぶり、2回目の訪問です。
順に視察した内容についてレポートします。
1日目は、障害児保育とグループホームの視察を行いました。保育園は部分的な統合保育をしており、自閉症の子ども8人を保育士、理学療法士、言語聴覚士、心理士などでみています。
一人一人の適応能力を年に3回アセスメントを行い、その結果に対応したプログラムを策定しています。職種間での序列や意見の食い違いもあり、最終的には園長が方針を決定するという話は興味深かったです。
午後のグループホームは、6分野(社会的活動、衛生、からだの動き、栄養と健康、学業、家族とのつながり)の目標が達成できるように、個々人にあったプログラムを立てています。興味深いのは、iPadにその子どもの物語を編集して、子どもがいつでも見られるようにしていたことです。すでにiPadは一般の教育のなかにも浸透しており、デンマークではIT産業が盛んとのことでした。
余談ですが、夜に学生と行ったチボリ公園の空中ブランコに乗ったところ、地上80メートル地点で止まってしまい15分程宙吊りになりました。椅子にシートベルトでくくりつけられているだけで、足下は何もありません。アナウンスのデンマーク語がわからず、思わず5メートル先でブランコに乗っていた人に、「私はデンマーク語が分からない。何があったの?」と英語で叫び、「待っていれば良い」との回答をもらっているうちに、ゆっくり降ろしてもらえたのでホッとしました…。
写真は、子どもたちのプレイルーム、居室前に置いてあるiPad、いつかリベンジを果たしたい空中ブランコ。
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今回の愛知はショートステイでした。会議と帰校指導を終え、いくつかの書類を作成したり諸々の対応をしてきました。
そのなかの一つが猫の餌やり。学校猫が何匹かいるのですが、夏休み中の餌やりをどうするかを教員と学生で対策を練って実行しています。こんど、「猫守り隊」というサークルを立ち上げて組織的に対応しようと話し合っています。それが実現すると、2つ目のサークル顧問といういうことに。こうやって、仕事が増えていくのですね〜。
さて、明日の講演後にはデンマークに旅立ちます。物理的準備を行うなかで気持ちの準備も整ってきました。ゼミ合宿でかなり疲れたので、心身共にケアしながら過ごす日々です。
※大学には写真家になった同級生の写真が届いていました(8月5日の日記)。水平線までの
距離4.5qをテーマにした海の写真で、不思議と心が安らぎます。
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ゼミ合宿では本当に色々なことがありすぎて、私にとっては忘れられない時間になりました。
なかでも最も良かったのは、日本最高峰ともいえるリハビリテーション病院の見学が行えたことです。講義・事例紹介・病院見学・ワーカーさん達と一緒のランチと、きめ細かく質の高い時間を設定していただき、有り難い時間でした。
私にとっては、そこで働くゼミ卒業生が自律したワーカーになっており、それが本当に嬉しいことでした。学生時代には、実習や就職活動で悩みながらも、この病院に就職が決まった時には感動のあまり二人して研究室で号泣したのを思い出します。そんな彼女が、これまたしっかり育っている姿に今日も涙が出る思いでした。
こんな時に、「教師をやってて良かったなぁ…」とつくづく思うのです。
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2019年8月16日(金)
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埼玉県社会福祉協議会研修
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この間、ほんの少しだけ休みました。課題リストをこなすのに案外時間がかかり、夕べは0時過ぎまでパソコンに向かって仕事をし、今日は埼玉県社会福祉協議会の援助技術研修2日目でした。
毎回の研修の「振り返りシート」を書いてもらっています。今日も提出されたシートに目を通していると、参加者の方がとても真剣に学んでくださっている様子がうかがえました。たまにこちらがハッとするようなコメントがあり、新鮮な気持ちになります。来週が最終週。参加者の方々が満足できるよう努めたいと思います。
そして、週末は2ゼミ合同の関東ゼミ合宿です〜。今回は任意のため、当初は数人しか参加しないかと思っていたのに、なんと20人中17人が参加になりました。こちらは迎え入れる方ですが、学生達は交通費を使って愛知から上京します。みんなにとって、思い出深い合宿になるといいですね。
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お休み気分といいつつ、昨日は某県医療ソーシャルワーカー協会のコンサルタントを行いました。
その県での統一ツールを作る活動に携わっており、ベテランワーカーさん達と3時間半話しました。ワーカーさん達が日頃から行っている取り組みをツール作成に生かすべく、熱いブレインストーミングを行い、日頃の成果と同時に頭を悩ませていることについても聞くことができました。ひとまずカオス状態になりながらも、徐々に洗練された形に仕上げていくプロセスは面白いですね。良いものができる予感がします。
そして先ほど、8月末締め切りの原稿4本を仕上げて出版社に送りました。ということで、今から本当にお休みしますよ〜。まずは家族とお墓参りへ!
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昨日は埼玉県社会福祉協議会で講演を行い、ひとまず3日連続の講演は終了です。今回は、とても反応が良い方々が集まってくださり、こちらもやりがいがありました。
ということで、今日からは夏休みをとらせていただきます。
課題リストにある幾つかのタスクに取り組みつつも、家族と過ごしたり、本を読んだり、心身のケアをする予定です。途中でコンサルタントの仕事は入っていますが、来週末の講演とゼミ合宿、大学業務までの1週間はゆったり過ごせます。そして、8月後半はデンマークへ!2年ぶりの北欧がとても楽しみです。
世は三連休、私も久々の連休気分です〜♪
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昨日、今日と実習に関する講演が続いています。
昨日は本学の実習施設と学校側の合同学習会があり、数年後から始まる新カリキュラムを見越した、地域に焦点をあてた実習についてのシンポジウムを行いました。私はコーディネーターとして、最初の趣旨説明と最後のまとめを行い、今後取り組むべき課題の明確化につとめました。
そして今日は、福井県立大学の実習関係者会議で、ソーシャルワーカーの成長と実習の課題について講演を行いました。多くの実習指導者の方々が参加され、熱心に聞いてくださいました。愛知の家から特急で福井に向かい、講演後は金沢経由で北陸新幹線で東京に戻ってくるという、現地滞在3時間、移動時間7時間という長丁場です。
久しぶりに行った福井では、暑さのなか恐竜達が出迎えてくれました!
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さて、今週は日本周遊の講演旅行を行います。
まず、愛知でシンポジウムのコーディネーターを行い、翌日は福井で講演、その翌日は埼玉で講演する予定です。その間に、会議と学生指導を行い、400人の成績をつけ、原稿を書き、書評する本を読むことが課題。
今日は移動前に、有名な写真家になった同級生のオフィスに行きます。1ヶ月前にその人が教えている生徒の展示会を見に行ったのが縁で、購入を検討することになりました。1歳下には世界的なアニメーターもおり(高校時代に絵を教えてもらったことも)、二人とも競争が激しい芸術の世界で大成したのは、なんと素晴らしいことでしょうか。
前職の先生が、「学者は努力すればなれるが、芸術家は努力だけではなれない」ということをよく仰っていましたが、まさにその言葉が頭を過ぎります。今回は、どんな写真に出合えるのか楽しみです。
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そして今日は、恒例の京都で行われるKJ法ワークショップへ。昨夜のテスト監督終了後に向かいました。
今回は「イメージの力」をテーマに、グループでの討論や作業を行いました。このワークショップの面白さの一つは、多分野の人達と同じグループで意見をかわす「異業種交流」ができるところです。今回は、製造業の人、広告業の人、音楽家と、普段接している対人援助領域の人だけでないグループで、多様な視点や意見に出合えました。
そして、京都観光を行う余裕はないのですが、お気に入りのセンスの良いホテルに泊まるのが気分転換になっています。今回も、学びとリフレッシュができて満足です♪
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木曜日は試験監督の合間に、恩師に会いに行きました。
現在はサービス付き高齢者住宅に入居されており、90代半ばになられました。心身ともにお元気そうで、共通の知人の話や昔話に花が咲きました。お部屋にあった、先生がマサチューセッツ総合病院に訪問された際にプレゼントされた、医療ソーシャルワーカー創始者であるキャボット医師が書いた冊子を見せていただいたところ、日本の医療ソーシャルワークの第一人者である浅賀ふさ先生の名前も載っていました。
さらに、サービス付き高齢者住宅の詳細についても教えていただき、印象深く嬉しい時間になりました。また会いに行きます!
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2019年7月28日(日)
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オープンキャンパス模擬授業
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そして今日はオープンキャンパスがあり、我が保正ゼミでは2回の模擬授業を開催しました。教員+4人の学生で、医療ソーシャルワーカーが関わった事例の紹介(セリフの読み上げ)と業務内容の解説、そして医療専修で学ぶ学生達の生の声をお届けしました。
沢山の高校生と保護者の方が熱心に聴き入ってくださり、終わった時には盛大な拍手をもらいました。堂々と自分の意見を述べるゼミ生の姿は、高校生の目にも頼もしく映ったのではないでしょうか。参加して下さった方々と、いつか大学でお会いできることを願っています。
2回公演が終わった後に、「疲れたね〜」と言いながらみんなでかき氷を食べましたが、その顔には達成感が漂っていました。
その他にも沢山仕事をした1週間、さすがに疲れました〜。
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2019年7月28日(日)
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ソーシャルワーク学会研究ワークショップ
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金曜日は日本ソーシャルワーク学会全国大会が千葉県の淑徳大学であり、愛知より出掛けました。昼からの理事会を経て、夜は研究に関するワークショップを開催しました。『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(3月10日の日誌)を発行したので、今年は全員参加型で「研究の問い」を考える企画にしてみました。
どうすれば参加者に分かりやすく伝わるかを考え、何度もパワーポイントの内容を推敲して臨んだところ、参加人数は少なめでしたが「刺激的だった」「満足した」という言葉をいただき、一安心です。
そんななか、2日目に台風上陸と東海地方直撃の報せを受け、急遽、プランBを発動しました。本来なら土曜夜に愛知に戻る予定だったのですが、日曜朝に必ず愛知にいなければならないため、土曜朝に千葉のホテルを出て愛知に向かいました。無事に愛知の家に戻った時には、深い安堵を感じました。。。
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今週も、イベントてんこ盛りの1週間でした。
月曜日、埼玉での講演を終えた後に愛知に向かい、翌日は岐阜からのお客様を迎えてゲスト講義を行いました。今年度は、昨年別々に来てもらったハローワークのソーシャルワーカーさんと、その方の支援を受けて就職をした難病患者さんを同時にお呼びし、ふたりに話しをしていただきました。心打つ内容に、学生達は聴き入っていました。
その後は、校内の海の見えるレストランにお連れして皆さんでランチを。お天気が良い日だったので美しい景色が見られました。昨年はそのレストランが開いていなかったため、地下の学食で食べていただいたので、私としては1年越しの念願がかなって満足です。来年度も、ぜひ講義をお願いしたいと思っています。
※れいわ新撰組の舩後さんが特別枠で当選し国会議員に。頑張ってください!!
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今週は、ソーシャルワーク演習と3年・4年ゼミのクロージングでした。ソーシャルワーク演習と3年ゼミでは、「私は自分が好きです。なぜなら○○だから」と、10分間みんなで話し続けるという自己開示のワークを行いました。
初めて行うワークだったので、教えてもらった人から「何巡かすると学生が照れて沈黙ができるよ」と聞いていたのですが、それは杞憂に終わりました。我がゼミ生達は3〜4回まわってくる自分の番で、堂々と自分を好きな理由を発表するではありませんか。その自己肯定感の高さはあっぱれです!
そして4年ゼミでは、「先生の研究が知りたい」というリクエストに応え、研究者・教育者としての歩みについて語りました。終わってからは「面白かった」と言ってくれ、一安心です。この機会に、山あり谷ありの自らの来し方を振り返ることができ、良い機会になりました。
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2019年7月14日(日)
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大学院修士課程ゼミスタート!
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もう一つは、大学院修士課程ゼミがスタートしたことです。ワーカーの研究支援ゼミが終わった後に、大学院がある校舎に移動し夜に開催しました。
今年度、通信教育課程の4人の院生さんを指導することになり、私を含めて5人全員が女性です。これから始める修士論文の計画を発表してコメントしたり、研究のノウハウについて伝えたりと、初回は2時間の集団指導でした。みんなフラットに意見が出しあえて、熱くて濃い時間になりそうな予感がしています。
それぞれの方が納得のいく修士論文が書けるよう、これまた運命共同体として進んでいきたいものですね。きっと早いうちに、院生さん同士のピアサポート体制ができることでしょう。
※東京では気の置けない友人と優雅な女子会〜♪
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今週も長かった!月曜日から日曜日まで愛知県、そして明日また愛知県へ、ということで私は一体どこに住んでいるのでしょう、という状態が続いています。
今週は楽しいゼミが2つありました。1つは愛知県医療ソーシャルワーカー協会の研究発表支援ゼミです。5月にゼミを開催した後に各自で研究活動を進め、その成果を持ち寄り共有する会を開きました。
今年の6月の日本医療社会福祉協会全国大会で他者の研究発表を聞いたメンバーは、「来年度の今頃は自分達の番だ!」という気持ちが高まったようで、試行錯誤しながらも各自が研究を進めてきました。一通りの報告とコメントを終えた後には、グループに分かれての意見交換会。徐々に相互支援体制ができつつある様子を目の当たりにすると、心強くなります。
次は9月、研究の進展が楽しみです。
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そしてもう一つの企画は土曜日に開催された、大学院修士課程の中間報告会です。私自身は今年度から1年生を担当するので2年生の修士論文にはノータッチなのですが、来年度のこともあるため1日参加しました。
すると、中間報告会は院生の報告後に教員のみがコメントする方針で、それも私が参加した教室には教員が少数だったので、ほぼ全ての報告にコメントすることになりました。となると気を抜けず、16報告を集中して聴きコメントを行う繰り返し。まるで1,000本ノックのようでした。。。その後は1年生との指導の相談会、夜の懇親会とノンストップで走り続けた1日でした。
そして今日は愛知→富山の実家→東京と周遊し、久々に自宅に戻ってきたところです。風邪気味でさすがに疲れました〜。明日は少し休んだ後に愛知へ。また長い1週間が始まります。
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2019年7月07日(日)
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3年ゼミ・4年ゼミ合同企画
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とにかくこの1週間は長く、濃い日々でした。色々なことがあったのですが、特に印象に残っているのは金曜日に開催した医療専修3年ゼミ・医療コース4年ゼミ合同企画です。
3年ゼミは、2つの場面での模擬カンファレンスを行い、我がゼミ生は精神科ソーシャルワーカー役をやり遂げました。4年ゼミは2つのテーマでディベートを行い、我がゼミメンバーは僅差で勝利することができました。
どちらの学年も、頑張って準備に準備を重ねていました。もちろん企画の準備だけでなく、3年生は独自の課題との、4年生は卒論や就職活動との同時並行の取り組みです。学生自身もこれで一段落したと同時に、運営担当者の私としても無事に終わって安堵しています。
みんな、本当にお疲れ様でした!
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午前中、半年ぶりに渋谷の統計教室に行ってきました。ソーシャルワーカーの実践能力指標開発の量的調査集計を終えたので、助言を受けるためです。教室では、方向性を指し示す助言をいただき一筋の光が差し込みました。
以前までは建築途中だった渋谷駅からのペデストリアンデッキがほぼ完成しつつあり、以前のようなどこからどこにつながっているのか分からない状態はなくなっていました。方向音痴の私にとっては大いに歓迎です!お洒落なカフェが入っているビルも完成し、また一つ渋谷に行く楽しみが増えました。
午後からは原稿書きを行い、一定の目星がつきホッとしているところです。明日から、また長い1週間がはじまります。
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2019年6月28日(金)
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模擬カンファレンス予行演習
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今日は、来週の金曜日に迫った、医療専修3年ゼミの合同模擬カンファレンスの予行演習でした。今年度、私のゼミは地域活動支援センターの精神科ソーシャルワーカー役を担うことになり、ゼミ生達がかなり根詰めて準備をしているところです。
予行演習では、役割を担う人達が壇上にあがりカンファレンスの場面を再現するのですが、みんなかなり緊張しており、最初からスムーズにできるわけではありませんでした。でも、教員のコメントを受け、きっと来週の本番にはグレードアップしてくれると思っています。
1つのゼミだけでなく合同で実施するイベントがあると、互いに刺激しあったり助け合ったりと、「連携」とはどのようなことかを実体験できるので、とても良い機会になっている気がします。
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2019年6月28日(金)
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ベテラン医療ソーシャルワーカーの実践能力
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昨日、私が最も信頼するベテラン医療ソーシャルワーカーさんのインタビュー調査を行いました。その人は、以前から「全国で3本の指に入る高い実践能力をもった医療ソーシャルワーカー」と思っている人で、私の友人でもあります。
調査では、3つの事例をお話しいただいたのですが、どのケースも行っていることが凄すぎて、感服するばかりでした。そして、ワーカーの実践能力の完成形はこのようなことだと、広く示したい気持ちでいっぱいです。
でもインタビューが終わったら「幼なじみ」のような関係なので、カフェでお薦めのパンケーキをシェアしながら、楽しい時間を過ごして帰ってきました。
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今日は、2つ前に勤めていた国立大学時代のゼミ生との同窓会でした。2006年に卒業したメンバーは30代半ばになり、立派な中堅として働いていたり子育てしていたり、皆それぞれの生活を送っていました。
ゼミ長が持ってきた当時の交換日記の位置づけをもつ「ゼミノート」の最後には、「2010年の私へ」という抱負を全員が書いていました。当時としては4年後ですが、今となっては9年前になります。そのノートを見ると皆の思い描いた未来が描かれており、夢がかなった人もいれば少し違う未来にいる人もいます。ですが、みんなが元気で集まって、そんなことも話し合えたことがなにより嬉しいことでした。
みんなそれぞれに自律しており、他の人も尊重するところは10数年経っても変わらず、「ほんと、このゼミは好きだなぁ〜」としみじみ感じた一時でした。
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今週も長い1週間でした。先ほど愛知から東京に戻ってきました。
週の初めには「フォーラム愛知幹事会」なるものが開催されました。本学と実習などで御世話になっている愛知県内の社会福祉法人の理事長や施設長の方々と、本学の管理職(理事長、学長、副学長、実習教育センター長等)が一堂に会し懇談を行うものです。
実習教育副センター長である私も出席しました。初めて参加者の方と顔合わせを行い、こんなところでも大学と社会福祉法人とが結びついていることを感じた次第です。
着任2年目にして、今でも沢山の「初めて」の体験があります。初年度は委員会の仕事が1つだったのに対し今年度は一挙に5つに増え、さらに大学院担当や新たな講義が2コマ増えました。もしや増える一方では、とちょっとドキドキしています。
※なぜか大学に向かう丘には春のコスモスが。。。
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今日は、ある医療ソーシャルワーカー協会のMSWの集まりで、コンサルタントを行うため大雨のなか移動。数ヶ月前からワーカーさん達とコラボを行っており、ミッション達成にむけての熱いブレインストーミングを3時間にわたって行いました。メンバーがベテラン揃いなので、話しの内容が豊富で、ヒシヒシと現場の実状が伝わり、こちらも刺激を受けました。
その前後には、業務で提出する履歴書を作成していたのですが、いつもは西暦なので、初めて「令和」と書きました。履歴書には「昭和」「平成」「令和」と三つの元号が記されており、なんだか長生きしたような気分になりますね。過去5年間の履歴書を書くのにも、かなり時間を要しましたが、なんとか腰痛はおさまっていて一安心です。
明日の休日は晴れるといいですね。。。
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先週から今週にかけては、先日痛めた腰の調子が悪化して難儀しました。腰が痛いと姿勢まで悪くなり、気分がシャッキリしません。そして、運動もできなくなってしまいました。
痛みがピークの月曜日には長時間の講演があり、腰を押さえている姿を見かねた事務局の方が湿布を買って貼ってくれました。さらに、その夜には腰のサポーターも購入し、早速巻いてみることに。すると2日くらいで回復し、木曜日にはまたジムにも行けるようになりました。普通に歩けるのはとても有り難いことですね。今後は気をつけたいと思います。
そんななか、先日行った常滑のタイル博物館で買ったタイルと板で、研究室のネームプレートを作り飾りました。学生達から「クオリティが高い!」と言われ、ちょっと気分が上がっています〜♪
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2019年6月09日(日)
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日本医療社会福祉協会全国大会
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川崎市で、日本医療社会福祉協会全国大会が開催されました。私は科研費研究である「事例のメタ分析に基づくベテラン医療ソーシャルワーカーの実践能力」を発表しました。
1,000人の参加者のもと、3部屋の会場で3つの分科会にわかれて発表をしたため、約300人が聞きにきたことになります。社会福祉系の学会と異なり、発表時間が10分なのでかなり的を絞った発表が求められましたが、時間ぴったりに発表を終えることができたのでスッキリしました。
小さな会場なので参加者の顔が見えたため、本当に多くの方々と再会したりご挨拶でき、卒業生にも会えたのが嬉しかったです。
夜は中華街での打ち上げ会。一仕事終えた後の食事はとても美味しく、楽しい女子会の時間となりました♪
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2019年6月08日(土)
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模擬カンファレンスの準備
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我が医療専修恒例の3年ゼミ模擬カンファレンスまで、あと1ヶ月となりました。昨年度我がゼミは精神科医役を行ったのですが、今年度は精神科ソーシャルワーカー役を行います。それも2つのカンファレンス場面で行うため、2回登壇するのです。
学生達は事例に出てくる施設に見学・インタビューに行ったり、専門用語を調べたり、DVDで病気の学習をしたりしています。おまけに、それとは別の医療機関見学が入ったり、講義のヘビーな課題に取り組む必要があったりと、慌ただしい毎日のようです。
私はそんな3年生に必要に応じて対応しつつ、4年生の就職・卒論対策の面接がぎっしり入っており、昨年度の講義の合間が数時間空く生活とはほど遠くなってしまいました。
そんななか、念願だった常滑の「見守り猫・とこにゃん」に会いに行き、少し元気がでました!今日はこれから学会発表です。
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2019年6月02日(日)
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パソコン仕事とメンテナンス
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この間、原稿執筆から遠ざかっていたのですが、週末に時間がとれたので、いつも持ち歩いている執筆要綱を見直し原稿執筆に取りかかりました。今回はやさしく読みやすい文章にする必要があり「大丈夫かな?」と思って書きはじめましたが、案外できるものですね。
気がついたら昨日は休憩なく午後から夜まで書き、今朝起きたらいささか腰痛が。。。加えて本日の午前中も講演資料とパワーポイントを作成した後に、いつもの身体のケアに行ったところ「パンパンに腰が張ってますね。同じ姿勢を続けずに、たまに身体を動かしたほうがいいですよ」と言われました。
自分では「昔できたから」と思っていても、身体には正直に出てしまいますね。ということで、動いてはメンテナンスを行うという毎日です。
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今週はひたすら仕事でした。4年生の就職と卒論の個別指導を導入してから空き時間がなくなり、大学にいる間はビッシリと予定が入っています。
そんななか、事務室の人が椅子替わりに使っているバランスボールが気になり、購入してみることに。「肩こりがなおりますよ」の一言が決め手でした。一生懸命に空気を入れてみたものの(1回では入れることができず2日がかりで)、自分ではまだ本格的に使っておらず、もっぱら研究室を訪れるゼミ生に座らせています。
体感が鍛えられる、バランス感覚が向上する等の効果があるようですが、そのうちに効果は現れるのでしょうか。肩こりに効くことを願って、来週から使ってみることにします!
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2019年5月26日(日)
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日本社会福祉学会春季大会
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本日、東洋大学で開催された日本社会福祉学会第67回春季大会のシンポジウムテーマは、「ソーシャルワークの価値再考〜『個人の尊厳』の根拠をどこに求めるか〜」という壮大なものでした。本学の先生達が登壇されるということで、楽しみに聞きに行きました。
テーマが大きくて核心に迫りきれませんでしたが、十分に刺激的な時間になりました。とりわけ、初めて生で聞く熊谷晋一郎先生の話しには説得力があり、「やはり賢い人の話は違う!」と何度も感銘を受けました。学会では、過去・現在・未来にわたって様々な関わりをもつ多くの人達に会えたのも良かったです。
今回、大きく広げた風呂敷ですが、今後ストンと腑に落ちるよう、また学会で議論を積み重ねていってもらいたいなぁと思います。
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2019年5月25日(土)
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第2回研究発表支援ゼミナール
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本日は、2回目の研究発表支援ゼミナールでした(4月19日の日記)。ゼミ前に有志で食事会をしたので、1回目よりは雰囲気が和らいできました。
そして、1ヶ月かけてメンバーが書いてきた研究計画の公開添削です。事前にこちらで添削した計画書は送ってあるため、全員が目を通してきています。3時間のゼミの時間には、私からの全体講評と各人のプレゼン&質疑応答・コメント、そして今回事務局を担っている文献検索が得意なワーカーが、先行研究の調べ方についてレクチャーをしました。
少しずつではありますが、参加者にとって研究が進みつつあるという感覚が持てたのではないかと思います。そして、参加者同士の相互支援関係も形成されてきているので、とても心強いです。次回は進捗状況の報告会。どのような展開になるか楽しみです。
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2019年5月19日(日)
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日本ソーシャルワーク学会研究ワークショップ
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今日午後の日本ソーシャルワーク学会理事会に先立ち、夏の全国大会で7月26日に研究ワークショップを一緒に行う先生と、ランチミーティングをしました。先日、『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』(3月10日の日記)が出版され、今後はこのガイドブックを活用しながら専門職団体とのコラボによるワークショップを行う予定を立てています。
学会全国大会でのワークショップは2年前から取り組んできているもので、毎年、担当者のカラーが出ます。今年度は、私ともう一人の女性研究者が担当になり、主に実践研究における「問い」を立てることに主眼をおき、グループ討論も取り入れた全員参加型のワークショップの展開を考えています。これから、「研究をやってみたい」と思える内容につくりあげていくことが、私達のミッションです。
学会員の方もそうでない方も、研究に関心を持っている方は奮ってご参加ください!
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2019年5月18日(土)
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いちごの会とシンポジウム
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今日は大阪でした。
午前中は、アルコール依存症者の回復支援を行っているリカバリハウスいちごへ。以前、本を読み感銘を受けてから、いつか訪問してみたいと思っていたのです。そしてこの度大阪に行く予定があったので、その前に立ち寄らせてもらいました。スタッフさんと今年度のゲスト講師の打ち合わせをしつつ、アルコール依存の方のミーティングにも参加させていただき、とても学びの多い時間でした。
そして午後は、大阪医療ソーシャルワーカー協会の総会前に行った、シンポジウムに登壇しました。「ソーシャルワーク教育における『大社連携』の可能性」というシンポでは、私の医療ソーシャルワーカーの成長プロセスの報告、大学教員からの医療ソーシャルワーカーの養成教育の報告、ベテランワーカーからの新人ワーカー教育の報告と、三者の内容が噛み合っており面白い時間となりました。
とはいえ、相変わらず新しい土地に行くとナビを見ても道に迷うという、方向音痴ぶりを確認した旅でもありました。。。
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昨日、家に帰ったら査読論文2本が載った研究誌が届いていました。これまで20本近く査読論文を書いてきましたが、やはり出版されると嬉しいものです。しかし、毎回出版までの過程は一筋縄ではいかず、無修正掲載はほんのわずかで、ほとんどが修正後再査読、そして何本かは不採用になりました。指導教員が得られなかった時代には、査読誌への投稿が私にとって大切な「指導の場」でした。
査読コメントは勉強になるものもあれば、不条理さにがっくりという場合もあります。でも、感情も頭も使う毎回の査読経験は、今、査読や研究指導を行ううえで大きな財産になっています。何度も荒波に揉まれるなかで、少しずつ研究能力や研究評価能力を身に付けてきた気がします。
とはいえ、少しサボるとそんな力はすぐに錆び付いてしまうので、これからも定期的に査読誌に投稿していく予定です。それが、他者の研究を評価・指導する者として最適なメンテナンス方法ではないかと思っています。
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2019年5月11日(土)
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ゲスト講師のコラボ企画
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先ほど、朝から夜まで3つの研究会(他教員の大学院ゼミ、恩師の医療・福祉政策塾、科研費研究会)を経て帰京しました。今週も長い1週間でした。月曜日の日本社会福祉学会の委員会後に愛知に向かい、授業、会議、研究会、ゼミコンパと盛り沢山。
なかでもワクワクしたのは、7月に大講義のゲスト講師でお呼びする方々と、岐阜駅で打ち合わせを行ったことです。昨年度は、前期にハローワークのソーシャルワーカーで数十年来のお友達をお呼びし、後期はその方の支援を受けて就職した難病患者さんをお呼びしました。
そして今年度はお二人に同じ日に来ていただき、それぞれの立場から語ってもらうコラボ企画にしました。昨年度、それぞれに心を打つ話をしていただけたので、今年度もさらに学生の心に響く時間になるのではないかと思っています。
懐かしいJR岐阜駅が新しく綺麗になっているのを見ると、岐阜で働いていた25年前からの時間の流れを感じました。とってもお洒落なお店があり、美味しいパンと出会えたのはラッキーでした♪
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今日は、静岡での調査データ分析でした。ベテラン医療ソーシャルワーカー2人、研究者2人の4人で、面接調査データの分析を行っています。
研究テーマが「ベテラン医療ソーシャルワーカーの実践行動と根拠の解明」のため、そこで展開される実践を読み解くには、やはり実践の機微やワーカーの判断過程がわかるベテランワーカーの力を借りないと、自分一人では深みがでないと思っています。
すでに何度も集まり合宿も行ってきたチームなので、気心が知れており遠慮なく意見が出しあえるのがいいですね。加えて、終日行うために美味しいランチとおしゃべりがセットになっています。今日もしっかり分析をしつつ、次回への課題を明らかにしました。
いくつかの研究に取り組んでいますが、やはりこれが一番自分らしく面白いテーマだと感じています。
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2019年5月03日(金)
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ソーシャルワーク実習演習研究会スタート!
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いよいよ、ソーシャルワーク教育学校連盟東海北陸ブロックのソーシャルワーク実習演習研究会がスタートしました。
思い起こせば、18年前に関東で最初の社会福祉援助技術演習研究会を立ち上げ、数年間運営し、解散。また数年前に関東で研究会を立ち上げ、私の勤務先エリア替えにより代表を辞任。そして、私のなかでは愛知の大学に赴任したら実行したいことの3本柱の1つとして、この研究会の立ち上げがありました。赴任して1年余でそれが実現でき、大変嬉しく思います。
なにより、本日は20名近くの方々が熱い想いを持って集い、立場もポジションも地域も超えて、フラットに意見を出しあうことができました。何とも心地良い滑り出しで、今後への期待大です。目指すは、予定調和でなく、多様性があり、何かを産み出す「教える側の学びの共同体」。教員であってもなくても、地域を問わず参加者募集中です!
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本日は、1月20日の日記で書いた、ある県の医療ソーシャルワーカー協会で実践能力評価票を作成するための研究会がありました。他県に続く二回目の取り組みで、私はその取り組みに対して助言やサポートを行うコンサルタントの役割です。
このように、この数年、いくつかの県協会でコンサルタントを行う機会が増えてきました。これはスーパービジョンとは異なる、研究者としての専門性を生かした取り組みです。
以前より、6年しか現場実践に携わってこなかった自分が、深い実践知や技術を有しているワーカーさん達に対して、提供できることは何だろうと考えてきました。その結果、研究者としての力量を活かしたコンサルテーションを行うことが、最も適切ではないかと思い至るようになりました。
今回も、現場実践者と研究者とのコラボレーションにより、良い成果を出したいものですね。
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一方、4年生は就職活動が始まっています。一般企業のみならず医療機関の就職試験も、スタートしました。これまでのように(昨年度だけは4年生を担当していないので例外)、個別に履歴書や小論文指導も始めています。
本学学生は、指導すればするだけ伸びていくので、指導の甲斐があります。そして、4年生とそれまでの学年との質的違いの大きさを改めて感じています。就職活動に卒論執筆、国家試験の受験勉強に4年生実習と、色々なプレッシャーを受けながら未来を切り開くために前進していかなければなりません。
そんな時期に必要なのは、学生同士の横の支え合いと、心理的ケアも含めた教員の実質的サポート&適度なストレス解消です。昨年度以上に時間を割いて、学生サポートにつとめたいと思います。
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今年度の3年ゼミでは、藤井博之先生ゼミと一緒に合同見学会を開催することにしました。我々が選りすぐった愛知・岐阜・静岡の医療機関に加え、関東での見学会を任意で設定しました。
お金がかかるのであまり人数が多くないかと思いきや、ほぼ全員に近い学生が参加することになり、大所帯に。今のところ、国立ハンセン病資料館や国内随一のリハビリテーション病院の見学を予定しています。加えて、私の得意な浅草もんじゃ&スカイツリー見学も。
昨日はその準備のために集まり、様々な係を決めました。すると、各自が積極的に役割を担い、面白いようにどんどん事が運んでいきます。こんな雰囲気のゼミはとっても良いですね。事前学習と事後学習もしっかり行い、「考えること」と「行動すること」が融合する理想型に近づけられたらと思っています。
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もうすぐ10連休ということですが、講義や会議や研究会が入っており、全く10連休ではありません。今日も午前中は学術会議の分科会で、「なんで休みの日までこんなに活動しているのだろう。。。」と思ったら、無性に故郷に帰りたくなりました。
しかし、もともと連休に帰る予定はなく、すでに列車は満席だろうと思われました。が、そこで閃いたのが高速バスでの移動でした。出発地から故郷までの列車移動とバス移動の時間は同じであり、かつ乗り換え無しで料金は3分の1。
いくつか入っていた予定もやりくりでき、わずかなすき間時間が確保できました。そして、ピンポイントな私の予定にあうバスが、奇跡的に往復で予約できたのです!どれほど疲れるかわかりませんが、結果が良ければ今後もこの方法を使うことにします。
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2019年4月19日(金)
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研究発表支援ゼミスタート!
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昨日、いよいよ愛知県医療ソーシャルワーカー協会の研究発表支援ゼミがスタートしました。来年度、愛知で開催される全国大会で実践研究を発表したいワーカーが集まり、徐々に研究を組み立てていき、私がサポートを行うというものです。ゴールは1年先の口頭発表!
日頃、研究とは質が異なる仕事をしている人達にとって、なかなかハードルが高い取り組みではないかと思ったのですが、ゼミの事務局を行っている県協会副会長の「参加された方は底力があり、みんな一皮むけたい人ばかりだから大丈夫」という言葉に、大いに励まされました。
昨日、すでに船は漕ぎ出してしまったので、あとは無事に港に到着するまで、参加者も事務局も私も運命共同体です。最終的には、みんなで一緒に達成感が味わえるよう進んでいこうと思います。
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今週は、本格的に授業が始まったこともあり、なんだかとても長い1週間でした。月曜日夜の研究会から始まり、本日の午前・午後の研究会を経て東京へ。初回講義が一巡する週だったので、とりわけ長く感じたのかもしれません。
なかでも、沢山の面談を行いました。3年ゼミ・4年ゼミの個人面談を春と秋に入れることにし、今週は主に4年生と会うことになりました。4年生は就職活動・卒論・4年生実習・受験勉強と行うことが多いので、1人と話すのにも時間がかかります。でも、一人一人とじっくり話してその人のことが少しわかってきたので良かったです。
また、今年度からよさこいサークルの顧問も引き受けることになり、役員の学生との面談もありました。さらに1年後の校務も頼まれたりと、ジワジワと仕事量が膨れてきています。なんとか自分でコントロールできる範囲に留めるようにしなければ、ですね。
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ありがたいことに、某出版社から医療ソーシャルワーカーの離退職とストレスケアの本を出すことが決まりました。今日はその打ち合わせの会議を行いました。
本の章立てや執筆者、スケジュール等、決めなければならないことが山積みです。それらを一つ一つ議論しクリアしていくなかで、全体の方向性やイメージが鮮明になっていきました。
「この感覚、どこかでいつか感じたことがあるなぁ」と思ったら、ふと高校時代に行っていた演劇に似ていることを思いつきました。最初はただの台本があり、読み込むうちに感情移入し、役になっていく。そして舞台当日は、それまでの全てを統合して開花させていく。本もそう。最初はバラバラだった思考の断片を編みながら、統一性のある成果物を産出する。いずれも最終的に(うまくいけば)達成感が伴います。
ただ、演劇は一回性で本は手元に残ることが違いですが、何かを創造する点では共通していますね。そして、プロセスの面白さを一度味わうとやめられなくなってしまうのもまた同じです。今日の会議で刺激を受けたので、頭のなかもぐるぐる巡りはじめました。
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昨日から授業が始まりました。
昨日は新しい授業も含めて3コマ連続だったので、さすがに疲れました。2限目はゲスト講師のリレー講義でコーディネーター役になったので、様々な講師のお話が聞けそうで楽しみです。また、3限目の3年生ゼミ、4限目の4年生ゼミはどんな展開になるかワクワクドキドキしています。楽しく思い出に残るゼミにしたいものです。
そして今日は大学院の通信教育課程スクーリングで、教員と院生との顔合わせでした。例年以上に多くの院生が入学したとのことで、部屋中にやる気と活気があふれていました。そのような場に加えていただきとてもありがたいです。ようやく「学びの共同体」に辿りついた感じがしています。
そんなかんじで、期待に胸を膨らませながら着任2年目のスタートをきりました。
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ピンポイントで東京に戻っています。今日は自宅でいくらかの仕事をしました。
昨年度より担当している日本ソーシャルワーク学会のメールマガジンを編集し、査読論文の校正を行い、2週間後から始まる医療ソーシャルワーカーを対象とした研究支援ゼミの資料を作成しました。
その合間に、コンタクトレンズを購入しようと出掛けたのですが、そのお店は水曜日がお休みだったのです。がーん。。。でもせっかく上野公園付近に来たのだから、先日は足を踏み入れていなかった公園に少し寄っていこうではないかと中に入ってみました。
すると、平日の昼間のせいか思ったより人は多くなく(※この場合は1日に20万人来た時が基準)、せいぜい数万人といったところ。そして何より満開の桜が出迎えてくれました。美浜で桜が見られない分、しっかりと目に焼き付けた午後になりました。
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この数日間はイベントの日々でした。年度末には、推薦入試で入学してくる学生の集いがあり、入学前の人達とグループ討論などを行いました。そして4月1日の入学式、本日の新入生オリエンテーションと、大きな行事が目白押しです。
でも、昨年の今頃と比べたら気持ちのゆとりが全く違います。昨年の今頃は、新しい環境に慣れず半分ホームシックになりながら最初の1週間を乗り切りました。でも今はすっかり「自分の学校」になり、2年目にして管理職就任の辞令をもらった次第です。授業は今週末からで、新たに担当する大学院と大人数ゼミが楽しみです。
一つ残念なのは、大学に向かう坂道にほとんど桜が咲いていないこと。今から20年前には咲いていたため、入学式で大学院生代表で登壇した際に、「今日、私は8年ぶりに美浜の桜を見ました」と言った覚えがあるのですが、一体どうなってしまったのでしょう。。。大学の坂道だけは冬のまま時間が止まっているようでした。
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土曜日から風邪をひいて臥せっていました。薬を飲んで、眠って、起きて少し机に向かい・・・という繰り返しでした。昨日は一歩も外出せず。
が、今日はようやく回復の兆しがみえてきました。久しぶりに、マスクをつけて隣町まで歩いて買い物に行くことができました。気がつくと桜満開ではありませんか!平日の昼間にも関わらず、上野公園付近の人混みといったら・・・いつのまにか季節に取り残されていました。桜のピンク色が眩しく映りました。
明日1日でもう少し回復して、明後日から始まる仕事に間に合わせたいと思います。いよいよ新しい年度になりますね。
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この3日間は研究会三昧でした。
1日目は、本学のスーパービジョンセンターの5年間の成果報告会があり、終日参加しました。私自身はセンターに所属しているものの今年度からの赴任のため、研究活動は行っておらず今回は聴衆として学びました。
2日目は、来年度立ち上げる実習演習研究会の打ち合わせです。関東甲信越ブロックで数年間主催してきた研究会を今度は東海北陸ブロックで展開します。
そして3日目は、午前中は大学院ゼミで私の本の輪読会、午後は医療福祉研究塾で研究発表を行い、先生とゼミ生からのコメントをもらいました。研究発表では、自分一人では気づかない点を指摘していただき、とても貴重な機会でした。
しかし、この間の疲れがでたのか風邪をひいてしまい、夜の懇親会は欠席して早々に東京に戻ってきました。新年度までに体調を整えたいと思います。
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南の島から戻ってみると、今年度の研究成果が形になっていました。一つは3月10日の日誌に書いた『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』が自宅に届いていました。手に取ると、感慨ひとしおです。もう一つは、難産だった査読論文の採用通知が届いていました。ようやく安堵。。。
大学に提出する今年度の研究業績報告書を書いたところ、成果物として結実したものはそれほど多くはなかったけれども、設定した7課題は着実に進めてきたことがわかりました。形になるのは来年度の予定です。
そしてこの間最も収穫があったのは、この度の海外一人旅でした。昨年は家族と行ったので、今年は一人で行ってみました。これまでも現地への往復のみ一人は何度か経験したのですが、旅の行程中ずっとは初めてでした。が、案外できるものですね。市内の地下鉄を駆使して行きたいところに全部行ってきました。その国のルールに則り行動することが旅のセオリーなことを実感。毎年行って深めたいと思っています。
※この太陽は東シナ海に沈む夕日
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人生で何度かベストショットと言える瞬間があるならば、昨日もまさしくその日でした。
私達子ども世代が高齢の親世代を招待し、親たちが育った岐阜の地で集まりました。皆さん、あちらこちらに不自由な部分がありつつも、80代、90代の親たちが7人も揃って泊まれたのは、本当に有り難いことだと思います。
発案者の従姉妹と私は、「親が元気なうちに感謝を伝えたい」という思いで企画を準備しました。数十年ぶりに再会した人もおり、みんなが満足できて良かったです。
これから何回集まれるかわかりませんが、今回のことは記憶に焼き付けておきましょう。今朝の美しい朝日も、集いに華を添えてくれました。
※濃尾平野にのぼる朝日
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あと半月あまりで新年度がやってきます。そのため、このところ新年度の準備を行っています。すでに授業のシラバスは入力済みで、来年度にむけた諸々の会議が開催されます。
先週はソーシャルワーク演習の会議が行われました。今日はこれから、数年間ずっと行っている研修の打ち合わせにでかけます。明日以降にはソーシャルワーク実習の会議や、来年度初めて担当する大学院オリエンテーションが開催されます。
まだ年度が変わる実感はないけれど、時間だけは確実に流れていきますね。この季節には、いつもやり残したことがあるような気分になってしまいますが、自分が行ってきたことと積み残したことはきちんと評価しなければなりませんね。とりわけ、自分を低く見積もる傾向があるので、こんど冷静に評価をしてみたいと思います。
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いよいよ4月に、念願の本『ソーシャルワーカーのための研究ガイドブック』を出版する運びとなりました。思い起こせば、2年半くらい前でしょうか。岩間伸之先生と一緒に、「ソーシャルワーク学会で本をつくろう」と始めた取り組みでした。
その時の願いは、現場実践者の方々が身近で研究に取り組めるように、わかりやすいものにしよう、そして本を出したあかつきには研究方法のワークショップも行いながら、版を重ねて読み継がれるものにしよう、というものでした。その半年後、岩間先生は天に召されてしまいましたが、必ず先生のご遺志を受け継ぎ形にしようと思いました。
企画書を書き、何度も編集委員会で協議し、出版社に足を運んで打ち合わせを行い、執筆者に依頼し、その過程で生じた諸々の事柄に対処し、ワークショップを行い、校正を行い、索引を付け、値段や広報について検討し、装丁を決め…。
沢山の思い出と熱い想いが詰まっています。多くの方にご覧いただきたい本になりました。
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今週は、我が3年ゼミと身延山大学3年ゼミとの合同学習会がありました。もう10年近く行っており、互いに学習した成果を持ち寄って発表し交流するというものです。そして夜は交流会です。
ただ今回は、私のゼミが初年度であり全体でもかなり少人数だったため、県内の医療機関見学になりました。私の同級生が医療福祉相談部門数十人のトップを行っている基幹病院と、昔実習指導を行った人がコアになって働いている医師会での見学をさせてもらいました。院内外の業務の取りまとめと、地域における機関間に橋渡しをする業務の実際を知ることができ、とても学びの多い時間となりました。また、昔なじみの2人の頼もしい姿に出会えたことも、また収穫でした。
身延山大学ゼミとの合同学習会は今回が最終回。今後は、違った形でこのような取り組みを続けたいと思いますが、みんなが満足できた見学となり良かったです。
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先日、同じ専修の先生が退職されることになり、送別会を行いました。大学に赴任されて10年、長くもあり短くもある年月ですが、まだ1年しか一緒に活動していない私には想像もできないほどの御苦労や喜びがあったことと思います。これからは新たな道に進まれますが、納得のいくお仕事をされることを願っています。
その関係で、先生のゼミ生を来年の我がゼミでお引き受けすることとなりました。そのため、4年ゼミ生が一挙に3倍に!みんな仲良くやってほしいものです。
そしてふと気がつくと、この送別会も含め2月・3月で私が幹事を行っているパーティーが6件もありました。何気なく企画・組織・運営をやっていて気がついたら複数になっており、自分でも驚きました。やはり根っからの「事務局体質」なのかもしれません(笑)。
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今、大学では日本生命財団より40周年記念特別事業の助成金をいただき、地域包括ケアのあり方を考える研究会を行っています。多学部の教員で複数プロジェクトを作っており、私も地域包括ケアのアセスメントシート作成分科会のメンバーに入れていただきました。成果は秋以降に発表する予定です。昨夜は月1回の定例会で、その後に東京に戻ってきました。
今日は、昨日もらった関係機関のアセスメントシート20数種類の整理を1日かけて行いました。1枚1枚からアセスメント項目を抽出する作業なのですが、やってみると少し傾向が見えてきます。途中で腕が痛くなったけれど、なんとか8時間で仕上げることができました。
やりたいこと・やらなければならないことが沢山あるけど無理がきかないので、いかに効率よく質の高い成果を出せるかが鍵になります。とにかく、集中できる時間の確保が重要です!明日は、東京での会議の後に愛知に舞い戻ります。
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2019年2月24日(日)
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グループスーパービジョン入門研修
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今日は、認定社会福祉士認証・認定機構が主催するグループスーパービジョン入門研修でした。
午前の講義に続き、午後はグループスーパービジョンのデモンストレーションを行います。私は「おどおどタイプのスーパーバイジー」役で、元演劇部の腕が鳴りました。ライブ感あふれるロールプレイができて、とても面白かったです。
多数の受講者からは、スーパービジョン方法について学びたいニーズがひしひしと伝わってきて、まだまだ時間が足りない感じです。
いつもは講師1人対受講生という関係で研修を行うのですが、今回は講師陣がチームで臨んだことで、また異なる達成感を味わうことができました。講師陣も受講者も、ともに熱い時間となりました。
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この間、毎日音楽を聴きながら、ベテラン医療ソーシャルワーカーの実践知に関するインタビューデータの整理を行っています。その合間にお洒落なカフェに通ったり、御世話になった先生の送別会を行ったり。
これまでも細切れにデータ整理に取り組んではきましたが、いつも時間に追われていたため、落ち着いて取り組むのは久しぶりな気がします。集中すると新しい発見や考えが湧いてくるので、やはり大事だなと思いました。来年度は授業の準備に追われないので、今年度よりも研究にあてる時間を増やしたいと思います。
と言いつつ、こんなのんびりした時間は今日でおしまい。明日からは連日の会議や研修があり、その後はまた愛知と東京の往復が始まります。この4日間は乾いた心身を潤す、オアシスのような日々でした。
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疲れがたまっていたため、ゆっくり過ごしております。そんななか、今日は意を決して確定申告へ。インターネット申請もできるのですが、新たな用紙を添付しなければならず、問い合わせたいことがあるため会場に出向きました。
すると、なんと最初から最後までの時間はトータルで2時間半!全て立ちっぱなし。おまけにかなりの支払額…確かに昨年は沢山仕事しましたよ。そして、研究費が豊富にあったから必要経費は少な目でしたし。不満を言う筋合いは全くございません。
でも、疲れました。。。講義や研修で4時間半立っていても平気なのに、なぜこんな時は疲れるのでしょう。「次こそはインターネットで」と毎年のことながら思っています。
帰りは行きつけのカフェで一休みしながら、家に戻ってきました。
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今日の午前中は、もう10年以上行っているテクノエイド協会での福祉用具プランナー研修を行いました。参加者の方々のノリが良く、瞬く間に3時間が過ぎました。そして午後は、社会福祉学会の若手・女性研究者支援検討委員会で対応策の検討を行いました。
会議後には、大学教員になった昔の教え子と一緒に20分で着く最寄り駅に向かったのですが、なぜか知らない街に迷い込んでしまいました。でも二人ともこの状況を面白がりあえて地図を見ずに、いろいろとおしゃべりしながら勘を頼りに40分歩いて駅に到着しました。いつもは一直線に目的地に向かうのですが、たまにはこんなエアポケットのような時間もいいなぁと思います。
そんなふうに思えるのは、きっと嵐のような日々が一段落し、心に余裕が出てきたからなのでしょう。久しぶりに家にお花も飾りました。明日からは少しゆっくりします。
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2019年2月16日(土)
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三重県医療ソーシャルワーカー協会での講演
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というわけで、毎日「東京−愛知間」を行き来しています。この3日間ずっと新幹線に乗りっぱなしの状態。さらに今日は足を伸ばして三重県津市まで行き、医療ソーシャルワーカー協会研修会で講演を行いました。
講演後に行った討論のグループ分けが上手くいき、皆さん活発に話し合ってくださいました。集まった方々の雰囲気も良く、日頃から良い関係が構築されていることがうかがえます。
講演も「生もの」なので、様々な要素によって影響を受け、常に達成感があるわけではありません。ですが、今日は完全燃焼できてストンと腑に落ちる感覚がありました。なので、東京向かう車中は満足感に包まれて過ごせて良かったです。
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1年に何度か『なぜこんなスケジュールにしたのだろう。。。』ということがありますが、今もまさにその最中にいます。
今週は、夜までのスーパービジョン検討会後に今年度の成果報告書を仕上げて送り、翌日は静岡で調査分析を行いました。その後愛知で数日間大学の仕事を行った後、今夜の列車で東京に戻りました。明日は関東で講演を行い、その足で愛知の家に。翌日は三重で講演を行い、その後東京へ。その翌々日には東京で講演を行うという、自分でも整理がつかないスケジュールになってしまいました。もともとは三重の翌日に愛知で校務があったのですが、運良く無くなったことは「不幸中の幸い」といえるでしょう。
今も「旅の途中」のような感覚です。来週は、落ち着けるので学びに専念したいと思います。
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2019年2月09日(土)
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GEAHSS シンポジウム
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東京で雪が舞った今日は、どうやら三連休の初日らしいです。
私は日本学術会議講堂で行われた、人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)の運営委員会とシンポジウムに1日参加していました。昨年の3月31日に日本社会福祉学会の若手・女性研究者への取り組みをシンポジウムでは発表しましたが、今年度は聴く側にまわりました。
この会に出ていつも思うのは、まだまだ女性(若手も)研究者の地位が低いことと、運営側の先生方の女性研究者の地位向上への熱意は並々ならぬものがあることです。また、社会福祉学分野は学問分野のわずかな領域にしかすぎず、広くて深い様々な分野があるということと、それに携わる人々が大勢いるという俯瞰的な視点も与えてもらえます。
同時に、身近な学会や大学内外での取り組みを進めていかなければと、決意を新たにする機会となっています。
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3月末に発行する、日本ソーシャルワーク学会編のソーシャルワーカーのための研究本の作業も追い込みに入りました。今日は、出版社に籠もって索引付けを行いました。
おおよそ300ページの本に目を通し、索引に載せる用語を1ページずつ拾っていく作業です。3時間半、休憩無しの缶詰状態で一気に終えたらさすがに疲れました。
通しで読むと、執筆者によって難易度の違いや用語の不統一など、様々なことが見えてきます。『もっと早くこの作業を行えばさらに表記の統一ができたのに…』と思っても時すでに遅し。何度か著者校正があったため、「もっと早くにこの作業を」はもともとかなわないことでした。
それでも、全体としては読みごたえがあり活用できる本になったと自負しています。徐々に形になっていく工程は面白く、2年かけて試行錯誤を繰り返し作った作品が、いよいよ世に出せることに期待が膨らんでいます。
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試験監督を免れた今日はすみだ北斎美術館へ。まだ2年前にオープンしたばかりの美術館なので、知る人ぞ知る美術館です。第一声は、「本当に来て良かった!」というものでした。
当たり前のことですが、葛飾北斎がいかに天才だったのかを様々な絵を見ながらしみじみ実感しました。人物・風景・動物・静物とどんなジャンルも精緻に描かれており、まるでその場で見ているかのような息づかいや臨場感があふれています。なかでも、やはり富嶽三十六景の神奈川沖浪裏は圧巻でした。家族共々大満足です。
我が家からも近く、おまけにあまり人が多くないためじっくり絵を見ることができるので、また訪れたいです。北斎が90年の人生のほとんどを過ごしたのが、私も長く住んでいた墨田区だったと知り嬉しくなりました。
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北の大地の調査から戻ってきました。スキー場以外であれほど吹雪いている町並みを見たのは、久しぶりです。でも、人々が寒さに晒されないために地下歩道が作られていて、駅の近くであれば外に出ずに移動ができるのは良いですね。
ベテランワーカーさんのお話は、やはり素晴らしかったです。この人にしかできない実践を熱い思いを持って行っている姿は、ぜひとも若手のワーカーさんにも伝えたいです。加えて、地域の深刻な問題にも思いを馳せ、それを突破するための施策も考えていらっしゃいました。やはり、知識と技術と経験値は、使命感を強くするのでしょう。
そうなるとますます研究者としての腕が鳴るというもの。調査を行うことは、ある意味でバトンを渡されることだと思っています。そのため、話してくださった方の使命感の一部をこちらも共有しながら、私なりの形にして世に出していきたいと思います。
※素敵なアイヌのタペストリー
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昨日、無事に実習指導の集中講義が終わりました(1月17日の日記)。春休み期間に行う体験学習の電話かけのロールプレイを行ったり、先日の集中講義の際に作成したパワーポイントを使ってプレゼンを行ったりと、後期授業のまとめを行うことができました。これで、今年度の授業は全て終了です。
授業の後はみんなで回転寿司へ。わいわいがやがや楽しい時間を過ごしました。
そして今朝東京に戻り、準備を整え完全防備して、これから調査のために北国に旅立ちます。無事に飛行機が飛び立ちますように。。。
※写真が撮りたくて買った色とりどりのカヌレ。クラスのみんなで食べました。
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2019年1月27日(日)
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ソーシャルワーク学会研究セミナー
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今日はソーシャルワーク学会研究セミナーでした。「組織間協働のシステム形成によるソーシャルワークの展開〜有機的なネットワークの構築と活用に向けて〜」のタイトルで、シンポジウムを行いました。
現場実践者の方が、ネットワークを作ってきた事例をまじえてお話くださり、興味深くうかがいました。日頃何気なく使っている「ネットワーク」という言葉について、こんなにじっくり話しを聞く機会はこれまで無かったように思います。面白い機会だったのに、参加者がやや少なかったのは残念でした。
そして、今日は届いたガーゼマスクを使用してみました。不織布よりは肌荒れが少なかったので、さらに他のガーゼマスクも開拓しようと思います。つけていると、子どもの頃にはガーゼしかなかったことを思い出しました。
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今週はテスト監督と研究会の週でした。
都内で講演を行った後に愛知へ。翌日はテスト監督を行って研究会へ。その翌日は家で原稿を書いた後に会議へ。その翌日はテスト監督をした後に研究会へ。そして今日はテスト監督をした後に数時間研究室で仕事を行い、またテスト監督を行い東京へ。
というふうに、授業は終わったのですがこの時期ならではの仕事が入ります。いろいろなまとめの書類も出す必要があります。
そんなこの頃は、インフルエンザが猛威を振るっているため、マスクをして過ごしています。しかし、肌荒れが気になるところ。薬局があれば良いマスクがないか探してみるのですが、未だに理想のマスクには出会えていません。そのため、通販で取り寄せてみることにしました。さて、どんな結果になりますか。。。
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静岡の医療ソーシャルワーカー協会で3年にわたり作成してきた、医療ソーシャルワーカーの実践能力に関するルーブリック評価を他県でも作成することになり、本日1回目のミーティングがありました。さしずめ今日は、船出を前にした進水式といったところでしょうか。
統一した評価基準を作ることで、研修設定の目安ができること、新人のみならず中堅・ベテランさんも実践能力評価ができ自らの課題が明確になること、多職種に対して医療ソーシャルワーカーの業務内容を示す指標になること等のメリットが考えられます。
少しずつですが、あちらこちらの県協会で次の一歩を踏み出す新しい動きが始まっており、そこに関われることを嬉しく思います。目標が達成できるよう、納得のいく作業を行いたいものですね。
※打ち合わせをしたコミュニティセンターのインテリアはとても素敵でした♪
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2019年1月19日(土)
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メンタル面での試練は終了
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10日前に降りかかってきた試練に対し、修正した論文を本日提出しました。論文を見ない期間をつくると再度見たときに違和感に気づくため、修正は一気に行わず、少しずつ何度も読み直しながら進めました。
これで心理的にはスッキリしたため、また次の課題に取りかかれそうです。
その一方で、これまでの研究業績を大学のホームページにアップする必要があり、3日間程集中して作業をしていました。その結果、またもや腕の調子が悪くなってしまいました...。この間少し良くなっていたのに、これでは元の木阿弥です。いつも以上に身体ケアを丹念に行いながら、腕を使っていかなければならないということですね。
メンタル面の試練は終了しても、身体面での試練はまだまだ続きます。。。
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12月末で通常授業が終わったのですが、1月に入ると実習の集中講義があります。水曜日は、午前中から午後にかけて連続4コマの講義がありました。
全体での作業を行った後、私は個別面接を行いました。その間、学生達は話し合いをしたり、調べ物をしてパワーポイントを作成したりと、それぞれにやらなければならないことがあります。最初は元気よく臨んでいた学生も、3コマ目、4コマ目になるとやや疲れ気味。
かく言う私も15人続けて3時間の面接を行い、やはり疲れました。「あれ?ワーカーの時は1時間面接を何件か行っても大丈夫だったのにな。。。」と思いつつ、なんとか課題を達成しました。やはり習慣になっているかどうかの違いでしょうかね。
そして再来週にまた集中講義があります。講義後にクラスで行く回転寿司を励みに、頑張ります!
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2019年1月14日(月)
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日本学術会議公開シンポジウム
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本日は、午前中に学術会議の分科会が、午後はシンポジウム「社会的つながりが弱い人への支援のあり方について」が行われました。
イギリスからお招きしたジャネット・ウオーカー先生の講演「イギリスにおける孤独問題と社会的支援」の後は、原田正樹さん司会のもと、シンポジストが前厚生労働副大臣、勝部麗子さん、奥田知志さんというゴールデンメンバーによるシンポジウムで、「孤立」と「孤独」の違いなどが話し合われた興味深い内容でした。
すっかり気を抜いていたら、ひょんなことから急遽全体司会になってしまい、「それだったらもっと良い服を着ていくんだった…」と思いながらも、無事に終えることができ一息ついているところです。
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2019年1月13日(日)
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研究ができるワーカープロジェクト始動!
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現在、日本ソーシャルワーク学会で実践者が手軽に研究に取りかかれるための本を作成しており、年度末にも発刊する予定です。その関連で、身近な医療ソーシャルワーカー協会とも、そのような内容の連続講座を立ち上げることになり、先日それに向けた打ち合わせを行いました。
もともと、私自身が学ぶこともそのような場を設定することも好きなので、みんなで一緒に学びあいながら、研究を進めていく取り組みはとても面白そうです。世話人3人が、今からわくわくしています。
学生に対しては教育の場で、実践者に対してはこの研修の場で、教員に対しては来年度立ち上げる研究会の場で、学びあっていこうと思っています。
愛知初年度は地均しを行い、2年目からが本格始動です!
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今日は久しぶりに統計教室へ。先日作成し、先生に送った調査票に関する指導を受けました。このまま本調査に向けて、着々と事を進めていくことができそうな見通しが持てて、かなり機嫌良く帰って来たのですが。。。
家につくと、そんな気分が吹っ飛ぶ知らせが舞い込んでいました。研究誌に投稿し、再査読になって書き直した論文が再々査読に。とにかく今は査読コメントに従うしかありません。自分一人で書くよりも、他流試合を経たものの方が質が高くなることは痛感しています。
年末に、難産のすえ研究誌への別の論文掲載が決まり安堵していた矢先でしたが、そこに安住してはいられません。納得のいくものを残すには、試行錯誤の連続です。
ということで、まだまだ試練は続くのでした。
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2019年1月5日(土)
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毎日仕事してるけど・・・
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2日で私のお正月は終わったため、3日からは毎日仕事をしています。
3日は年末年始の大仕事を終え一息つきました。4日は懸案だった調査票の修正を行い、指導をしてくださる方に送りました。本日は1冊分のゲラを通読し、来年度のシラバスを打ち込みました。
でも困ったことに、3時間半程書き仕事をしていると、まだ治りきっていない手が痛んでくるのです。気持ちとしてはその倍は行けるのに、身体がついていかない。そのため、書き仕事は時間を分散して行わなければなりません。
クリニックの先生によると、やはり手を休めることが治癒への近道だそうです。とはいえ、書かないと成り立たない仕事なので困っちゃいますよね。。。
※地元の白鳥の池には餌の時間以外には鴨ばかりいました。
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新しい年を迎えました。
大きな転機を迎えて初めてのお正月です。
それでは、今年の目標を立てたいと思います。
・1年間の経験に基づき、まとまった時間の使い方を会得する。
・これまで行ってきた医療ソーシャルワーカーの業務継続中断研究の本を執筆する。
・ベテラン医療ソーシャルワーカーの力量研究の調査を展開し、次なる単著執筆に向けた準備を行う。
・東海北陸ブロックでソーシャルワーク実習・演習に関する新しい研究会を立ち上げる。
・デンマークの福祉・医療視察を行う。
・新旧の知り合いの方々とのお付き合いを行い、家族と過ごす時間を多く確保する。
・トレーニングを継続し、自分の心身の状況をコントロールする。
・芸術に触れて、教養を身に付ける時間をもつ。
それでは、今年もよろしくお願い致します。
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