2024年の私の日記 本文へジャンプ
つれづれなるままに・・・・・・私の日常風景




2024年11月21日(木)
感謝
 学生の頃から、嬉しい時も、悲しい時も、どうしてよいかわからない時も、別れの時も、出会いの時も、いつもそばで支えてくれていました。何十年間、何十冊分、私に言葉を教えてくれて、まだ見ぬ感情を知らせてくれて、新しい世界を見せてくれました。
 最後の作品である「感謝」という詩を読んだ時に、まだ亡くなられた事実を知らなかったけれど、もう半分存在が空気と混ざりあっていることを感じました。十全に生きて、旅立たれました。
 谷川俊太郎さん、ありがとうございました。私の方こそ感謝の一言しかありません。同じ時代を生きられて幸せでした。。。


2024年11月17日(日)
相国寺展
 今日は校務が早めに終わったので、愛知県美術館の相国寺展へ。
 感想を一言でいうと、「絵をみるなら愛知にかぎる!」ということです。いつも行く上野の美術館と違ってほどほどの観覧者数で、なんと伊藤若冲の襖絵の前に私一人というシーンも。以前、上野の国立博物館で実施された若冲展が2時間待ちで諦めたことがあったため、かなり奇跡的なことです。
 ただ、展覧会では系統的に多様な絵が観られる反面、襖絵は静的な陳列物という感覚がぬぐえず、以前、相国寺で天井の龍や襖絵を観た時のような気持ちの高揚はありませんでした。
 そのため、やはり「その場に行かなければ味わえないこと」を大切にし、次回京都に行く際には、再び相国寺を訪れたいと思いました。


2024年11月13日(水)
卒業生へ贈る言葉
 学部長の仕事は、ルーティンワークに加えて突然生じるものもあります。昨年度は行っていなかったけど、今年度は行うという場合もあり、今日はそんな仕事でした。卒業生へ贈る言葉の動画撮りです。
 数日前に原稿を提出して、言葉を言えるように何度も練習して、お洒落もして、本番も噛まずに言えました。が、撮っていただいた動画を確認して、「ああ、自分ってこんな感じなのね。。。」とむしろ落胆ムードに。被写体は変えられないので、仕方がないのですが…。今の私に必要なのは「割り切る力」であることを、この間何度か感じています。
 ともあれ、こちらが伝えたいことが真っ直ぐに卒業生に届くとよいですね~。


2024年11月07日(木)
論文の追い込み
 11月は静かな時間を過ごしたかったのですが、次々に舞い込む論文添削依頼で、タスクがたまっていきます。
 というのも、11月末に締め切りがある卒論や修士論文(第一次提出)の追い込みに入り、添削しては返送しの繰り返し。加えて、指導時間も通常時より多い気がします。静かな時間を過ごすことは、先送りとなってしまいました。。。
 そんななか、同僚とのほっこりとしたお茶の時間は癒されます。お揃いのカップでお茶を飲みながら、とりとめのない話しをするひと時は、タスクを忘れてホッとできます。慌ただしいなかでの気分転換は大事ですね~。


2024年11月03日(日)
休養
 この間の2週間連続勤務+スペシャルイベントの数々で、さすがに疲れが出ました。そのため、この週末は半月ぶりの自宅で過ごしながら、美味しいものを食べて、ぶらぶらと街歩きして、沢山眠って休養をとりました。
 学会が終わるまでは、とストップしていたタスクにもボチボチと取り組みはじめています。その中の一つが、学会について振り返り学会ニュースの記事を書くことです。渦中にいる時には見えなかったことが、少し時間が経つと見えてきたりしますよね。記事を書きながら「私達が行ったことはこんな意味があったのか」と、自分の中で混沌としていたものの輪郭が浮かび上がるのは、興味深い経験です。
 こんなふうに11月は、学んだり、考えたりする静かな時間を多く持ちたいと思います。


2024年10月27日(日)
日本社会福祉学会秋季大会終了!
 昨日、今日は本学東海キャンパスでの第72回日本社会福祉学会秋季大会でした。私は大会実行委員長です。ハラハラすることもありましたが、なんとか無事に終えることができ安堵しています。
 全国から700人を越える方々が愛知につどい、熱い議論を交わしました。参加者の皆さん、登壇者の皆さん、理事の皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました!!
 私達は、1年以上前から準備に取り組んできました。学部長として校務優先になる私の代わりに、優秀なメンバーが奮闘してくれて形になりました。また、学生スタッフも気持ちよく働いてくれました。一緒に働いてくれた仲間にも、心からのお疲れ様とありがとうを言いたいです。
 そして、今日は私の誕生日。懐かしい人達に会ったり、多くの方からプレゼントをいただいたり、このホームページが役だったというお言葉をかけていただいたりと、全てがキラキラと輝いた瞬間です。幸せな誕生日を迎えることができました。。。


2024年10月21日(月)
連日の入試広報活動
 この土日は大学研究室での「夢ナビ講義・研究室訪問」でした。
 すでに流されている動画を見た全国の高校生が、Zoomで研究室に来てくれるというものです。なので私も、パソコンを持ちながら研究室を御案内した後に、講義の続きを行いました。あっという間の30分でした。
 そして今日は、岡崎の高校に出向いての説明会です。こちらは25分×2コマで、やはり瞬く間に時間が過ぎました。その後は、綺麗な水辺の景色を見ながらお茶の時間。悠々と流れる乙川は、きっと岡崎市民にとっては憩いの場なのだろうなぁと、私にとっての隅田川を思い浮かべて想像しました。
 明日は通常業務です。


2024年10月18日(金)
期日前投票
 昨日、大学での会議を終えてから東京に帰宅し、本日は衆議院議員選挙の期日前投票を終えてきました。というのも、選挙日は私が実行委員長の日本社会福祉学会全国大会があるためです。
 明日・明後日は大学研究室での「夢ナビライブ」(全国の高校生向けのオンライン講義)があり、翌週末には学会を控えているため、明日から「魔の2週間連続勤務」となります。その間、高校訪問2回に加え、2日間の緊張を伴う校務の缶詰状態、講義と会議が入ります。この秋の山場ですね。。。
 睡眠と栄養をしっかりとってステイヘルシーに乗り切りましょう。ということで、今日は近所の国立西洋美術館でモネを観て、東京ステーションホテルで美味しいものを食べて、愛知に戻ってきました~♪


2024年10月13日(日)
続投
 数日前に、次年度からの2年間、今の役職を続けることが決まりました。
 周りから「おめでとう」と言われますが、主観的におめでたい気分はゼロです。とはいえ、誰かが行わなければならない仕事であり、組織を少しでも良い状態にして、次の世代につなげていくのが最大のミッション!
 様々な組織に身を置き、多様な研究活動を通して培ってきた力(試練に立ち向かう力、ネガティブ・ケイパビリティ、コミュニケーション力…)は、きっとこのために必要だったのでしょう。
 同時に、いかにリフレッシュしながら乗り切っていくかが、重要な課題です。今回も、1泊1日で東京に戻り「息継ぎ」をしてきました。体調が良ければ、わずかでも自宅に帰ろうと思います。やはり、まず自分自身を整えることが大切なことを改めて実感しました。


2024年10月9日(水)
暑い研究室
 朝の愛知は少し涼しかったので、長袖のワンピースで出かけました。ところが、徐々に気温が上がっていき、午後には南側の研究室が蒸し風呂のようになりました。残念ながら、10月に入ると研究室のエアコンが入らなくなります。同じく、12月までは暖房が入らないという悲しい現実が。。。
 あまりにも暑いので窓と廊下側の入口を開けて、風の通り道を作って作業をしました。そのため、廊下を通れば研究室のなかが丸見えです。暖簾でもかければよいのでしょうが、あいにく準備していませんでした。研究室が暑い・寒い問題は、赴任した頃からずっと続いています。。。
※とはいえ、夕焼け空は美しい秋の空でした。


2024年10月5日(土)
博士課程の論文想発表会
 本日の大学院博士課程の構想発表会は各人が現在取り組んでいる研究の構想を発表し、教員がコメントします。私の指導院生は北海道と東北、愛知からリアル参加し、無事に報告を終えました。
 博士課程に入学することで、今回のような機会が定期的に設定されているため、緊張感が保たれるのに加え、指導教員以外からのコメントをもらうことができます。本当に良い仕組みだなぁと、論文博士だった私はつくづく思います。
 そして、終了後は例によってご褒美タイム。本日は、お洒落なホテルでアフタヌーンティーをしました。今日は今日で一段落し、また明日からそれぞれの場所でタスクに取り組んでいきます。私も、明日は日本ソーシャルワーク学会の実践研究支援ワークショップです。ということで、研究指導三昧の週末になりました!


2024年10月2日(水)
ダブルヘッダー
 本日は、県をまたぐ2つの高校に模擬授業に行きました。
 まず早朝から岐阜県へ。その高校の卒業生である現ゼミ長が駆けつけてくれて、90分の講義を終えました。その後はゼミ長の車で1時間余りドライブをして、愛知の高校へ。万が一、列車が遅れたらどうしようと思っていたので、送ってもらえて助かりました。
 そして、50分×2回の模擬授業を実施しました。そこにも、高校卒業生の大学職員が来てくれたので、心強かったです。トータル60人もの高校生が熱心に参加してくれて、とても充実していました。
 とはいえ、ダブルヘッダーの講演、おまけにかなり暑い日だったので、家に戻った時にはヘトヘトになってしまいました。やはり高校訪問は1日につき1校までだな。。。


2024年9月28日(土)
脊髄損傷患者の支援組織への訪問
 昨日は、健康科学部の先生の御誘いを受けて、脊髄損傷患者の支援組織が活動している団地にうかがい、4人の当事者宅を訪問しました。当事者のお話しはとてもリアルで、私の想像を超える苦労があることや支援を受けながら地域で暮らす面白さを知りました。
 今後は、社会福祉の視点からの関わりを持っていく予定なので、どのような展開になるかが楽しみです。
 火曜日には、アルコール依存・薬物依存症回復者のゲスト講義を聞いたので、それも大変勉強になりました。
 限られた時間のなかで、私自身にとっても学生にとっても面白くて学びが多い機会を設定していくことが、目下の目標です。


2024年9月23日(月)
合宿のようなデータ分析
 毎週ある3連休の月曜日は授業のため、東京の自宅から愛知の大学に出勤しています。そして今日は、ゼミ後に仙台に住む博士課程の院生がはるばる美浜校舎までやってきました。共同で行ってきた調査データの分析のためです。飛び入りで、私のゼミにも参加してもらいました。
 集中して調査分析を行なった後にお弁当を食べ、ひとまず本日は終了。そしてまた明日、大学で会うことになっています。愛知の家に帰らないでの出勤だったので、なんだか合宿のような少し楽しいひと時でした。
 コロナ前までは、ちょくちょくこのような集中した時間を持っていたことを思い出し、今後もたまにこんな時間が持てると良いなと思いました。


2024年9月18日(水)
キャリア論、ふたたび
 冬にある講演で、平スタッフから管理職への移行について話すことになりました。そういえば20年前、最初に出版した筆頭著者の本がソーシャルワーカーのキャリアだったため、たしかその時に何冊も読んだ本が研究室にあったなと探したら、やはりありました。
 しかし当然のことながら、どの本も2000年代初頭のもの・・・。「時が止まっている!」と今更ながら驚きつつ、また新たな勉強の日々が始まります。
 元々興味があるテーマでモチベーションは高いので、急いでキャッチアップしなければなりません。目標が明確だと燃えますね。
※名古屋駅から大学まで1時間余りの電車での「ぴよりんチャレンジ」は、おおむね成功かな?


2024年9月13日(金)
会議の日
 昨日は会議の日でした。
 学生対応も含めると、朝から夜まで8つの会議がありました。リアルとZoomが4つずつ。そのうち、こちらが運営するのは3つでした。
 夏休み明けなので、他学部も遅くまで対面の会議を行っていたようです。話し合う議題が多く、時間がかかります。会議前には、配布資料に目を通してどこをどのように進めていくかのシミュレーションを行いながら、顔出しをしないZoom会議の合間に3分程で昼食を食べることに。
 そんななかありがたいことに、会議が終わりへとへとになっていたところ、3人の方からプレゼントをいただきました。いずれも食べ物で、疲れた身体にしみわたりました。本当に癒されます♪
 この3連休も2日間は校務なので、また頑張っていきましょう!


2024年9月7日(土)
大学院スクーリング
 8箇所の病院実習の巡回訪問が昨日で終わり、今日と明日は大学院スクーリングです。
 今日は修士課程2年生の指導を行いました。いつもながら、全国から集まってくる院生はその地域のお土産を持参し、テーブルの上が華やかになります。そして、それぞれが分析を行っている調査データを皆で見ながら、集団指導を行いました。あと2カ月半で修士論文の第一次提出なので、ゴールを目指してひた走るしかありません。
 そして明日は、修士課程1年生対象の演習授業です。3コマ分、データ分析と格闘します。大学院に在籍している間は、常に課題に追われる日々ですが、それが研究力を上げるトレーニング期間になるため、頑張ってほしいものです。


2024年9月2日(月)
病院巡りの日
 ようやく台風が去り、東海道新幹線が動き始めました。そのため、本日は愛知県と静岡県の病院実習の巡回訪問です。
 静岡県では教え子の精神科病院の実習も行ったので、計3か所の医療機関を巡りました。それぞれの医療機関にカラーがあり、大変興味深かったです。
 加えて、静岡県在住の卒業生がドライバーとして案内してくれたため、楽しいおしゃべりが展開され、美味しいものもいただきました。台風でかなり鬱々とした毎日だったので、一気にその気分が吹き飛び、大満足の出張となりました。
※噂の「さわやか」のげんこつハンバーグ(200g)は大量で、やはり夜までお腹ゴロゴロです。。。


2024年8月28日(水)
台風休暇
 日本列島がゆっくり進む超大型台風に翻弄されています。私も例外ではありません。本来なら日曜日から今日まで、校務出張とプライベートで3箇所を巡る予定でした。しかし、全てキャンセルして下宿に籠っています。新幹線の都合で自宅にも戻れず。。。
 とはいえ、せっかく生じた台風休暇なので有効に活用中。業務文書を執筆したり、授業収録をしたり、院生指導の添削をしたりと、タスクは山積みです。今後の県外の実習巡回やオープンキャンパスはどうなることでしょう。不幸中の幸いは、台風のピーク時に予定している講演が元々オンラインだったことです。こんな時は助かりますね。
  とはいえ、一刻も早く過ぎ去ってほしいものです・・・。


2024年8月24日(土)
スカラシップ奨学生の合宿
 昨日から今日にかけて、海が綺麗に見える場所でスカラシップ奨学生の合宿を行いました。今年度からの初の試みです。上級生の企画・運営はまさにパーフェクトで、下級生も思いっきり楽しんで参加していました。私達は見守り要員です。そして、本日は宿舎から直截大学に行き、オープンキャンパスでした。
 なかなかハードな2日間でかなり疲れましたが、初めての大きなイベントが無事に終わりました。私は海を見たり一緒に合宿に行った同僚とのおしゃべりに癒されました。
 かなり久しぶりに、厳格なルールを守る必要がある場所で宿泊したので、それはそれでけっこう新鮮ではありました。


2024年8月19日(月)
サザエさん症候群
 大学閉鎖期間が過ぎ、本日は神奈川県の講演を経て愛知の家へ。講演は皆さん熱心に来てくださり、面白かったです。
 そして私にしては珍しく「サザエさん症候群」になっています。別名「ブルーマンデー症候群」で、日曜夜のサザエさんが始まる頃に翌日からの会社や学校のことを考え、憂鬱になる現象です。
 この間やってきた、授業の準備も実習巡回も院生指導も全く問題ありません。ただ一つ、また管理業務に向き合わなければならないことが憂鬱の種です。気を引き締めて、「よいしょ!」と背中に荷物を背負って、明日からやっていきます。
 手帳に書いてある、自宅に戻る日や研究・講演、美味しいものを食べに行くスケジュールを見ながら、一歩一歩進むだけですね~。


2024年8月15日(木)
引き続き巡回と収録の日々
 この間、ほんの一瞬だけ実家や自宅に戻り夏休み気分を味わいましたが、引き続き実習巡回とオンデマンドコンテンツ収録の日々です。大学院のWeb上での授業も行っています。
 実習巡回では初めてうかがう病院ばかりで、とても興味深く訪問させていただいています。本日も4月から働いている卒業生に会えて、元気な姿に感激しました。病院のある地域の綺麗な景色を見たり、お洒落なカフェに入るのも楽しみです。
 後期からの授業に向けたオンデマンドコンテンツの収録は、病気をする前に取り組んでいたこども家庭ソーシャルワーカー研修のものとは異なり、顔出しをしないのでとても気楽です。
 こんな感じで、あっという間に夏休み期間が過ぎそうです。。。


2024年8月9日(金)
実習巡回
 今年度は、夏の医療ソーシャルワーカー実習の巡回担当になりました。今週に2箇所、来週に2カ所、そして8月末から9月にかけて4箇所訪問します。多くが卒業生が就職したり、これまで色々と御世話になった病院なので、訪問が楽しみです。
 本日は、初めて藤田医科大学病院に訪れました。とても大きくて綺麗な病院で、病院内で迷ってしまいそうでした。実習生が頑張っていたうえに、次年度からはゼミ生が御世話になるため、スタッフの方にご挨拶ができて良かったです。
 管理業務以外の教育や研究的なことは、全て楽しく感じています。


2024年8月9日(金)
京都へ
 一昨日、本当に久しぶりに京都に行きました。学会の事務局の引継ぎです。
 京都は暑いかと思いきや、日頃滞在している愛知県よりもマイルドに感じました。同志社大学では、役員の人達と引継ぎ&世間話をして、私のなかの充実メーターがグンと上がりました。
 また、合間に訪れたレストランは良い雰囲気でしたし、どうしても行きたかった三十三間堂はいつもながら荘厳でした。1,001体の観音様を見ながら、はっきりと線香の匂いがした時には、臭覚の回復を実感できました。
 京都は、本当に素敵な場所ですね~。またゆっくりと訪れたいです。


2024年8月5日(月)
オープンキャンパスとフォーラム愛知
 気持ちとしては仕事をしすぎていない感じですが、この土日はオープンキャンパスでした。沢山の生徒さんや保護者の方が来校され、にぎやかな会場になりました。
 土曜日のオープンキャンパス後は名古屋校舎に移動して、修士課程2年生のデータ分析の指導を数時間実施し、日曜日のオープンキャンパス後はオンラインでの卒論指導と学部長会。
 そして本日は、フォーラム愛知という実習先と大学との合同企画で、研修やディスカッションを行いました。私は終わりの挨拶担当ですが、参加したディスカッションは面白かったです。
 今週末からは大学閉鎖期間のため、「夏休み」ということになりますが、実習巡回がはいるため休みではないかもしれません。とはいえ、講義期間中よりは緩やかな日々でしょう(たぶん…)。


2024年8月2日(金)
少しだけ頑張らない
 仕事をしすぎないことを決めたので、当面は「少しだけ頑張らない」スタンスにすることにしました。
 ワーカホリックぎみのため、放っておくと仕事をしてしまいます。例えば、夜22時に学生や院生から添削依頼が届くとすると、これまでなら迷いなく取り組んでいました。しかし一般的には常識的な時間でないのは明らかです。
 そんな時は、仕事を明日にまわすことにします。とはいえ、きっとまた仕事をしてしまうので、極力抑え気味を心がけるようにしたいです。これを実現するには、全体の仕事量のセーブからですね。
 学生や院生には「少しだけ頑張ろう」というメッセージを伝えることが多いけれども、今の私には「少しだけ頑張らない」が大切です。


2024年7月29日(月)
回復
 コロナに罹患してから9日が経ち、ようやく回復してきました。といっても、まだ臭覚のない世界に住んでいます。嵐のようにコロナに見舞われ、時間とともに軽快していきました。
 5類に移行し、隔離期間が5日間になったとはいえ、翌日からの職場復帰はまず無理ですね~。もちろん個人差はありますが、6日目以降もウイルスを排出している感じがあり、すぐには体力が戻りません。
 最初は屋内で日中起きていられるように、そして家事をしたリ仕事をしたり、屋外を歩いたりと身体を慣らしてきました。明日は久しぶりに職場に行きます。
 今回の教訓は2つあります。まず、仕事をしすぎず休める時は休むこと。そして、密室ではマスクをすることです。もう同じ経験はしたくないですね。。。


2024年7月23日(火)
ダウン
 とうとうダウンしてしまいました。例の流行り病です。この間の忙しさで、免疫力が落ちていたのは明らかです。複数の人からもそう言われました。
 本日は自宅療養3日目で、あと2日間は外出ができません。ようやく高熱がさがり、パソコンに向かえるようになってきたところです。
 いくつもの予定をキャンセルすることになり、周囲に御迷惑をおかけしました。これを機に、本当にスケジュール調整を見直さなければなりません。何度も同じ過ちを繰り返してしまいますが、さすがに今回は堪えました。
 まずは完全復活を目指します!


2024年7月18日(水)
静岡で進路ガイダンス
 昨日から1泊で静岡に行ってきました。ある高校での進路ガイダンスです。
 2コマ連続でのガイダンスを終えた後には、静岡在住の大学院研究生達と一緒に食事へ。超絶美味しい鰻をいただいてきました。その後、指導を行った後に愛知に戻ってきました。
 以前、よく研究会で行っていた三島に久しぶりにうかがい、綺麗な景色も、美味しい食事も、楽しい知的な時間も満喫して、少しだけどもリフレッシュしました。先週末も神奈川での講演でエネルギーをもらい、なんとか日々の仕事をこなしているところです。
 やはり、静岡は良いですね~。以前から、訪問するたびに満足度が高くなることを感じていました。


2024年7月12日(金)
収録
 毎日が飛ぶように過ぎていきます。朝は7時台に家を出て、いつも帰りは21時頃に。。。
 というのも、日常の管理業務に加えて、こども家庭ソーシャルワーク研修に向けた動画の収録をしているからです。本数はそれほど多くはないのですが、これまで作成した資料がそのまま使えないため、新たにパワーポイントを作成し、90分に納まるように練習してから本番に臨みます。時間が足りない時には内容を増やしたり。
 しかし、いつものことながらオンデマンド教材の作成には苦労しますね。対面の講義と違って撮り直しがあるからです。なんとか期日までに仕上げなければ…。
 という状況ではありますが、今日はこれから首都圏での講演&博士院生の指導に行ってきます!少しだけリフレッシュします。


2024年7月06日(土)
大学院中間報告会
 本日は、修士課程2年生の中間報告会でした。
 この日に向けて、抄録を準備し、院生3人と予行演習を行い、各自がQ&Aを作成し、昨夜は各自がホテルでプレゼンテーションの練習をしました。現時点でできることをやり、その状態でいただいた先生方からのコメントは、次に進む原動力になります。
 みんな、よく頑張りました。なので、終わった後はいつものご褒美タイムで、今回はホテルのディナーブッフェでした。安堵感とリラックスに包まれた中での食事は、本当に美味しかったです。
 6月30日といい本日といい、いつも全力投球で気持ちの良い院生の人達に恵まれ、ありがたいかぎりです!


2024年6月30日(日)
日本ソーシャルワーク学会全国大会
 金曜日の院生指導と全国大会で発表する院生の前夜祭から始まり、土日の日本ソーシャルワーク学会全国大会はとても満たされた時間でした。ストレス発散やリフレッシュという言葉には納まらないくらい素敵な時間で、沢山のエネルギーをチャージしてきました。
 そして今日から、学会副会長になりました。今回は、ずっと関わってきたニュースレターやメールマガジン、ホームページや会計などを統括する総務担当、つまり事務局長です。馴染んでいる仕事なので、仲間の支えのもとなんとかなるでしょう。
 日常業務は続きますが、たまには学会の仕事も行って、自分のなかでのバランスをとっていきたいものです。


2024年6月26日(水)
オーディール
 この間、度重なる試練に見舞われ、ようやく落ち着いてきました。
 管理業務をしていると、何が起こっても慌てず、逃げず、解決に動かなければなりません。どこに原因があるのかはわかりつつ、でも、すぐには根本的に解決できないので、戦略を立てながら今後も根気強く進めていかなければなりません。そんな数日を過ごし、いささか疲れ気味です。。。
 そんな私にとって、週末は待ちに待った3週間ぶりの帰宅&日本ソーシャルワーク学会全国大会です。新しい知識を得て、楽しい食事会に出て、会いたい人に会えるリフレッシュ期間になることでしょう。こんな息継ぎの機会があるからこそ、日常業務もやっていけるのだと思います。
 思いっきり楽しんできます~♪ 


2024年6月22日(日)
開学70周年記念式典
 昨日は、本学の開学70周年記念式典でした。
 御世話になっている方々をお迎えしてのシンポジウムには、関係者や学生、一般市民の方々、1,000人程に参加をしていただき、とても盛況でした。特に、シンポジストである全国社会福祉協議会会長の村木厚子さんのお話しには胸を熱くし、支援者として大切なことを教えられました。
 その後の開学式典も多くの方に御参加いただき、本学のネットワークの広さを実感しました。スカラシップ奨学生も受付などで良く動いてくれて、好評だったようです。
 次の80周年記念式典の際、私は大学にいるかどうかわかりませんが、本学がますます栄えていってほしいと願うばかりです。


2024年6月16日(日)
第72回日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会
 金曜日の夜から、日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会に参加するために大分に遠征しました。
 私の出番は本日の朝一で、シンポジウム「次世代に医療ソーシャルワーカーのスピリッツを伝える教育のあり方~ソーシャルワーカーの業務マネジメントの視点から~」を行いました。選りすぐったシンポジストの人選、3,4回にわたるオンライン会議での打合せ、その過程を通しての資料の洗練、各人が時間を守り的確な返答のキャッチボールができ、最後も時間ピッタリに終えることができました。そのため、実施者側の満足度はとても高かったです。
 ただ一つ残念だったのは、同じ時間に別の会場で旧トキオの山口達也さんの講演があったこと。そのため、参加者が思ったより少なめでした。そりゃあそっちに行きたいですよね、私だってそうだもの。でもそんななか、足を運んでくれた方々には感謝です。
 プロセスも含めて完全燃焼しました。沢山の卒業生とも会うことができたし、あ~面白かった!!


2024年6月12日(水)
付属高校模擬授業
 日に日に体力が回復し、ようやく微熱が出なくなりました。この間も毎日、重たるい身体で仕事はしていましたが、やっと本調子になってきました。
 そんな今日は、本学の付属高校での模擬授業です。7年も本学に勤めていて、初めて同じ敷地内の高校に足を踏み入れました。そして、皆さん福祉を学んでいるだけあって、とても熱心に話を聞いていただけました。終了後の質問も沢山出て、こちらも満足度が高かったです。
 さて、今週末は大分県での日本医療ソーシャルワーカー協会の全国大会に行きます。あと二日、体調を整えたいと思います!


2024年6月09日(日)
誕生祝い
 昨日は、先日退院したばかりの家族の誕生祝いで、東京の自宅から富山の実家へ。東京の家族も富山の親戚も揃い、無事に退院し自宅で91歳を迎えたことを祝いました。こんなにも嬉しい瞬間は、あと何度迎えられるのでしょうか。
 今年の目標は、できるだけ愛知→東京→富山→愛知(もしくはその逆)の三点移動を時間がある限り行うことです。とはいえ、昨夜は愛知での同窓会代表者の集まりがあったため、富山ではほんの数時間過ごしただけで、仕事に向かいました。昨日だけで5時間以上、列車に乗っています。
 こんなハードなことをしているため、本日は体調を崩しました。時間も体力ももっとほしいものですね…。


2024年6月04日(火)
ゼミ生企画
 年に1、2回はゼミ生が企画・運営するゼミ生企画を行います。これまでは、絵しりとりや人狼、ビンゴ等、時々のゼミ生がやりたいことを行ってきました。
 昨日は、4年ゼミのゼミ生企画。当初はたこ焼きパーティーの案が出されましたが、教室内での調理禁止ということで、買ってきたドーナツをみんなで食べるお茶会に変りました。
 15人全員が集まり、高校時代の部活動や高校生活について語り合う、ほっこりとした時間になりました。日頃は様々なストレスが押し寄せる4年生ですが、たまにはこんな時間もいいですね~。後期にもまた行いたいです。


2024年6月01日(土)
ソーシャルワーク教育学校連盟総会
 今日は、オープンキャンパスの合間にオンラインでソーシャルワーク教育学校連盟の総会がありました。先日、日本社会福祉系学会連合の総会で会長を交代したので、付随するソ教連の理事も交代します。
 オープンキャンパスでの学部紹介と来談者対応をした後に、総会に出席し、無事に退任の挨拶を終えました。短期間でしたが、こども家庭ソーシャルワーカー養成研修に関わらせてもらえたことは、勉強になりました。
 そしてまたオープンキャンパス会場へ。今日は東海キャンパスで、明日が美浜キャンパスで実施します。というわけでこの流れで月曜日からの授業に突入です。次の休みが待ち遠しいですね~。


2024年5月26日(日)
肩の荷がおりる
 今日は、日本社会福祉学会の総会と春季大会があり、その後に日本社会福祉系学会連合の総会がありました。そこで、学会副会長と学会連合会長の役目を終えました。
 終わってみるとなんと身体が軽いことか!まさに肩の荷がおりるとはこのことなのでしょう。真只中にいるとあまり感じないのですが、荷を下ろしてみるとけっこう負荷がかかっていたようです。途中で大変なことはあったけれど後悔はありません。様々な勉強をさせていただきました。
 そのため、東京から愛知に向かう新幹線は久々のグリーン車、そして美味しいものを食べてご褒美三昧でした~♪
 ということで、あとは6月初めにもう一つの荷をおろしてさらに軽くなる予定です。


2024年5月22日(水)
増えるタスク
 家族の状態は安定してきており、ひとまず危機は脱しました。ただ、明日の退院以降は様子を見ながら対応しなければなりません。離れて暮らしているため、毎日、電話しています。
 加えて、学部長としての仕事が次々と舞い込み、日曜日はオープンキャンパス、月曜日・火曜日は授業と会議、本日は高校訪問と慌ただしい日々です。それ以外の校務も締め切りに向けて、取り組まなければなりません。日々、学生のエントリーシートや卒論の添削、面接ロールプレイも行っています。
 そして、総会シーズンのこの時期、外部の仕事では次の体制に向けた準備が必要であり、何通ものメールが飛び交い会議が入ってきます。それらの結果、自分の研究的活動が後回しに。。。本当に細々と取り組んでいる状態です。
 救いは、6月初めまでに大きな仕事(日本社会福祉学会副会長、日本社会福祉系学会連合会長、ソーシャルワーク教育学校連盟理事)が3つ減ること!待ち遠しいですね~。


2024年5月18日(土)
患者の家族
 突如降ってきた「患者の家族」のポジション。7年ぶりです。教授会も何もかもキャンセルしたりお任せして、急遽、実家に駆けつけました。東京の家族や同県の親戚も来て、皆が揃いました。
 主治医からのインフォームドコンセント、同意書の作成、手術が終わるまでのじりじりとした不安に包まれた時間、手術後に顔を見てホッとして、また愛知に戻ってきました。気が抜けたと同時に、退院後の生活の制約に向けて問い合わせをしたりと、帰ってからもやることがあります。
 そのなかで先の見通しがわからないため、できる時にやろうと、空き時間にひたすら仕事をしました。6月締め切りの大学院の講義冊子を作り、リレー講義のパワーポイントを作り、投稿論文の査読を行い、高校訪問の資料作成に取り掛かりました。こんな時、かえって集中力が高まるのかもしれませんね。
 さすがに今日は疲れています。明日のオープンキャンパスに備えて、エネルギーをチャージしないといけません。。。


2024年5月13日(月)
オンライン仕事3つ
 ゴールデンウイークが終わって、その後の週末も終わりました。あまりにも時間が経つのは早いです。。。
 昨日は3つのオンラインの仕事がありました。午前中はソーシャルワーク教育学校連盟の理事会で、おそらく今回が任期中の最後の理事会になります。午後からは修士課程2年生の合同指導で、3人の添削時間を含めると計5時間程かけています。そして夜は日本ソーシャルワーク学会の役員会でした。
 合間に少しだけ浅草や隅田川を散歩し、今日は東京から知多半島への出勤でした。今度はいつ帰れるのだろうと手帳を見ながらも、きっとまた仕事をしてあっという間に時間が過ぎそうです。


2024年5月07日(火)
仕事始め
 あっという間に、夢のようなゴールデンウイークが終わりました。
 家族や友人と過ごしたり、美味しいものを食べに行ったり、観光をしたリ、会議をしたりして、気が付いたら週が明けて仕事始めです。本日は、大学で1コマの授業を行った後に別の校舎に移動し、ひたすら会議でした。かなりの情報量を処理するのが大変です。まだ心身が目覚めていない感じがしました。。。
 そして、会議後は同じ役職をしている人達の食事会です。昨年度に続き2回目の今回も、和やかで楽しいひと時になりました。


2024年5月02日(木)
ゴールデンウイーク!
 待望のゴールデンウイークです!
 毎日、自宅から職場に行き自宅に帰る人には理解しがたいと思いますが、週に2回自宅に帰れるこの週は、私にとっては本当に特別です。忙しい時には2、3週間は帰れないので、年に数回の贅沢な時間といえるでしょう。
 特にでかけるわけではなく、仕事をしたリ会議をして過ごしますが、美味しいものを食べに行く予定もあります。自宅にいるだけでリラックスできるのです。
 それでは、どなた様も素敵な連休を。。。


2024年4月28日(日)
追悼のお菓子
 春季セミナー後は東京に戻り、昔通った洋菓子学校の先生がお亡くなりになったので、追悼でお菓子を買いに行ってきました。
 13年ぶりに代官山の街を歩き、当時はそれほど賑わっていなかった場所も行列ができていたり、町全体に多くの人達が集まっていて時代の流れを感じました。
 2011年、研究休暇中の私は1日8時間の論文執筆だけでなく、月に2回学校に通って毎週何台かのケーキを作り続けました。その学校で使う素材は高価でしたが美味しいもので、手の込んだルセットを使用していました。先生の妥協なき味への追究の賜物だと思います。
 先生は多くのお菓子と弟子を産み出されました。御遺志はきっと受け継がれていくことでしょう。奥深い味の世界を教えてくださった先生には、感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。。。


2024年4月28日(日)
春季セミナー
 先週の木曜日は、1年生の春季セミナーでした。
 元々は1泊2日の泊りがけで県外などに行っていたのですが、コロナ禍でオンラインに。その後は大学での1日企画になりました。互いに知り合い、ネットワークを広げるのが大きな目的です。
 教員の自己紹介をしたり、スカラシップ奨学生の先輩達が考えたゲームをしたリ、専修ごとに卒業生をお呼びしてお話を聞いたり、名刺を作って交換したりと盛沢山です。1年生が積極的に参加してくれて、盛り上がりました。
 その裏で学部長としての対応案件が複数あり、終わった時にはヘトヘトになりました。本当に濃い1日でした~。


2024年4月23日(火)
面接ウイーク
 4月も下旬に差し掛かるこの頃、3年ゼミ・4年ゼミの面接ウイークが到来しました。各人が書いた計画書に基づき、1人につき15分の面接を行います。
 3年生はこれからの抱負や展望を語り、4年生は具体的なスケジュールを含めた計画を立てていきます。今年度は、学生が医療ソーシャルワーカーとして希望する病院の応募が早い場合が多く、今から動く必要が出てきました。そんな時には一度の面接で終わらず、次の予定も決めておきます。
 エントリーシートや履歴書、小論文の添削、面接の練習を行い、多い時には毎週のように顔を合わせることも。毎年のことではありますが、こうして希望する仕事に一人一人決まっていく度に、こちらも安堵感と達成感を感じます。そんな二人三脚の日々が、今年もまた始まりました。


2024年4月20日(土)
質的研究の選び方
 4月末に、本学大学院の自主学習会で講師を行うことになりました。毎年、修正版グラウンデッド・セオリーアプローチについての講師を依頼されていたのですが、今年度は異なるテーマ「質的研究の選び方」です。おそらく、毎年、大学院の演習で質的研究法について話しているからだと思います。
 慌ただしい4月の業務の合間に、資料を作成して送りました。できるだけ修士課程1年生で初めて研究を行う人達にも伝わることを心がけました。しかしながら、パワーポイントが大量になってしまったので、少々詰め込みすぎかもしれません。。。
 実際に行ってみて、受講者の感想を確認しなければと思っているところです。


2024年4月15日(月)
グループ指導
 これまで大学院生の指導は、個別指導か2週間に1回のゼミの実施でした。多い時には10人を越えるメンバーがゼミに揃うので、広く浅くという感じになってしまいます。
 そのようななか、このところ少人数のグループ指導を行うようになりました。修士2年生の3人は、個別の添削は行いつつも指導時は3人一緒。博士課程の2人も、研究生の2人もグループ指導を行っています。
 私の時間に制限があることに加え、他者と一緒の方が良い面から学んだり、自身の置かれている状況を客観的に把握することができます。ただし前提条件として、メンバー同士での信頼関係が築かれていることや、大幅な能力差がないことがあります。グループ指導が上手くいった時には、相乗効果があり満足感も高まるようですね。
 様々な指導スタイルでやってみて、最適な方法を見出していきたいものです。


2024年4月11日(木)
第一回教授会
 今日は2024年度の第一回教授会でした。
 朝思い立って、2024年度のスタートに際しての学部長挨拶をすることにしました。続く少子化のなか、どの大学も生き残りをかけて頑張っていかなければなりません。そのなかにあり、希望を忘れずに乗り切っていく必要があることを伝えました。
 この2024年度も、先頭に立って学部をまとめながら、闘いながら、ひたすら前に進んでいきます。身が引き締まる思いですね。
 それでも、1年前と比べるとチームワークができてきて、自身の視界が広がって、一定のノウハウも身についてきました。うん、まだしばらくは頑張れそうです!


2024年4月08日(月)
授業スタート!
 大学院は6日(土)から、私の学部授業は本日から始まりました。
 土曜日の大学院スクーリングでは、院生指導から始まり、1・2年生交流会、そして夜の懇親会と楽しくて濃い時間になりました。
 そして本日の学部授業は2コマの専門ゼミです。初めての顔合わせとなった少し緊張気味の新3年生と、最高学年になって「こなれ感」がでてきた新4年生でした。
 3年生は、これから一緒に色々なことができそうな予感がして、楽しみです。4年生は卒論や就職活動、受験勉強など、やらなければならないことが山積みなので、乗り越えていくための相互サポートが必要です。なんと、入学したばかりの1年生が4年ゼミの見学に来ました!そのモチベ―ションの高さはすごいです。
 どの時間も、期待に満ちたスタートになりました。


2024年4月05日(金)
ほんの一息
 4月1日の入学式から、ノンストップで朝一から挨拶・ガイダンス・会議を行ってきて、少し疲れ気味でした。週末の大学院スクーリングを前に少し休みたくて、昨日の夜遅くに自宅に戻り、さっき愛知に戻ってきました。
 東京で2つの課題をこなした後に、近くの上野公園へ。今日は寒くて桜はまだ満開ではなかったけれど、多くの人が桜を観に来ていました。久しぶりに屋台で買った物を食べながら、一瞬だけ花見気分を味わうことができたので満足です。
 3日前に見た名古屋の鶴舞公園の桜はすでに咲いていたので、やはり名古屋の方が暖かいことを実感しました。


2024年4月01日(月)
入学式
 今日は入学式です。パリッとしたスーツを着た、学部と大学院の新入生が体育館に揃いました。心に響く挨拶が続き、未来への期待が詰まった始まりの儀式になりました。
 その後は、二つの教室で学部長として挨拶を行いました。新入生が熱心に聞いてくださり、話した甲斐がありました。
 大学時代は、人生のなかで最もキラキラ輝く素敵な時間です。誰にとっても充実した4年間になるよう、心より応援したいと思います。折に触れ、好きなフレーズを思いおこしながら。。。
 「社会福祉教育を担う社会福祉士は、次世代を担う人材育成のために、知識と情熱を惜しみなく注がなければならない」(以前の社会福祉士の行動規範より)


2024年3月30日(土)
年度末の仕事
 あっという間に年度末になってしまいました。なにかまとまった仕事をした感じはしていないのですが、気が付いたら時間が過ぎてました。。。
 年度末の仕事は、すでに今年度の報告や来年度の計画書等は書き終え、4月1日の入学式以降続く学部長挨拶の準備や、新年度の教育や人事の対応などに追われています。そのため、自分のことは後回しに。つまり「学部の仕事>新年度の教育準備>自分の研究」ということですね。
 とりわけ、年度末・年度始めは瞬発力が必要な仕事が舞い込みます。1日のなかで変わり続ける状況を把握しつつ、瞬時に判断して進めていかなければなりません。この役職に就く時に、コブばかりの上級者コースのゲレンデを滑り降りる感覚と例えましたが、まさにそのとおり。そして、この状況は次年度に続くのでした。
※桜、咲きましたね~。


2024年3月27日(水)
編集会議
 昨日は久しぶりに対面での編集会議でした。
 大雨のなか、自宅と同じエリア内の出版社に徒歩で向かい、2時間程、ざっくばらんに話して帰ってきました。国家試験のテキストなので、定期的な見直しが必要です。コロナが出始めた時に最初の編集を行って以来、久しぶりに編集委員の先生方とも顔を合わせました。この間、皆さんにそれぞれの時間が流れており、懐かしい感じがしました。
 たまには、このような機会もいいですね。日頃担当していない科目なので、制度の流れなどが把握でき認識のチューニングになりました。


2024年3月22日(金)
ゼミ見学合宿
 コロナ禍では、ゼミでの見学もコンパもできなかったのですが、今日は久しぶりに2箇所の見学と飲み会の「日帰り合宿」を行いました。
 午前中は、卒業生が医療ソーシャルワーカーとして働いている巨大病院へ。2年目の彼女から様々なせつめいをしてもらい、成長ぶりを目の当たりにして感慨無量でした。
 午後からは福祉用具プラザに行き、体験型の学びをすることができました。
 そして夜は、数年ぶりのゼミコンパです。1時間半と限られた時間でしたが、みんな楽しそうでした。
 やはり、「こんな時間があってこそゼミだなぁ」と実感する1日となりました。次年度からも、アクティブな学びを取り入れていきます!


2024年3月20日(水・祝)
大学院ゼミ交流会
 本日は、年に1回の大学院ゼミ交流会でした。
 午前中は、次年度から博士課程に入学する2人に対する指導をしました。幸いなことに、別の博士院生も参加し、博士課程のイメージを伝えてくれました。
 午後は、6人の研究発表です。それぞれにわかりやすくまとめてプレゼンテーションを行い、とても興味深い時間が持てました。
 そして、夜は交流会です。コロナ前に初めて担当した院生4人と一緒に行ったお店に、今日は8人で行きました。5年ぶりでしょうか。
 1日を通して、知的刺激と楽しい雰囲気に包まれた、素敵な時間になりました。


2024年3月17日(日)
元気の源の研修会
 そして、今日の午前中は実習演習研究会、午後からは業務マネジメントの研修会でした。いずれも、中央法規出版の研修室をお借りして実施しました。
 午前中の研究会は、教える人たち同士で教育方法について話し合う、ピアスーパービジョンのような場です。午後の研修会は、全国の医療ソーシャルワーカーさんに対する講義とワークを組み合わせた取り組みで、私もグループに入り話を聞かせてもらいました。
 いずれも濃く深い時間であり、共感性が高い人達との話し合いのなかで、徐々にエネルギーがチャージされていくことを実感。1泊1日の東京ステイでしたが、元気になって戻ってきました!


2024年3月17日(日)
卒業式
 昨日は卒業式でした。
 卒業生たちはコロナ禍に入学してきて、入学式がなく授業は5月からオンラインでスタートしました。途中から対面授業に戻り、実習をして、就職活動を行って、卒業論文を書いて、国家試験の受験をして、卒業式を迎えました。本当に良く頑張りました。この4年間を振り返ると、感慨深い思いがします。
 これからは、自由に羽ばたいてほしいと願うばかりです。
 式典の間は壇上にのぼり、その後は4つの専修を順にめぐって卒業の挨拶を行ってから、ゼミ生への卒業証書の授与を行いました。終わってから、速攻で東京へ。さすがに少しくたびれてしまいました。。。とはいえ、暖かくてよく晴れた日になって良かったです。


2024年3月14日(木)
高校での模擬授業×2
 一昨日と昨日は、高校へ訪問して模擬授業を実施しました。それぞれ別のテーマの授業を、都会の高校と郊外の高校で行いました。
 前者の高校は最寄り駅から歩けるので良かったのですが、後者は駅から遠いためにタクシーの手配が必要です。行きは前日に予約しておいたため問題なかったのですが、帰りはタクシー会社に電話をしたところ1時間半の待ち時間と伝えられました。。。そのため、進路相談会を催している業者の方に送ってもらい、駅に行くことができたので助かりました。
 もう10回も高校訪問をしていると、様々な場所にある高校で様々な生徒に会うことができます。先生方の対応もそれぞれで、今まで知らなかった面に関する経験値が高まっています。


2024年3月10日(日)
ブラボー!なシンポジウム
 昨日は、完全対面の日本ソーシャルワーク学会のシンポジウムでした。テーマは「ジェンダーをめぐるソーシャルワークの課題:政策動向と支援課題」です。
 ジェンダーをめぐる最新情報が満載で、なによりもシンポジストもコメンテーターも勢いがありました。また、いつ聞いてもコーディネーターの先生の進行やまとめ方が絶妙で、真似したいことばかりです。思わず立ち上がって「ブラボー」と叫びたくなるような、本当に面白いセッションでした!
 さらに、とても久しぶりに再会できた方々もいて、全体としての満足感が高かったです。「私も頑張らなきゃ」という気分になり、モチベーションが上がりました。


2024年3月07日(木)
昼食をどうするか問題
 雨の火曜日。6つの会議の合間に少し都会の校舎から田舎の校舎への移動。いつもお弁当を持ってくるのですが、珍しくこの日は、昼食を持ってきていませんでした。しかし電車の時間が迫っていたため、都会の校舎付近で購入せずに飛び乗りました。
 田舎の校舎の駅にはコンビニはなく、食料を購入するには大学生協しかありません。しかし、大学の正門から15分近くかかる生協まで、激しい雨のなか歩く気力もありません。
 そこで、年に1回行くかどうかという駅にあるカフェレストランへ。私にとっては珍しい選択です。でも、そこで食べたカレーがとっても美味しかったです!もっと、このお店を活用させてもらおうと思いました。
 田舎の大学に勤めることが多い私にとって「昼食をどうするか問題」は常に付きまといますね~(大学教員の仕事の流儀その23「大学教員の昼食」)。もう少し昼食のレパートリーを増やしたいものです。


2024年3月04日(月)
合同修士論文発表会
 土曜日は、研究科合同の修士論文発表会でした。今年度は指導院生がいなかったため、自宅からオンラインで参加することにしました。
 修士論文を書いた全ての院生が分科会形式で発表し、最後に代表論文の発表があります。院生の発表が素晴らしいだけでなく、その後の指導教員のコメントが勉強になるのです。
 代表論文になった人の1人が、来年度指導教員が研究休暇のため、研究生として私の大学院ゼミに入ることになりました。指導教員から受け継ぐバトンの重さを感じつつ、4月から二人三脚で頑張っていかなければなりませんね。


2024年2月29日(木)
ソーシャルワーカーの業務マネジメント継続研修~①後輩と共に学ぶ方策を学ぶ
 昨年4月に出版した『医療ソーシャルワーカーのための業務マネジメントガイドブック』に基づく、継続研修を行うことになりました。「教育」「実践」「管理」「研究」のマネジメントの実際について、研究者と現場実践者とのコラボで、講義とワークを交えてお伝えしていきます。
 初回は、2024年3月17日の午後になります。関心のある多くの方に参加していただきたいものですね。


2024年2月26日(月)
高大連携
 高校と大学とが連携して、教育や交流を行うことを高大連携といいます。
 今日は、愛知県内の高校と本学社会福祉学部との連携協定締結式でした。高大連携をより強固なものにするため、正式な提携を結んだのです。大学生が高校に行って授業を行ったり、高校生が大学に来て授業に参加したりと、活動の可能性は沢山あります。
 協定締結式の挨拶も調べると、案外、多くの挨拶文がネットにアップされているものです。私なりに挨拶を行い、無事に式を終えることができました。本当に色々な仕事がありますね。新たな仕事を前に、その都度、準備をしながら経験値を増やしているところです。


2024年2月21日(水)
楽しいセッションのはじまり
 2024年6月16日に大分市で行われる、日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会でシンポジウムを行います。テーマは「次世代に医療ソーシャルワーカーのスピリッツを伝える教育のあり方~ソーシャルワーカーの業務マネジメントの視点から~」です。
 そして今日は、選りすぐりの3人のシンポジストとの2回目のミーティング。すでに互いのプロフィールがわかっている本日の会議では、互いの実践内容や成長の道のりの情報交換におよびました。そして、今後もプレゼンテーション内容を共有する時間を持った後に、本番のセッションに臨みます。
 この少しずつ自身を開示しつつ歩み寄る感覚、共感のポイントや違いを確認する過程、全てがワクワクするセッションの一部です。本番ではどんなライブができるか、さあ、面白くなってきました!


2024年2月17日(土)
春の兆し
 今日は、修士課程1年生の修士論文構想発表会でした。これまで何度か抄録の添削を行い、プレゼンテーションの予行演習を行い、質疑応答対策も行ってきた3人の指導院生は、皆無事に発表を終えました。本当によく頑張ったと思います。
 1年生の最大の山場を終えて、皆でお洒落なカフェでランチをしました。発表前の顔とは全く異なり、3人ともリラックスしており、とても楽しいひと時でした。
 そしてもう一つ嬉しいことが。先週受験を終えた研究生2人が博士課程に合格しました!2人ともよく頑張って勉強していたので、本当によかったです。もう春ですね。。。


2024年2月12日(祝・月)
博士課程受験終了
 そしてこの三連休初日の土曜日は、博士課程の受験でした。受験生は皆、張りつめた顔で試験に臨み、ベストを尽くしました。試験が終わった後に「放心状態」と話す受験生もいて、私も数十年前のことを思い出しました。
 その頃は英語の試験が2科目あったので、英会話教室に通って個人レッスンで読解のトレーニングを積むとともに、毎日、その大学院の先生方が書いた本を1日1冊は読み、試験問題に対応できるよう準備をしました。入学後よりも入学前の方が勉強していました。だから私も、終わった時に放心状態になったような気がします。
 受験生にとって、暖かい春が来ますように!そして入学してから、また長い道のりが続いていくのです。


2024年2月7日(水)
国試終了
 先週末の土日に、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験がありました。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
 日曜日は早朝から、国試会場に応援に行きました。これから試験を受ける人達が、緊張の面持ちで会場に入っていきます。私達は会場の外で声をかけたりグッズを渡したりと、2時間程の応援を続けました。その応援でホッとしたという声をいただき、こちらも安堵。
 ただ今回の教訓は、応援に行く時は防寒対策をしっかりしなければならないということです。私達は会場内に入れず外での応援になるので、寒さに気をつけなければなりません。そこが甘かったです。。。


2024年2月3日(土)
試験ウィーク
 あっという間に2月にはいり、各種の試験を行う時期になってきました。
 大学生の期末試験はすでに終わり、これからは学部や大学院の入学試験。そして、明日は社会福祉士国家試験です。そして教員側は、試験の準備から試験監督、採点、成績評価と、やはりやることが沢山あります。
 受験生にとっては、寒さ厳しい今が一番の踏ん張りどころといえるでしょう。でも、これからきっと暖かい春が迎えられると信じて、頑張ってください!
 明日は早朝から、応援に行きます。


2024年1月29日(月)
スキーバス事故現地法要
 そして日曜日は、現地法要を行いました。39年前に犀川に転落したバスに乗っていた25人の方のご遺体を安置した正源寺と観音堂、犀川にある慰霊碑にお参りをしました。大学関係者の他に、長野県地域同窓会の方、退職教員、当時バスに乗っていた故学生の同級生の方、当時の捜査を行った元警察官などが参列されました。
 ご住職は、涙を流しながら当時のことを語られていて、また現地の方々はずっと慰霊碑を守っていただいており、長野県の皆様のあたたかい気持ちを感じる機会にもなりました。私自身も、悲しく無念な思いを抱き、この事故を風化させてはいけないという思いを新たにしたところです。
 とはいえ、感受性が敏感な私にとって、エモーショナルな体験の連続にはいささか疲れました。。。そのため、少し静かな環境で休息したいと思います。


2024年1月29日(月)
めぐる生
 この土日は、犀川スキーバス事故の現地法要のため長野への出張でした。もとより、自分にとってはスピリチュアルな旅になるだろうという予感はありましたが、やはりその通りになりました。そのため、今回は少し感覚的な文章になります。
 土曜日には、大学を卒業して10年目の新潟と秋田に住む卒業生に会いました。そのうち一人は、10年の節目を迎え、今後、どのように生きていけばよいのかについて対話をしたいと。何かに導かれるような偶然が重なり、所縁がない長野の地で10年ぶりの再会です。
 3人で食事をした時には、まだ私自身にも日頃のモヤモヤがある状態でした。でもその後善光寺に行き、御戒壇巡という真っ暗闇の通路を進む経験をし、出口の光が見えた時、それまでのモヤモヤがストンと落ちました。私だけでなく、3人ともがそれまで抱えていたモノがリセットされ、とても前向きになれたのです。もう話をしなくても、十分満たされている感じで。。。
 卒業から10年目に再び会い、そのなかで御戒壇巡という光から闇、そして光へという循環のなかで、「自分の生はめぐっている」ことを感じました。魂が揺さぶられるような至極の時間が持てて、とても満たされたひと時になりました。


2024年1月26日(金)
スキーバス事故追悼集会
 本日は、1985年1月に起こった犀川スキーバス事故の追悼集会でした。毎年、この日は昼間に慰霊碑がある「友愛の丘」に集まり、黙祷の後に献花をします。いつもより寒さが厳しいなかで、多くの教職員や学生が参列しました。高校の同級生が被害に遭われた原田正樹学長の挨拶が、心に沁みわたります。
 毎年の黙祷の際、いつも亡くなられた方々が頭をよぎりますが、今年は震災や戦争があり、深い悲しみのなかでの祈りになりました。
 そして週末は、長野の犀川へ四十回忌法要に行ってきます。学部長になってもうすぐ1年。自分にとってこれまでを振り返り、これからを思う一つの節目になるような気がしています。


2024年1月24日(水)
浜名湖へ
 そして今日は、雪が降るなか浜名湖のほとりの高校まで模擬授業に行きました。とても風光明媚な場所にあり、海の近くにある本学と似ているなぁと親しみを覚えました。特に風の強さが。。。
 生徒さんも熱心に取り組んでくださいました。
 2コマ連続の体験学習を終え、その後は本学名古屋校舎で博士論文の審査へ。1日の移動距離の長さは、なかなかのものでした。とはいえ、この天候のなかでどちらの予定も遅刻せずに間に合ったので、ホッとしています。
 高校訪問は毎月行っているため、学部長としてのルーティンワークになりつつあります。


2024年1月24日(水)
医療専修企画・就職ガイダンス
 昨日は、我が医療専修3年生を対象とした就職に向けたガイダンスを実施しました。昨年度から始めて2年目の企画です。
 一般企業の就職とは異なり、医療機関の就職は独特のルールがあるため、それを伝えるとともに面接に向けた練習を行いました。昨年度、私が作成した面接項目の資料や学生から集めた就職活動のデータを、今年度は別の教員が引き継いで学生に伝えてくれました。
 多くの学生が参加し、とても熱心に聞いてくれて反応も良かったです。今後も、この企画を続けていくことに意義があると思いました。
※月曜日に健康診断が終わり、久々のご褒美は「ナポレオンパイ」でした♪超絶美味!


2024年1月19日(金)
生みの苦しみ
 定例の2週間に1度の大学院ゼミ。今日は、修士課程1年生3人が取り組んでいる小論文に関して、先輩との質疑応答でした。
 1年生は、1月末までに1万5千字の先行研究のまとめの小論文を提出しなければなりません。私のゼミ生だけでなく他のゼミの院生も、「沼」にはまっているとのこと。初めて取り組む作業は、なかなかの力仕事です。そんな「生みの苦しみ」を味わうことが、修士課程ではおおよそ3回程あります。1年生のこの時期、2年生の第一次提出前、そして1か月後の最終提出前です。今、その過程で1年生が格闘しているのです。
 そして、明日は2年生の修士論文口頭試問が行われます。どちらも、頑張ってほしいものですね。


2024年1月14日(日)
動画収録
 心身の疲れが癒えてきたこの週末、大学では共通テストが行われていますが、学部長の私は監督業務は免除されました。そこで、昨日は品川にあるソーシャルワーク教育学校連盟事務局にて、これから必要になってくる動画の収録を行いました。
 本格的なスタジオセットで、パワーポイントを上映しながら必要事項を説明します。我ながら名案だったのは、授業のオンデマンドコンテンツと同様に、講師の顔を出すのは最初と最後だけにして、途中はパワーポイントと音声のみを流すことにしました。これで、ワイプに映る自分の顔を気にせず、説明に専念できます。一緒に動画を撮影した先生にも喜ばれました。
 無事に収録を終え、年末年始の中レベルの仕事を一つクリア!寒いなぁと思っていたら、午後からは雪に。ほっと一息つき、濡れながら家路を急ぎました。


2024年1月8日(月・祝)
共感疲労
 地元から戻ってきて仕事が始まったのですが、日々、流れてくる辛いニュースに重たい気分が抜けません。そして、これが「共感疲労」であることを知るのです。
 共感疲労になりやすい人の特徴を見てみると、「相手に気を遣いすぎる」「感受性が強い」「過去にトラウマを経験している」「自分の役割に使命感を持っている」「好奇心旺盛」など、「まさに私じゃん!?」ということがわかりました。3・11の時も震度7の地域で被災し避難した経験があったため、その時の心象と似ているかもしれないと思いました。
 そして対策は、震災関連ニュースを制限すること、気分転換、人との気持ちのシェア、共感疲労を自覚することだそうです。自分を守りつつ、でも被災地へのサポートも忘れないことはきっと両立すると考え、しばらくはできるだけ緩やかな環境に身を置きたいと思います。


2024年1月3日(水)

複雑な気持ちの新年
 2024年は、地元の富山県での被災から始まりました。1月1日に震度5強の能登半島地震に見舞われ、夜通し余震が続きました。その後は、なんとか東京の自宅に戻ることができましたが、徐々に明らかになる被害の様子に言葉もありません。一刻も早く、被災地の皆さんが平穏な生活が取り戻せることを、心より祈ります。
 では、今年の目標を書きます。

 
<研究・教育>
・ICTを活用した福祉教育研究を進めて発表する
・研究支援に関する研究を始める
・6月16日の日本医療ソーシャルワーカー協会大分大会でのシンポジウムを成功させる
・学生への教育に専心する
<校務>
・引き続き学部長として管理業務を行う
<学会活動>
・10月26日・27日に本学で実施する日本社会福祉学会秋季大会を成功させる
・日本社会福祉系学会連合で実施する調査をまとめる
・日本ソーシャルワーク学会の研究ワークショップを発展させる
・主催している実習演習研究会を発展的に継続させる
<プライベート>
・ワークライフバランスを実現させ、家族と過ごす時間を確保する
・芸術や自然に触れる時間をとる
・できれば海外に調査に行く

 今年もよろしくお願いします。


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