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ここでは教育に関することについて綴っていきます。



 もともとの私の出発点は教育者としてでした。そのため、教員になった当初から、かなり教育には力を入れてきました。でも、短大教員になった当初は、どのようにして90分授業を組み立てていけばいいのか皆目わからず、かなり試行錯誤したのです。短大の毎時間の授業の終わりに、学生から無記名のリアクションペーパーを集め、学生のコメントを参考にして授業を改善しました。ただ、4年目になると、もっぱら学生からの質問ばかりになってしまい(それもかなり授業とはかけ離れたプライベートなものも・・・)、その質問に答えるだけで手一杯になって、短大4年間でリアクションペーパーはやめてしまいました。でも、その4年間で自分の教育者としての基盤が作れたのではないかと思っています。

 さて、授業や講演では、数百人を前にして話すことがあります。しかし、今も昔も「読む・書く・聞く・話す」では、「話す」ことが一番苦手です。「読む」「書く」は研究者の基本であり、すでに習慣的に身についています。「聞く」ことは元ソーシャルワーカーの私にとって、何年もの実践経験のなかで習得し、授業でも学生にコミュニケーション方法を教えているため、むしろ専門領域といえます。
 しかし、「話す」ことだけは別。子どもの頃から人前で話すのが苦手で、思っていても口に出せないもじもじガール。そんな私がどうやって人前で話しが出来るようになったのか…。それは練習をしたためです。初めて話す内容は、必ず自宅で声に出して90分の授業をやってみます。うまく話せない箇所があれば、それは私の理解が足りないということ。再度、その部分を勉強して、また声に出して話してみます。そんなことを、講義の前も、学会の前も、講演の前にも必ず行うようにしてきました。

 もう一つは自己暗示をかけること。普段は何の変哲もない人間ですが、人前に立つ時には「先生」になります。服装や身のこなし、言葉遣いをはじめ、自分自身のテンションを高めて「先生」に変身していきます。特に講演の際には、深呼吸をして、適度に足を広げて仁王立ちになり(大抵は演台で見えないようになっています)、表情を明るく生き生きとさせ、聴衆をくまなく眺めます。そして、必ず私の話が一人一人に届くように念じながら話すのです。講演が終わってテンションが下がった後は、いつも一人反省会をします。そこで落ち込むか悦に入るかは、事前準備の周到さと聴衆のニーズとの合致、そして時の運かな・・・?

 



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