2024年の私の日記 本文へジャンプ
つれづれなるままに・・・・・・私の日常風景




2024年4月15日(月)
グループ指導
 これまで大学院生の指導は、個別指導か2週間に1回のゼミの実施でした。多い時には10人を越えるメンバーがゼミに揃うので、広く浅くという感じになってしまいます。
 そのようななか、このところ少人数のグループ指導を行うようになりました。修士2年生の3人は、個別の添削は行いつつも指導時は3人一緒。博士課程の2人も、研究生の2人もグループ指導を行っています。
 私の時間に制限があることに加え、他者と一緒の方が良い面から学んだり、自身の置かれている状況を客観的に把握することができます。ただし前提条件として、メンバー同士での信頼関係が築かれていることや、大幅な能力差がないことがあります。グループ指導が上手くいった時には、相乗効果があり満足感も高まるようですね。
 様々な指導スタイルでやってみて、最適な方法を見出していきたいものです。


2024年4月11日(木)
第一回教授会
 今日は2024年度の第一回教授会でした。
 朝思い立って、2024年度のスタートに際しての学部長挨拶をすることにしました。続く少子化のなか、どの大学も生き残りをかけて頑張っていかなければなりません。そのなかにあり、希望を忘れずに乗り切っていく必要があることを伝えました。
 この2024年度も、先頭に立って学部をまとめながら、闘いながら、ひたすら前に進んでいきます。身が引き締まる思いですね。
 それでも、1年前と比べるとチームワークができてきて、自身の視界が広がって、一定のノウハウも身についてきました。うん、まだしばらくは頑張れそうです!


2024年4月08日(月)
授業スタート!
 大学院は6日(土)から、私の学部授業は本日から始まりました。
 土曜日の大学院スクーリングでは、院生指導から始まり、1・2年生交流会、そして夜の懇親会と楽しくて濃い時間になりました。
 そして本日の学部授業は2コマの専門ゼミです。初めての顔合わせとなった少し緊張気味の新3年生と、最高学年になって「こなれ感」がでてきた新4年生でした。
 3年生は、これから一緒に色々なことができそうな予感がして、楽しみです。4年生は卒論や就職活動、受験勉強など、やらなければならないことが山積みなので、乗り越えていくための相互サポートが必要です。なんと、入学したばかりの1年生が4年ゼミの見学に来ました!そのモチベ―ションの高さはすごいです。
 どの時間も、期待に満ちたスタートになりました。


2024年4月05日(金)
ほんの一息
 4月1日の入学式から、ノンストップで朝一から挨拶・ガイダンス・会議を行ってきて、少し疲れ気味でした。週末の大学院スクーリングを前に少し休みたくて、昨日の夜遅くに自宅に戻り、さっき愛知に戻ってきました。
 東京で2つの課題をこなした後に、近くの上野公園へ。今日は寒くて桜はまだ満開ではなかったけれど、多くの人が桜を観に来ていました。久しぶりに屋台で買った物を食べながら、一瞬だけ花見気分を味わうことができたので満足です。
 3日前に見た名古屋の鶴舞公園の桜はすでに咲いていたので、やはり名古屋の方が暖かいことを実感しました。


2024年4月01日(月)
入学式
 今日は入学式です。パリッとしたスーツを着た、学部と大学院の新入生が体育館に揃いました。心に響く挨拶が続き、未来への期待が詰まった始まりの儀式になりました。
 その後は、二つの教室で学部長として挨拶を行いました。新入生が熱心に聞いてくださり、話した甲斐がありました。
 大学時代は、人生のなかで最もキラキラ輝く素敵な時間です。誰にとっても充実した4年間になるよう、心より応援したいと思います。折に触れ、好きなフレーズを思いおこしながら。。。
 「社会福祉教育を担う社会福祉士は、次世代を担う人材育成のために、知識と情熱を惜しみなく注がなければならない」(以前の社会福祉士の行動規範より)


2024年3月30日(土)
年度末の仕事
 あっという間に年度末になってしまいました。なにかまとまった仕事をした感じはしていないのですが、気が付いたら時間が過ぎてました。。。
 年度末の仕事は、すでに今年度の報告や来年度の計画書等は書き終え、4月1日の入学式以降続く学部長挨拶の準備や、新年度の教育や人事の対応などに追われています。そのため、自分のことは後回しに。つまり「学部の仕事>新年度の教育準備>自分の研究」ということですね。
 とりわけ、年度末・年度始めは瞬発力が必要な仕事が舞い込みます。1日のなかで変わり続ける状況を把握しつつ、瞬時に判断して進めていかなければなりません。この役職に就く時に、コブばかりの上級者コースのゲレンデを滑り降りる感覚と例えましたが、まさにそのとおり。そして、この状況は次年度に続くのでした。
※桜、咲きましたね~。


2024年3月27日(水)
編集会議
 昨日は久しぶりに対面での編集会議でした。
 大雨のなか、自宅と同じエリア内の出版社に徒歩で向かい、2時間程、ざっくばらんに話して帰ってきました。国家試験のテキストなので、定期的な見直しが必要です。コロナが出始めた時に最初の編集を行って以来、久しぶりに編集委員の先生方とも顔を合わせました。この間、皆さんにそれぞれの時間が流れており、懐かしい感じがしました。
 たまには、このような機会もいいですね。日頃担当していない科目なので、制度の流れなどが把握でき認識のチューニングになりました。


2024年3月22日(金)
ゼミ見学合宿
 コロナ禍では、ゼミでの見学もコンパもできなかったのですが、今日は久しぶりに2箇所の見学と飲み会の「日帰り合宿」を行いました。
 午前中は、卒業生が医療ソーシャルワーカーとして働いている巨大病院へ。2年目の彼女から様々なせつめいをしてもらい、成長ぶりを目の当たりにして感慨無量でした。
 午後からは福祉用具プラザに行き、体験型の学びをすることができました。
 そして夜は、数年ぶりのゼミコンパです。1時間半と限られた時間でしたが、みんな楽しそうでした。
 やはり、「こんな時間があってこそゼミだなぁ」と実感する1日となりました。次年度からも、アクティブな学びを取り入れていきます!


2024年3月20日(水・祝)
大学院ゼミ交流会
 本日は、年に1回の大学院ゼミ交流会でした。
 午前中は、次年度から博士課程に入学する2人に対する指導をしました。幸いなことに、別の博士院生も参加し、博士課程のイメージを伝えてくれました。
 午後は、6人の研究発表です。それぞれにわかりやすくまとめてプレゼンテーションを行い、とても興味深い時間が持てました。
 そして、夜は交流会です。コロナ前に初めて担当した院生4人と一緒に行ったお店に、今日は8人で行きました。5年ぶりでしょうか。
 1日を通して、知的刺激と楽しい雰囲気に包まれた、素敵な時間になりました。


2024年3月17日(日)
元気の源の研修会
 そして、今日の午前中は実習演習研究会、午後からは業務マネジメントの研修会でした。いずれも、中央法規出版の研修室をお借りして実施しました。
 午前中の研究会は、教える人たち同士で教育方法について話し合う、ピアスーパービジョンのような場です。午後の研修会は、全国の医療ソーシャルワーカーさんに対する講義とワークを組み合わせた取り組みで、私もグループに入り話を聞かせてもらいました。
 いずれも濃く深い時間であり、共感性が高い人達との話し合いのなかで、徐々にエネルギーがチャージされていくことを実感。1泊1日の東京ステイでしたが、元気になって戻ってきました!


2024年3月17日(日)
卒業式
 昨日は卒業式でした。
 卒業生たちはコロナ禍に入学してきて、入学式がなく授業は5月からオンラインでスタートしました。途中から対面授業に戻り、実習をして、就職活動を行って、卒業論文を書いて、国家試験の受験をして、卒業式を迎えました。本当に良く頑張りました。この4年間を振り返ると、感慨深い思いがします。
 これからは、自由に羽ばたいてほしいと願うばかりです。
 式典の間は壇上にのぼり、その後は4つの専修を順にめぐって卒業の挨拶を行ってから、ゼミ生への卒業証書の授与を行いました。終わってから、速攻で東京へ。さすがに少しくたびれてしまいました。。。とはいえ、暖かくてよく晴れた日になって良かったです。


2024年3月14日(木)
高校での模擬授業×2
 一昨日と昨日は、高校へ訪問して模擬授業を実施しました。それぞれ別のテーマの授業を、都会の高校と郊外の高校で行いました。
 前者の高校は最寄り駅から歩けるので良かったのですが、後者は駅から遠いためにタクシーの手配が必要です。行きは前日に予約しておいたため問題なかったのですが、帰りはタクシー会社に電話をしたところ1時間半の待ち時間と伝えられました。。。そのため、進路相談会を催している業者の方に送ってもらい、駅に行くことができたので助かりました。
 もう10回も高校訪問をしていると、様々な場所にある高校で様々な生徒に会うことができます。先生方の対応もそれぞれで、今まで知らなかった面に関する経験値が高まっています。


2024年3月10日(日)
ブラボー!なシンポジウム
 昨日は、完全対面の日本ソーシャルワーク学会のシンポジウムでした。テーマは「ジェンダーをめぐるソーシャルワークの課題:政策動向と支援課題」です。
 ジェンダーをめぐる最新情報が満載で、なによりもシンポジストもコメンテーターも勢いがありました。また、いつ聞いてもコーディネーターの先生の進行やまとめ方が絶妙で、真似したいことばかりです。思わず立ち上がって「ブラボー」と叫びたくなるような、本当に面白いセッションでした!
 さらに、とても久しぶりに再会できた方々もいて、全体としての満足感が高かったです。「私も頑張らなきゃ」という気分になり、モチベーションが上がりました。


2024年3月07日(木)
昼食をどうするか問題
 雨の火曜日。6つの会議の合間に少し都会の校舎から田舎の校舎への移動。いつもお弁当を持ってくるのですが、珍しくこの日は、昼食を持ってきていませんでした。しかし電車の時間が迫っていたため、都会の校舎付近で購入せずに飛び乗りました。
 田舎の校舎の駅にはコンビニはなく、食料を購入するには大学生協しかありません。しかし、大学の正門から15分近くかかる生協まで、激しい雨のなか歩く気力もありません。
 そこで、年に1回行くかどうかという駅にあるカフェレストランへ。私にとっては珍しい選択です。でも、そこで食べたカレーがとっても美味しかったです!もっと、このお店を活用させてもらおうと思いました。
 田舎の大学に勤めることが多い私にとって「昼食をどうするか問題」は常に付きまといますね~(大学教員の仕事の流儀その23「大学教員の昼食」)。もう少し昼食のレパートリーを増やしたいものです。


2024年3月04日(月)
合同修士論文発表会
 土曜日は、研究科合同の修士論文発表会でした。今年度は指導院生がいなかったため、自宅からオンラインで参加することにしました。
 修士論文を書いた全ての院生が分科会形式で発表し、最後に代表論文の発表があります。院生の発表が素晴らしいだけでなく、その後の指導教員のコメントが勉強になるのです。
 代表論文になった人の1人が、来年度指導教員が研究休暇のため、研究生として私の大学院ゼミに入ることになりました。指導教員から受け継ぐバトンの重さを感じつつ、4月から二人三脚で頑張っていかなければなりませんね。


2024年2月29日(木)
ソーシャルワーカーの業務マネジメント継続研修~①後輩と共に学ぶ方策を学ぶ
 昨年4月に出版した『医療ソーシャルワーカーのための業務マネジメントガイドブック』に基づく、継続研修を行うことになりました。「教育」「実践」「管理」「研究」のマネジメントの実際について、研究者と現場実践者とのコラボで、講義とワークを交えてお伝えしていきます。
 初回は、2024年3月17日の午後になります。関心のある多くの方に参加していただきたいものですね。


2024年2月26日(月)
高大連携
 高校と大学とが連携して、教育や交流を行うことを高大連携といいます。
 今日は、愛知県内の高校と本学社会福祉学部との連携協定締結式でした。高大連携をより強固なものにするため、正式な提携を結んだのです。大学生が高校に行って授業を行ったり、高校生が大学に来て授業に参加したりと、活動の可能性は沢山あります。
 協定締結式の挨拶も調べると、案外、多くの挨拶文がネットにアップされているものです。私なりに挨拶を行い、無事に式を終えることができました。本当に色々な仕事がありますね。新たな仕事を前に、その都度、準備をしながら経験値を増やしているところです。


2024年2月21日(水)
楽しいセッションのはじまり
 2024年6月16日に大分市で行われる、日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会でシンポジウムを行います。テーマは「次世代に医療ソーシャルワーカーのスピリッツを伝える教育のあり方~ソーシャルワーカーの業務マネジメントの視点から~」です。
 そして今日は、選りすぐりの3人のシンポジストとの2回目のミーティング。すでに互いのプロフィールがわかっている本日の会議では、互いの実践内容や成長の道のりの情報交換におよびました。そして、今後もプレゼンテーション内容を共有する時間を持った後に、本番のセッションに臨みます。
 この少しずつ自身を開示しつつ歩み寄る感覚、共感のポイントや違いを確認する過程、全てがワクワクするセッションの一部です。本番ではどんなライブができるか、さあ、面白くなってきました!


2024年2月17日(土)
春の兆し
 今日は、修士課程1年生の修士論文構想発表会でした。これまで何度か抄録の添削を行い、プレゼンテーションの予行演習を行い、質疑応答対策も行ってきた3人の指導院生は、皆無事に発表を終えました。本当によく頑張ったと思います。
 1年生の最大の山場を終えて、皆でお洒落なカフェでランチをしました。発表前の顔とは全く異なり、3人ともリラックスしており、とても楽しいひと時でした。
 そしてもう一つ嬉しいことが。先週受験を終えた研究生2人が博士課程に合格しました!2人ともよく頑張って勉強していたので、本当によかったです。もう春ですね。。。


2024年2月12日(祝・月)
博士課程受験終了
 そしてこの三連休初日の土曜日は、博士課程の受験でした。受験生は皆、張りつめた顔で試験に臨み、ベストを尽くしました。試験が終わった後に「放心状態」と話す受験生もいて、私も数十年前のことを思い出しました。
 その頃は英語の試験が2科目あったので、英会話教室に通って個人レッスンで読解のトレーニングを積むとともに、毎日、その大学院の先生方が書いた本を1日1冊は読み、試験問題に対応できるよう準備をしました。入学後よりも入学前の方が勉強していました。だから私も、終わった時に放心状態になったような気がします。
 受験生にとって、暖かい春が来ますように!そして入学してから、また長い道のりが続いていくのです。


2024年2月7日(水)
国試終了
 先週末の土日に、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験がありました。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
 日曜日は早朝から、国試会場に応援に行きました。これから試験を受ける人達が、緊張の面持ちで会場に入っていきます。私達は会場の外で声をかけたりグッズを渡したりと、2時間程の応援を続けました。その応援でホッとしたという声をいただき、こちらも安堵。
 ただ今回の教訓は、応援に行く時は防寒対策をしっかりしなければならないということです。私達は会場内に入れず外での応援になるので、寒さに気をつけなければなりません。そこが甘かったです。。。


2024年2月3日(土)
試験ウィーク
 あっという間に2月にはいり、各種の試験を行う時期になってきました。
 大学生の期末試験はすでに終わり、これからは学部や大学院の入学試験。そして、明日は社会福祉士国家試験です。そして教員側は、試験の準備から試験監督、採点、成績評価と、やはりやることが沢山あります。
 受験生にとっては、寒さ厳しい今が一番の踏ん張りどころといえるでしょう。でも、これからきっと暖かい春が迎えられると信じて、頑張ってください!
 明日は早朝から、応援に行きます。


2024年1月29日(月)
スキーバス事故現地法要
 そして日曜日は、現地法要を行いました。39年前に犀川に転落したバスに乗っていた25人の方のご遺体を安置した正源寺と観音堂、犀川にある慰霊碑にお参りをしました。大学関係者の他に、長野県地域同窓会の方、退職教員、当時バスに乗っていた故学生の同級生の方、当時の捜査を行った元警察官などが参列されました。
 ご住職は、涙を流しながら当時のことを語られていて、また現地の方々はずっと慰霊碑を守っていただいており、長野県の皆様のあたたかい気持ちを感じる機会にもなりました。私自身も、悲しく無念な思いを抱き、この事故を風化させてはいけないという思いを新たにしたところです。
 とはいえ、感受性が敏感な私にとって、エモーショナルな体験の連続にはいささか疲れました。。。そのため、少し静かな環境で休息したいと思います。


2024年1月29日(月)
めぐる生
 この土日は、犀川スキーバス事故の現地法要のため長野への出張でした。もとより、自分にとってはスピリチュアルな旅になるだろうという予感はありましたが、やはりその通りになりました。そのため、今回は少し感覚的な文章になります。
 土曜日には、大学を卒業して10年目の新潟と秋田に住む卒業生に会いました。そのうち一人は、10年の節目を迎え、今後、どのように生きていけばよいのかについて対話をしたいと。何かに導かれるような偶然が重なり、所縁がない長野の地で10年ぶりの再会です。
 3人で食事をした時には、まだ私自身にも日頃のモヤモヤがある状態でした。でもその後善光寺に行き、御戒壇巡という真っ暗闇の通路を進む経験をし、出口の光が見えた時、それまでのモヤモヤがストンと落ちました。私だけでなく、3人ともがそれまで抱えていたモノがリセットされ、とても前向きになれたのです。もう話をしなくても、十分満たされている感じで。。。
 卒業から10年目に再び会い、そのなかで御戒壇巡という光から闇、そして光へという循環のなかで、「自分の生はめぐっている」ことを感じました。魂が揺さぶられるような至極の時間が持てて、とても満たされたひと時になりました。


2024年1月26日(金)
スキーバス事故追悼集会
 本日は、1985年1月に起こった犀川スキーバス事故の追悼集会でした。毎年、この日は昼間に慰霊碑がある「友愛の丘」に集まり、黙祷の後に献花をします。いつもより寒さが厳しいなかで、多くの教職員や学生が参列しました。高校の同級生が被害に遭われた原田正樹学長の挨拶が、心に沁みわたります。
 毎年の黙祷の際、いつも亡くなられた方々が頭をよぎりますが、今年は震災や戦争があり、深い悲しみのなかでの祈りになりました。
 そして週末は、長野の犀川へ四十回忌法要に行ってきます。学部長になってもうすぐ1年。自分にとってこれまでを振り返り、これからを思う一つの節目になるような気がしています。


2024年1月24日(水)
浜名湖へ
 そして今日は、雪が降るなか浜名湖のほとりの高校まで模擬授業に行きました。とても風光明媚な場所にあり、海の近くにある本学と似ているなぁと親しみを覚えました。特に風の強さが。。。
 生徒さんも熱心に取り組んでくださいました。
 2コマ連続の体験学習を終え、その後は本学名古屋校舎で博士論文の審査へ。1日の移動距離の長さは、なかなかのものでした。とはいえ、この天候のなかでどちらの予定も遅刻せずに間に合ったので、ホッとしています。
 高校訪問は毎月行っているため、学部長としてのルーティンワークになりつつあります。


2024年1月24日(水)
医療専修企画・就職ガイダンス
 昨日は、我が医療専修3年生を対象とした就職に向けたガイダンスを実施しました。昨年度から始めて2年目の企画です。
 一般企業の就職とは異なり、医療機関の就職は独特のルールがあるため、それを伝えるとともに面接に向けた練習を行いました。昨年度、私が作成した面接項目の資料や学生から集めた就職活動のデータを、今年度は別の教員が引き継いで学生に伝えてくれました。
 多くの学生が参加し、とても熱心に聞いてくれて反応も良かったです。今後も、この企画を続けていくことに意義があると思いました。
※月曜日に健康診断が終わり、久々のご褒美は「ナポレオンパイ」でした♪超絶美味!


2024年1月19日(金)
生みの苦しみ
 定例の2週間に1度の大学院ゼミ。今日は、修士課程1年生3人が取り組んでいる小論文に関して、先輩との質疑応答でした。
 1年生は、1月末までに1万5千字の先行研究のまとめの小論文を提出しなければなりません。私のゼミ生だけでなく他のゼミの院生も、「沼」にはまっているとのこと。初めて取り組む作業は、なかなかの力仕事です。そんな「生みの苦しみ」を味わうことが、修士課程ではおおよそ3回程あります。1年生のこの時期、2年生の第一次提出前、そして1か月後の最終提出前です。今、その過程で1年生が格闘しているのです。
 そして、明日は2年生の修士論文口頭試問が行われます。どちらも、頑張ってほしいものですね。


2024年1月14日(日)
動画収録
 心身の疲れが癒えてきたこの週末、大学では共通テストが行われていますが、学部長の私は監督業務は免除されました。そこで、昨日は品川にあるソーシャルワーク教育学校連盟事務局にて、これから必要になってくる動画の収録を行いました。
 本格的なスタジオセットで、パワーポイントを上映しながら必要事項を説明します。我ながら名案だったのは、授業のオンデマンドコンテンツと同様に、講師の顔を出すのは最初と最後だけにして、途中はパワーポイントと音声のみを流すことにしました。これで、ワイプに映る自分の顔を気にせず、説明に専念できます。一緒に動画を撮影した先生にも喜ばれました。
 無事に収録を終え、年末年始の中レベルの仕事を一つクリア!寒いなぁと思っていたら、午後からは雪に。ほっと一息つき、濡れながら家路を急ぎました。


2024年1月8日(月・祝)
共感疲労
 地元から戻ってきて仕事が始まったのですが、日々、流れてくる辛いニュースに重たい気分が抜けません。そして、これが「共感疲労」であることを知るのです。
 共感疲労になりやすい人の特徴を見てみると、「相手に気を遣いすぎる」「感受性が強い」「過去にトラウマを経験している」「自分の役割に使命感を持っている」「好奇心旺盛」など、「まさに私じゃん!?」ということがわかりました。3・11の時も震度7の地域で被災し避難した経験があったため、その時の心象と似ているかもしれないと思いました。
 そして対策は、震災関連ニュースを制限すること、気分転換、人との気持ちのシェア、共感疲労を自覚することだそうです。自分を守りつつ、でも被災地へのサポートも忘れないことはきっと両立すると考え、しばらくはできるだけ緩やかな環境に身を置きたいと思います。


2024年1月3日(水)

複雑な気持ちの新年
 2024年は、地元の富山県での被災から始まりました。1月1日に震度5強の能登半島地震に見舞われ、夜通し余震が続きました。その後は、なんとか東京の自宅に戻ることができましたが、徐々に明らかになる被害の様子に言葉もありません。一刻も早く、被災地の皆さんが平穏な生活が取り戻せることを、心より祈ります。
 では、今年の目標を書きます。

 
<研究・教育>
・ICTを活用した福祉教育研究を進めて発表する
・研究支援に関する研究を始める
・6月16日の日本医療ソーシャルワーカー協会大分大会でのシンポジウムを成功させる
・学生への教育に専心する
<校務>
・引き続き学部長として管理業務を行う
<学会活動>
・10月26日・27日に本学で実施する日本社会福祉学会秋季大会を成功させる
・日本社会福祉系学会連合で実施する調査をまとめる
・日本ソーシャルワーク学会の研究ワークショップを発展させる
・主催している実習演習研究会を発展的に継続させる
<プライベート>
・ワークライフバランスを実現させ、家族と過ごす時間を確保する
・芸術や自然に触れる時間をとる
・できれば海外に調査に行く

 今年もよろしくお願いします。


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