2022年1月〜12月の日記 本文へジャンプ
2022年の日記です。


つれづれなるままに・・・・・・私の日常風景




2022年12月29日(木)
仕事納め
 昨日、研究に関するコンサルタントを終え、公の仕事は納めました。
 あとは身体のケアに行ったり、年賀状を書いたり、数年ぶりに会った人達と旧交を温めたりと、リラックスしながら過ごしています。年末年始は家族とゆっくり過ごす予定です。
 今年も様々な人にお世話になり、新しいつながりができました。また、新しい学びや活動に取り組むことができ、濃厚で充実した1年になりました。来年は、今よりも忙しくなることが目に見えていますが、緩急をつけた生活スタイルを目指したいです。
 最後に、来年は世界中で平穏な暮らしが戻ることを願い、1年を締めくくりたいと思います。
 良いお年をお迎えください。。。



2022年12月26日(月)
日本ソーシャルワーク学会実践研究支援ワークショップ終了
 昨日は、3回シリーズで取り組んでいた日本ソーシャルワーク学会の実践研究支援ワークショップが終了しました。当初参加していた人たちが徐々に減っていったけれども、無事にゴールに辿り着いた方々には敬意を表します。
 最初は何も形になっていなかった段階から、しっかりと自分のやりたいことを盛り込んだ研究計画が作成できたことは、とても大きな一歩だと思います。ぜひ、これからも計画を実現し、研究をまとめていっていただきたいものです。
 取りまとめをしている私にとっては、年上の先生方の講義を聞いたりディスカッションしたりと、まるで部活動のようなとっても面白く学びの多い時間でした。来年度からも続けていきたい活動の一つになっています。



2022年12月24日(土)
クリスマス模試
 全国的に雪が降る今日、愛知県も雪でした。そのため、公共交通機関が乱れるなか、4年生は終日、社会福祉士のクリスマス模試です。本番と同じ設定で試験を行いました。私は学部の国試対策委員長のため、1日、監督業務でした。
 申し込んだ人の半分程しか集まれませんでしたが、受験した学生達はよく頑張りました。国家試験まではあと1カ月半。焦るし、新たに分からない問題が出てくるかもしれないけれども、こんな雪の日にも模試に臨む意気込みは、きっと結果に繋がっていくことでしょう。
 サンタさんより、点数のプレゼントがもらえますように。。。



2022年12月19日(月)
クロージング
 今年度のゼミ最終日、3年生は「スタートアップ卒論執筆」という医療専修の全体企画を行い、4年生はクリスマス会&クロージングを行いました。無事にホールケーキをシェアして、食べることができました(11月29日の日記)。
 そして、みんなが2年間のゼミに対する思いをひと言ずつ話しました。なんだか照れくさいような、嬉しいような、切ないような、そんな時間です。私もゼミがとても安心できて、大好きな場だったことを伝えました。
 すぐに新しいステップに進み、この2年間は「昔のこと」になってしまうかもしれないけれども、みんなが心地よく過ごせた時間が、少しでも何かのエネルギーになるといいなぁと思います。
 そして、あとは最後の難関である国家試験の受験。1月も継続的に勉強ゼミを開くので、最後まで一緒に進んでいく予定です。



2022年12月15日(木)
今年の漢字
 例によって、日本漢字能力検定協会が今年の漢字を発表し、「戦」になりました。複雑な気分ですが、世相を反映しているのでしょう。それでは、私の今年の漢字は・・・「努」です。つとめる、はげむ、努力するという意味がこもっています。
 まあ、とにかくよく働きました。前半は引き受けた大仕事で、日々大量の書類に目を通し、日々メールのやり取りをして、都度都度会議のとりまとめやプレゼンテーションを行いました。次に、新しい大学院科目を持つために、100数十ページの資料を作成し、毎週毎週コメントしました。そして、新しい学部科目では全15回のオンデマンドコンテンツを2カ月で作りました。外部の仕事では、日本社会福祉系学会連合会長、日本社会福祉学会副会長、ソーシャルワーク教育学校連盟理事と仕事が増え、よく朝から会議を行っていました。
 そんななか、ICTを使った演習教育の研究や医療ソーシャルワーカーの業務マネジメント本の作成を新たに始められたのは、楽しい時間でした。また、いつも以上によく美術館に足を運んだ気がします。
 そんな感じで「努」がピッタリな1年となりました。来年も慌ただしくなることは目に見えていますが、知的生産活動と感性を潤す取り組みは欠かさないようにしたいものです。



2022年12月15日(木)
実習報告会
 今日は、ソーシャルワーク実習に行った学生達による実習報告会でした。3クラス合同で、福祉現場の受け入れ先の方々も御参加いただきました。
 私のクラスからは3つのグループの報告を行ったのですが、みんな堂々としていました。昨夜行った、本番の広い会場での予行演習も良かったようです。
 思えば、とてもノリの良いクラスでした。みんな仲良くて、活発で、夜遅くの授業だったので遠くから来ている人ばかりなので「早く帰りたい〜」なんて言いながらも、やる時はビシッと決めてました。
 そして、今日のように成果が形になると、感慨深いものがありますね。あと、来週1コマを残すのみ。いつも楽しい時間でした。



2022年12月12日(月)
だるまの目入れ
 今日は、卒論報告会の直後に、4年生の国試激励会を行いました。私は学部の国家試験対策委員長を行っているため、残り2か月の過ごし方について学生に話しました。
 その後は、恒例の学長によるだるまの目入れです。片目のだるまが両目になる日まで、引き続き頑張っていかなければなりません。
 これからはゼミも授業も終わり、受験生は自分自身との闘いになります。試験までの一番急な坂道を登り終え、試験が終わった日に山頂に立ったときのように、このうえない開放感が得られることでしょう。
 ひたすら勉強し、自分の手で人生の扉を開けられるよう応援しています!!



2022年12月10日(土)
生のエネルギー注入
 この間は自宅で、終日会議の1日と、ひたすら仕事の1日と、データ分析に勤しむ時間を過ごしていました。
 そのなかで、1週間前の恩師の訃報からまだ立ち直れなかったため、生きる力を注入しに岡本太郎氏の作品に会いに行きました。前も訃報に接したときに、草間彌生さんの作品に触れて「生のエネルギー」をもらったことがあります。天才芸術家の強烈な作品に触れることで、前に進むため背中を押してもらうことができるようです。
 今回も予想どおりでした。岡本さんの作品からは、どんなことがあっても生きて自身の存在を主張し続けなさい、と言われているようでした。特に、太陽の塔の内部にあった「生命の樹」に配置された292対の生物模型を見ると、連綿と続く生とその最先端にいる自分を感じました。まだまだがんばらなければ。。。です。



2022年12月06日(火)
会議×4
 お休み中の上司の代わりに、先週から全学の会議に出席。来年度からの予行演習のような機会になりました。
 これまで、ほぼ1日の会議が月1回だったものが、月に複数回になります。いかに会議の合間を有効に使うのか、できるだけ身体を動かすのかがポイントですね。
 さらに、学会の役員も行っているため、今日はそちらの会議もありました。そのため、授業の後に会議が4つ。研究室の窓から見える景色が、昼の日差しから綺麗な夕暮れに、そして夜になる頃に終了しました。
 さすがに、にわかサッカーファンになり、昨夜3時頃まで起きていた身体には堪えますね。。。今日は早めに眠ることにします。



2022年12月03日(土)
訃報
 そして飛び込んできた、御世話になった先生の訃報。私にとっては、研究を行ううえのロールモデルの一人でした。
 他の研究を貶めずに尊重しながら捉える視点、いつも穏やかに微笑んでいる姿、先生の論文を読んで書いた手紙を持ち歩いてくれていたこと。。。この頃は年賀状のやり取りしかしていませんでしたが、それでもお元気な姿を感じられる機会でした。
 今頃きっと天国で、最愛のお母様と再会されているのでしょうね。先生に出会って、背中をみて、私もソーシャルワークの研究者になりました。
 心からの感謝と、ご冥福をお祈り申し上げます。



2022年12月03日(土)
大学院報告会
 今日は大学院の修士論文報告会でした。今年度は2人の院生が修論を書き、第一次提出を終えました。この1か月後に最終提出がひかえています。
 本日は、一人一人の院生の報告に対し、2人の副査が口頭や書面で指導を行います。今回は副査になったのは1人のみだったので、その人の論文を読んで添削し、コメントしました。
 みんなコロナ禍でよく頑張ったと思います。それぞれにキラリと光る部分が垣間見られました。あとは年明けの最終提出に向けて、ひたすら頑張るだけです。
 身体に気を付けて走り抜けられますよう、心よりエールを送っています!



2022年11月29日(火)
ホールケーキを食べるのだ!
 先週、無事にゼミ生全員が卒業論文・研究レポートを提出し終えました。その前数日間は、こちらもひたすら添削に追われる日々。ようやくひと段落です。
 昨日のゼミで、12月の最終ゼミをクリスマス会にして卒業アルバムの写真を撮り、2年間の振りかえりをしつつ、ホールケーキを食べることになりました(ディスタンスをとり)。みんなでケーキを切ってシェアするのが良いようです。「よっしゃー!それなら御馳走してあげる!」とさっそくケーキを予約。これが自宅だったら自分で作るところですが、愛知の家ではオーブンも器具もありません。コロナ前は毎年飲み会を開いていましたが、それが全くできず、合宿もできず。。。ケーキなぞ安いものです。
 そんな4年生とのお別れが近づいてきているので、一抹の寂しさが心をよぎるこの頃です。
※写真は以前作ったクリスマスケーキ。ケーキ学校に通い、毎週1台、ケーキを作っていた時期がありました。



2022年11月26日(土)
エキスパートの研修
 本日は、愛知県医療ソーシャルワーカー協会のエキスパートを対象とした研修でした。これまで、人材育成に関する研修があまり行なわれてきていないとのことで、集った方々の熱を感じました。
 講義とワークシートに基づくグループディスカッションを交互に行うスタイルで、3時間にわたる人材育成に焦点化した研修を終えることができました。
 まだまだこのテーマの研修は序盤であり、これからさらに研修を重ねて、中堅者・ベテラン者にとって具体的なヒントが得られる機会をつくっていきたいものです。まずは、作成中の医療ソーシャルワーカーの業務マネジメント本の発行からですね。
 現場のソーシャルワーカーでなく、研究者の立場から尽力できればと思っています!



2022年11月22日(火)
納得のゼミメンバー選定
 来年度の専門ゼミのエントリーシートが届きました。
 皆さん、熱い熱い思いをぶつけていただき、読んでいるだけでこちらが沸騰しそうになります。一人一人のエントリーシートがキラキラしていました。予想よりも少なめの人数でしたが、そのなかからゼミ定員の15人を選ばせていただきました。
 「きっと、このメンバーでゼミを行ったら楽しいだろうな!」と思える納得のメンバーが揃いました。選んでくれた学生達とゼミの魅力を伝えてくれた上級生達に感謝です。
 あれもこれも一緒にやりたい、一緒にやろうと、久しぶりに心からワクワクしています♪
 そして今日は職場と学会でも、来年度のシフトをあれこれ考えました。もうそんな時期なのですね。。。



2022年11月18日(金)
山頂から滑り降りなさい、というような状況
 大学内で、突然山頂にヘリコプターで連れてこられて「さあ、ここから滑り降りなさい」と、中級レベルのスキーヤーに要請されるような状況に置かれました。その坂はなだらかな部分もあるけれども、コブコブでかなり難儀する部分もあったり、ならしていない部分もあったり…。それでも、長期間にわたり進んでいかないといけません
 最初の1年は、きっと試行錯誤の繰り返しになることでしょう。大学内の仕事と外の仕事、自分の生活とのバランスをいかにとっていくのか、愛知と東京の家の行き来をどのようなタイミングで行うのか。仕事と研究をどのような割合で行っていくのか。考えても明確な見通しは持てません。
 でも、心強い仲間がいるので「やるしかない!」という気持ちです。もう少ししたら、きっと肩の力が抜け、自分なりの「滑り」ができるはず。。。



2022年11月15日(火)
卒業生の来校
 卒業後3年目の卒業生が、精神保健福祉士のゲスト講師のために来校し、研究室にいらっしゃいました。卒業式前からコロナ禍に入ったなかで、本当によく頑張っています。もともと優秀な人でしたが、来年度から大学院への入学が決まったという嬉しい報告も受けました。
 こんなふうに、卒業してからも元気で頑張っている姿に会えると、こちらもパワーがもらえますね。
 そして、連日、複数の2年生が来年度のゼミ選択に向けてゼミ見学に来たり、研究室での個別面接を行っています。すでに、学年の半数程の学生とコンタクトをとりました。「今年の2年生は積極的!」という印象があります。
 さてさて、実際は何人の学生が応募してくれるでしょうか。ふたを開けてみないとわからないですね〜。



2022年11月13日(日)
ダブルヘッダー
 今日は、午前・午後のダブルヘッダー。その間40分しか空いていなかったので、急いで昼食をとり、次の会場に行くというZoomならではの離れ業です。
 午前中2時間は、社会福祉教育セミナーのソーシャルワーク演習分科会で、地域を基盤とした演習教育について話し合いました。コーディネーター兼コメンテーターのような役割で、参加者の方の話に刺激を受けました。ジャズ・セッションのようなライブ感が感じられて面白かったです。
 午後4時間は、日本ソーシャルワーク学会の実践研究支援ワークショップで、司会兼グループのコメンテーターを行いました。こちらは、悩みながらも研究に取り組むソーシャルワーカーさんと共に、次のステップに進むための時間。1か月後にどのような成果につながるのか楽しみです。
 とはいえ、家から出られないため、やはり1日に講演は1回までにしようと思いました。



2022年11月12日(土)
仕事をしない日
 連続勤務が10日間続き、さすがに疲れがピークに達しようとしていた金曜日、久しぶりに講義も会議もない日を過ごしました。このまま勤務を続けたら、きっと何かのミスをしそうな疲弊ぶりでした。
 2週間ぶりに自宅に戻り、近所を散歩したり、好きなお店で買い物をしたり、ずっと通っているクリニックで自分の状況を話したりと、とにかく発散しつつ休むことに。休めばまたエネルギーがわいてきて、次のことに取り組めます。
 その結果、今日はソーシャルワーク教育学校連盟主催の社会福祉教育セミナーに参加し、1日勉強することができました。明日は私自身が登壇し、午後からはソーシャルワーク学会の実践研究ワークショップのダブルヘッダーです。エネルギーチャージした今、どちらも前向きに取り組めそうです♪



2022年11月06日(日)
もやもやを形にしてみよう!
 そして今日は、愛知県医療ソーシャルワーカー協会主催の研修会で、実践の中でのもやもやを形にしてみよう、という内容で話しました。これは実践研究を行う前段階の作業として、もやもやをどのように形あるものにするかのプロセスを体験してもらうのがねらいです。
 この日のために、事前学習用の動画を1本とりました。3時間かけて、ゆっくりと形にするプロセスを講義とグループ討論で進めていきます。これも、受講者の方がどのような感想を持ったのかはまだわからないけれども、新しいことを考え、実行して、振り返り課題を明らかにし、次につなげるのは楽しいので、私としては実験的で興味深い時間になりました。
 ということで、世は4連休の人もいるようでしたが、ずっと働いています。お休みがとれる、次の金曜日まで頑張ります!



2022年11月06日(日)
院生学習会
 昨日は、昼は保護者懇談会、夜は院生学習会でした。夏休みのスクーリング時に時間切れで伝えきれなかった、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチについて解説することに。
 ところが、ほとんどゼロスタートの院生たちに納得してもらうにはどうすれば良いか、かなりの試行錯誤を要しました。木下康仁先生の『定本 M-GTA』(2020,医学書院)をベースにしたのですが、集大成の本だけに詳細だけれども抽象度の高い部分があるため、かなり噛み砕いたり具体例を入れないと伝わらないと思いました。そのため、抽象度の高いパワーポイントを一度作ったけれども却下し、自分のなかで咀嚼したパワーポイントをイラスト入りで作りなおしました。その過程で、修正版でないGTAの本や論文も紐解くことに。。。
 結果的に、院生にどれくらい伝わったのかはまだわかりませんが、自分では改めて勉強することができて良い機会となりました。



2022年11月04日(木)
多職種カンファレンスの再現
 昨日は、我が医療専修企画で現職の医療ソーシャルワーカー・看護師・理学療法士のチームの方々に大学までご足労いただき、1・2年生の前で多職種カンファレンスを再現していただきました。
 1人の患者さんの初期・中期・後期のカンファレンス場面は、臨場感あふれるものです。飛び交う専門用語、早いテンポでの的を射た言葉のキャッチボール、次に向けて取り組むタスクの合意、昔身を置いていた現場の雰囲気を彷彿とさせるエキサイティングな時間になりました。
 1・2年生にとっては専門用語についていくのは難しいようでしたが、自身が目指す地点を目の当たりにし、学びが多かったようです。大学と現場とで学生を育てていく大切さを改めて実感しました。チームの皆さん、本当にありがとうございました!



2022年11月01日(火)
ハロウィンゼミ
 昨日のハロウィンがちょうどゼミと重なり、例によって仮装をすることにしました。
 今年は北海道で流行っているきつねダンスにちなんで、キツネにしたのですが。。。学生からは口々に「どん兵衛のキツネ?」と言われ続けて、北海道と愛知との距離を感じたところです。
 ほぼ全員揃った4年ゼミ生に、一部の3年ゼミ生と見学に来た2年生が加わり、カオスながらも熱気に満ちた空間になりました。どっしりとした充実感のある時間というか。。。
 毎年、こうやって学生に遊んでもらえて、定期的に高まる私の「仮装欲求」も満たされました(笑)。



2022年10月30日(日)
ワクチン接種4回目
 この週末は、北陸に行き、1泊したのちに東京でワクチン接種を行い、その足で愛知に戻るという、2日間の弾丸三角移動を行ないました。東京滞在時間はわずか5時間、自宅滞在は3時間という最短記録です。
 そのため、本日はワクチン休暇になりました。気分が悪いのはいつものことながら、今回は珍しく悪寒や微熱も出てずっと横になっていました。ようやく少し落ち着き、パソコンに向かえるまでになってきたところです。
 明日からの10日あまりは休みなく働くため、ひとときの休息です。エネルギーを蓄えて、次に自宅に戻れる日まで頑張ります♪



2022年10月27日(木)
誕生日
 何の変哲もない今日という日。オンラインで打合せとゼミのオリエンテーションを行い、その合間に身体のケアに行き、夜は勉強をしながら講演の準備をします。
 職場のある県にいるときは、仕事のパフォーマンスを上げるために勉強と体力づくりとケアを行い、自宅のある県にいるときは、心身を開放しながら仕事を行う。そして、何かを創造し続けていく。そんな日々のルーティンも早5年になりました。
 そんな営みのなかで、自分がやりたいことは教育であれ、研究であれ、社会的活動であれ「人を育てるための支援」ということが自覚できました。まだまだやりたいことが山のようにあります。
 健康でこの日が迎えられたこと、良い関係を保ってくださっている方々、久しぶりに誕生日を一緒に過ごせる家族に、心から感謝を申し上げます!



2022年10月25日(火)
ピカソをみて感じたこと
 久しぶりの週末帰宅の際に、近所の国立西洋美術館にピカソの絵をみに行きました。言わずと知れたキュビスムの創設者であり、作風が変化した画家としても有名です。
 展覧会では、若い頃からの絵の変遷がわかる展示でした。初期の頃はこんなに正確なデッサンの具象画を描いていたんだと、感服する事ばかり。そして今更ながら、その基礎があっての抽象画であることに気づかされます。研究もそうだなと思いながら、ふと気が付くと絵を観ながら研究に引き付けて考える自分がいました。
 帰宅できない期間に、自分をめぐるドラスティックな状況変化があり、少し気持ちを落ち着ける必要がありました。そのため、正味1日の帰宅でしたが、ピカソをみて気分転換する機会になりました。



2022年10月20日(木)
実習巡回訪問終了
 社会福祉士受験資格取得のためには180時間の実習が必要であり、毎週、教員による巡回訪問か帰校指導が求められます。我が校では9月、10月に実習があり、私のクラスの10月実習生の巡回訪問が本日で終了しました。
 実習先に慣れてきた頃、次なる課題に取り組んでいく頃、個別支援計画を作成する頃に実習生と会うことになるのですが、それぞれの時期で実習生は頭と心を使いながら実習先で頑張っています。実習生が元気な姿であればこちらも安心し、落ち込んでいればハラハラしながら話をします。
 対面実習の訪問は今日で終わりましたが、明日は学内代替実習の対応です。長時間のオンデマンドコンテンツに目を通し、明日に臨みます。毎年のこととはいえ、この時期は慌ただしいですね。



2022年10月16日(日)
日本社会福祉学会第70回秋季大会
 この週末は大阪の関西福祉科学大学で、日本社会福祉学会第70回秋季大会が開催されました。リアルとオンラインのハイブリッドで、私にとっては副会長になり初の秋季大会です。会議や控室での待機が主な仕事でしたが、かなり疲れました。
 でも、嬉しいことが2つありました。
 1つは、久しぶりに院生や全国の教員とリアルでお会いでき、名刺交換したり色々と話すことができたことです。やはり、その人の温度感を感じながら話せると楽しいですね。
 もう1つは、今年の3月21日に立ち上げた初期キャリア研究者のネットワーク(CS-NET)が本格的に動き出しており、それを目の当たりにできたことです。種をまいて、少しずつ水や栄養分をあげてきた活動が育った様子が見られたのは、本当に嬉しいことでした。
 そんな学会の2泊3日の旅はとっても楽しかったです♪



2022年10月11日(火)
授業評価アンケート結果報告書
 現在、社会福祉学部長補佐として数々の仕事を担っているのですが、そのなかの一つがFD担当です。そして、半期に一度ずつ実施される授業評価アンケート結果をまとめて報告書を作成する必要があります。今回で4回目になりました。
 もともと統計処理が苦手な私にとって、最初はExcelで相関係数を出すのも大変でした。例によって、大人の統計教室で教えてもらい、統計処理ができるようになりました。また、結果に加えて分析も書くため、ほんの数ページの報告書作成に数日かかり、先程提出したところです。
 ようやく、手帳に毎日書いていたタスクが1つ消えました!喉に刺さった小骨がとれたようで少しホッとし、また次の課題に着手しようと思います。
※この間のBGMはユーミンです♪



2022年10月09日(日)
日本ソーシャルワーク学会実践研究支援ワークショップ
 昨年度は2日間のトライアルで行った実践研究支援ワークショップを、今年度は3日間行うことになりました。今日はその初日です。全国各地から、研究について学びたい意欲的なソーシャルワーカーさん達がZoomで集まりました。
 研究者7人のユニットで、昨年度よりもバージョンアップした講義を行い、時間を延ばしたグループセッションを行いました。が、まだ時間が足りません。丁寧にやろうとすればするほどグループセッションの時間が必要で、グループ人数を少なくする必要があります。あと2回のワークショップで、少しでも充実感を感じていただけるよう頑張ります!
 このワークショップは準備過程はメンバーが本業を行った後に集まって議論し、部活動を行っているような面白さがありました。年少の私がとりまとめつつ、先輩方から色々と学ばせていただいており、お得感満載です♪



2022年10月04日(火)
渡邉洋次郎さんゲスト講義
 今日のソーシャルワーク演習は、依存症回復者の渡邉洋次郎さんをお呼びしての合同講義でした。
  渡邊さんは、これまでアルコール依存と薬物依存で精神科病院入退院48回、刑務所服役3年の経験をもち、現在はリカバリハウスいちご長居で支援者をしています。
 毎年、ゲストでお呼びしていたのですが、ここ数年はZoomになりました。今年度は久しぶりのリアル講義です。やはりリアルだと話す方も聴く方も熱が伝わり、何らかの化学反応が起こるようです。終わった後、ある学生が渡邉さんに自分の話を聴いてもらっていました。私にとっても、いつもながら当事者にしか話せない重みのある話が心にも染み入りました。
 渡邉さん、ありがとうございました!



2022年10月01日(土)
大学院博士課程論文構想発表会
 今日は終日、博士課程の論文構想発表会でした。各学年の院生が、現在までの進捗状況を発表します。私の指導院生も、落ち着いて発表を終えました。
 私は論文博士だったのでこのような場は経験してないのですが、やはり複数人に研究を聞いてもらってコメントがもらえる場は大事だな思います。どうしても、自分一人では偏りが生じてしまったり、指導教員も気づかない点があるため、複数の目で見た方がより洗練されるのではないでしょうか。
 また、久しぶりにリアルで行ったため、合間に名刺交換やお話ができたのも良かったです。



2022年9月30日(金)
ようやく一息
 なかなか自宅に帰れなかったのですが、実習巡回とリアル講義の合間を縫って、一瞬だけ自宅に戻ってきました。といっても、昨日などはZoomにより5つの会議に主席したため、場所が変わっても行うことは変わりません。特に、出版に向けた会議と研究支援のコンサルタントは面白かったです。
 今回は夜に到着して2日後の朝帰るという2泊1日のスケジュールでしたが、来週に向けて息継ぎができたひと時でした。
 長年住み慣れた街を歩くだけで、寺に囲まれた地域の線香の匂いを嗅ぐだけで、それはそれは落ち着いた気分になれます。そして、大好きな自宅にいると心からの開放感を感じるのです。この場所へをこだわりを読み解くために、瀬戸内寂聴さんの『場所』を読み始めました。



2022年9月25日(日)
MSW進化プロジェクト
 先の台風で東海道新幹線が数時間止まる事態になったため、週末に移動しなかったのは正解だったと思うことにしました。被害にあった地域の暮らしが早く復興することを願います。
 そして昨日は、大分県医療ソーシャルワーカー協会の「MSW進化プロジェクト」の講師で、ストレスマネジメントについて話しました。大分県は6年前にリアルで講演してから2回目になるのですが、もう10年以上前のような感覚です。やはりコロナ前と後とでは隔世の感がありますね。
 いつものように講演とワークを組み合わせた2時間半は、あっという間に過ぎました。最後に私が講演で話した「山頂を目指すことの大切さ」(MSWを続けることで視界が広がる例え)にちなみ、皆さんで「山に登ろう」ポーズで写真撮影。なかなか面白い時間でした。



2022年9月22日(木)
またもや台風。。。
 前の台風は過ぎ去っていきましたが、またもや台風が!それもタイミングが大変悪く、東海地方を直撃した後に関東地方に移動するというのです。せっかく2週間ぶりに自宅に戻れると思ったのですが、私のスケジュールとピッタリ重なっているではないですか!?
 戻ってこられなくなるのも困るので、今週末も帰京を断念しました(泣)。この時期は実習の巡回訪問がビッシリ入っていて、スケジュールを動かすことができないので忍耐です。。。
 幸いなことは、この間仕事がはかどり10くらいのタスクを終えたため、ゆとりはあります。仕事以外は少しゆっくり、来週の帰京にそなえますかね〜。



2022年9月19日(月)
台風休校
 世は三連休なのですが、今日、本学は講義日です。
 が、突然の台風の影響で半島にある学校は全面休校になりました。学校に入ってもいけません。
 でも、私はゼミ2コマなのでZoomで実施することにしました。コロナ禍前はそんなことは考えられなかったのですが、オンライン授業という手段を手に入れたので、こんな時は強いのです。
 これから近づく台風に向けて、取り急ぎパソコン、携帯、充電器はフル充電し、食料を準備し、懐中電灯も近くに置きました。さらに、冷凍庫で氷をつくり、風呂の湯をため、電気を使う洗濯等は今のうちにやっておきます。
 これだけ備えたので、あとは流れに任せるしかないかと。。。どちら様もお気を付けください。



2022年9月15日(木)
エネルギーチャージ
 今日は完全オフにし、エネルギーチャージをしに松本市美術館まで草間彌生さんの作品に会いに行ってきました(9月11日の日記)。これまでも何度か草間さんの展示会に行き、その都度、心の底から湧き上がってくる生のエネルギーに触れ、前向きに生きていくことを後押ししてもらっています。
 そんな、13年ぶりの松本は素敵でした。センスの良いインテリア雑貨のお店やお洒落レストランが軒を連ねます。そして、やはり松本城の堂々たる風格には、今回も魅了されました。
 13年前は、博士論文のデータ分析でホテルに缶詰めになるために訪れ、今回は一仕事を終えて訪れたため、開放感が違います。名古屋駅から2時間で行けるので、また訪れたくなりそうです。
 こんな仕事をしない休日は、一体いつぶりなのでしょうか。乾きかけていた心の水源に水が満ちたような気分になりました。



2022年9月14日(水)
帰校指導
 今夜はソーシャルワーク実習の帰校指導でした。
 いつものように、全体での情報共有後に、それぞれが話し合いたい論点を出し合いました。そして私が個別面談を行うかたわら、学生達はグループになって論点に沿った話し合いを進めました。例えば、アセスメントはどのように行うのか、利用者との話を広げるにどうしたらよいのか、どうしたら実習中眠らないようになるのか等々。
 皆、自分のなかにあるストレスを吐き出すように、話しに話しました。最後に「なんで週の真ん中に帰校指導なんですか?金曜日だったらもっと開放されたのに。。。」と言われました。「そうか、明日はまだ実習があるので日誌を書かなければならないし、気持ちは完全に開放されていないんだよな」と思い、「来年度からは金曜にするね。皆の後輩にだけど」と伝えることに。
 忘れないようにしなきゃです!



2022年9月11日(日)
ゴール!!!
 ようやく、全15回のオンデマンド授業の資料作成・動画収録・資料掲載が終わりました!!
 8月の初めから今日までの40日間、強化合宿のような日々でした。毎日4〜5時間程、土日もお盆も休みなく準備し続けました。500〜600枚のパワーポイントの体裁を整え、話す際の手順も決めて、ひたすら取り組みました。
 講義は一昨日に第1回目が配信されたばかりなので、これからまだ14回配信されます。学生の学びを促す機会になることを願うばかりです。
 ということで、近々、仕事をせずに好きなことをする1日を自分に与えることにしました♪
 楽しみがあると頑張れますね〜。



2022年9月08日(木)
会議が長いと・・・
 今日は、朝11時過ぎから19時半まで、ノンストップで5つ大学の会議がありました。夏休み明けなので仕方がないけれど内容が多い。。。
 全てZoomなので座りっぱなしでお茶だけはひたすら飲むため、その結果、身体がむくんでしまいます。会議苗には血行を良くするためにウオーキングをして臨むのですが、本当はもっと動かなければなりません。結局、4千歩くらいしか歩いておらず、私にとっては運動不足でした。
 日頃から、定期的なジム通い、整体、マッサージといろいろやってはいますが、メンテナンスが追いついていないです。
 明日は、実習巡回を含めてあちこち飛び回り運動不足を解消する予定!



2022年9月04日(日)
大学院スクーリング
 今日は大学院のスクーリングで、質的研究方法について3コマ実施しました。
 7月から、毎週1回ずつ課題を出してそれにコメントするという講義を毎週続けてきて、ようやく対面で院生さんに会うことができました。講義の受講生7人が全国から集まり、講義とグループ作業を行い、最後は成果物をプレゼンテーションしました。
 やはり通信教育課程は自分との戦いです。皆さん、これまで各種のレポートに追われて頑張ってきましたが、仲間同士の話し合いは研究へのモチベーションを高める重要な機会になったようです。
 思ったより3コマはあっという間で、予定していた部分が実施出来ませんでしたが、いつものコメントだけの方法と違い、私にとっても充実感がありました。



2022年8月30日(火)
収録、会議、時々調査票
 相変わらず、毎日、朝から夜まで机かZoomに向かいます。土日は関係ありません。
 これまでは講義の準備と収録、会議がほとんどでしたが、この頃はそこに調査票作成が入ってきました。私が理事を行っている日本社会福祉教育学会の課題研究として、ICTを活用した演習教育についての調査を行うことになり、そのための調査票の作成が必要です。
 すでに何度かの研究会を重ね、先行研究レビューや話し合いを行ってきました。本日も夜に研究会があり、その後に出された意見を踏まえてプレ調査に向けた調査票をつくりました。やはり、このような研究活動は面白いものです。校務とは異なり、ワクワクする気持ちが湧いてくるため、続けていけるのでしょうね。



2022年8月26日(金)
実習演習担当教員講習会
 水曜日に大学で実習の帰校指導を終えてから東京に移動し、昨日と今日は実習演習担当教員講習の演習パートを受け持ちました。
 演習の教育歴5年か実務歴5年に満たない人は、この講習を受けなければ授業の担当ができません。そのため、今や教職に就きたい人の就職活動の一環としても位置づいており、現役教員のみならず大学院生も受講します。私は昨日の午前中に、初っ端のソーシャルワーク演習概論について話した後は、昨日の午後と本日は他教員のヘルプにまわりました。全てZoomです。
 新カリ対応のためか例年以上の3桁を超える方が受講され、皆さん、熱心に取り組まれていました。リアルだったらもっと受講者の方と触れ合えたのに、それができないのは残念です。その一方で、久しぶりにソーシャルワーク教育学校連盟事務所に行けて楽しかったです。
 私の担当は今日で終わりですが、受講生の方はあと2日の講習がありますので、最後まで頑張ってください!多くの学びが訪れますように。。。



2022年8月23日(火)
新カリキュラムの実習指導者説明会
 今日は、新カリキュラムのソーシャルワーク実習について、実習指導者さんへの説明会でした。
 実習先が多いため、3桁を超える実習指導者さん達がZoomで集まり、実習プログラムの説明を行いました。私は今回、話を聞く側にまわりましたが、いよいよ新カリキュラムが始まることをヒシヒシと感じています。おそらく、1、2年では新カリキュラムは定着せず、長い時間をかけながら、実習先と大学がお互いに試行錯誤を繰り返しながら、最適解に近づいていくのでしょうね。
 かくいう私は、新カリキュラムのソーシャルワーク演習について教える立場で、明後日の実習演習担当教員研修でソーシャルワーク演習概論をお話します。先程、その予行演習を終え、やっぱり人前で話すことが下手になっているなぁと感じたところです。当日は頑張ろう!



2022年8月20日(土)
三角移動
 週半ばに北陸の実家から水害の報せがあり、取るものもとりあえず夕方に愛知を出て駆けつけました。幸い、その時点で大事になっておらず、翌日は北陸新幹線で東京へ。1日自宅で過ごした後に、本日は愛知に戻ってきました。まさに三角移動です。
 長い移動時間の全てを仕事にあて、20数人分のレポート講評、論文査読、講義の準備と収録、院生の論文添削をしながら次の場所へ。今日は、愛知で日本社会福祉教育学会の全国大会に参加することができました。慌ただしいスケジュールに、いささか疲れが。。。
 家族と一緒に、雨の晴れ間に青い稲穂を見ながら散歩ができたことが、憩いの時間となりました。まだ雨が降り続いているため、くれぐれも気を付けて過ごしてほしいものです。



2022年8月15日(月)
珠玉の言葉たち
 毎日、朝から夜まで仕事をする日々です。
 今日は、こんど出版する医療ソーシャルワーカー(MSW)の業務マネジメント本に関する、全国で活躍する超ベテランMSWさん達の取り組みをまとめた原稿を読みました。
 どの原稿も創意工夫と努力の結晶であり、ずっしりと重く、キラキラ輝いています。改めて「企画して良かったなぁ」と感じました。と同時に、この珠玉の言葉たちを最も効果的に見せる形で読者に届けられるかどうかは、編者の腕にかかっています。
 素晴らしい実践を埋もれさせてはいけない、MSWの業務向上に資するツールをつくろう、という使命感にかられて走り出しました。今一度、本のイメージを思い浮かべながら、魅力的な本になるよう努めたいです。



2022年8月14日(日)
リアル講演
 今日は久しぶりのリアル講演でした。
 この間のZoom講演ではグループセッションの様子を把握することができなかったため、何度行っても時間配分がうまくいかず、足りないことが多かったです。が、リアルだと複数グループの状況が一度に把握できるため、運営はとてもやりやすかったです。
 その分、こちらも話しすぎたりグループで話してもらう時間を長くしたため、やはり最後は押してしまいました。以前より講演時間のマネジメントが下手になったかもしれません。
 ともあれ、あっという間の3時間は私にとっても楽しく、充実したリアル講演になりました。



2022年8月12日(金)
夏休み終了
 ほんの一瞬ですが、夏休み気分を味わってきました。
 眺めの良い場所で食事をして、眺めの良いホテルに泊まりました。それまでは、毎日毎日、講義の収録と外部組織の会議や調整に明け暮れていました。食事に行く直前に1回分の収録を終えて、急いで家を出ることに。
 もう少しゆっくりしたかったのですが、台風が来るためにその願いはかなわず、職場のある県でのリアル講演のためにプランBを発動して戻ってきました。
 また引き続き、収録や仕事をしながら過ごします。講義がない夏休み期間ではありますが、私の夏休みはこれにて終了です。



2022年8月6日(土)
講義の収録
 早速、講義の収録に取り掛かっています。
 先日は、ゲストの方のお話をZoomで録画させていただきました。来週も2人目のゲスト講義があります。そして昨日は、自身の語りを録画しました。
 パワーポイントを作成し、Zoomの録画してでひたすら話す。最初は緊張して、4,5回の撮り直しをしてしまいました。慣れてくると最後までの長回しで撮ることができましたが、なかなか手間のかかる作業です。1時間半のリアル講義の方が気楽ですね。
 これがまだ10数回続くかと思うと、本当にこの夏はどっぷり撮影に時間を費やすことになります。ゴールは遥か先でまだ見えず、ため息がでてきます。。。



2022年8月6日(土)
フォーラム愛知
 一昨日は、フォーラム愛知が開催されました。これは、本学と関係のある愛知県内の施設の方々に集まっていただき、情報共有・情報交換を行う企画です。
 今年度は、新カリキュラのもとで始まったソーシャルワーク実習についてです。本学では、現2年生が3年生になる春休みに60時間実習を、3年生の秋に180時間を実施する予定にしていますが、これから具体化していくことがまだまだ沢山あります。
 実習先の方にはこれからも説明会の場を持っていきますが、フォーラム愛知では受入側の現在の状況について共有できて良かったです。



2022年8月2日(火)
夏休み期間
 いよいよ夏休み期間に突入です。
 前期の間に必要な原稿は執筆したので、夏休みの大きな課題は講義や研修内容の動画の収録と本の編集です。
 私にとっては前者の方が大きな位置を占めます。1年前までのZoom授業では、必ず動画を録画して後でアップしていたのですが、もう1年もその作業をしていません。慣れがあるかもしれませんが、この動画編集はなかなかに時間がかかるのです。
 講義と研修を合わせると20回分程あるので、ひたすらパワーポイントを作成しながら取り組んでいきます。暑い夏になりそうですね〜。
※先日、出席した教え子2人の結婚式、幸せな姿に感慨無量でした。



2022年7月29日(金)
医療専修歓迎会☆彡
 前期の授業も終わり、試験監督業務も終えた昨日の夜は我が医療専修の新任教員歓迎会でした。といってもZoomですが、ようやくこの時期になって歓迎会を開くことができました。
 専修長の依頼を受けて司会に。急遽、パワーポイントで進行レジュメを作成して取り組むことに。とにかく楽しい会にすることが目標です。
 お話テーマを4つ程設定し、みんなに話してもらいました。なかでも気に入っているのは「もしも子どもになってキッザニアに行ったら、どの職業を体験してみたいですか?」です。それぞれの先生達の意外な面が見られて、楽しいひと時になりました。
 医療専修は以前から教員同士の仲が良く、何かにつけて飲み会を開いており、なかなか良い雰囲気のユニットなのです。



2022年7月27日(水)
目のケア
 会議日の今日は在宅ワークです。午前中の会議後は15時からの会議まで時間があったため、新しいコンタクトの調整に行きました。前より見えにくくなったため、先日は新しい眼鏡を作ったところだったので、コンタクトの度数も合わせておきたかったのです。
 コロナ前よりも、明らかにパソコンや書類を見る時間が長くなっており、負担をかけているのは明らかでしょう。少しでも身体の負担が減り、スムーズに仕事ができるよう、常に心身のメンテナンスが必要です。それなりに費用もかかるのですが、「必要経費」ということにします。
 そして、ボディメイクをしているはずですが、次の会議に向けたエネルギーチャージということでカフェへ。。。(笑)



2022年7月24日(日)
休日
 夜に大学院生指導を行った他は、今日は久々の休日です。2ヶ所の異なる身体のケアを行い、懸案だった原稿を執筆し、明日の会議の準備をし、買い物をし、撮りためたドラマを見ました。
 もう6年以上毎日付けている「ストレス対処の100の方法チェック表」(ストレス発散できる100項目を並べた表)は、あまり活動性が高くない日は100項目中20項目台に、普通に生活した日には30項目台に、充実している日には40項目台に〇が付きます。今日のように休日に色々なことができた日は、大抵40項目台になります。ただし、遊びと研究がバランスよく入っていないと高得点にはなりません。
 ゆえに、今日は機嫌よく眠れそうです。



2022年7月20日(水)
羽生選手に感謝をこめて
 羽生結弦選手のプロへの転向という、新たな旅立ちが決まりました。感謝を込めて感慨深い胸の内を綴っておきます。
 競技会での羽生選手の演技に魅了されたのは、2012年ニースの世界選手権でした。それ以降、ずっと追いかけて、日本全国のアイスショーや競技会に何度も足を運びました。外国での競技の際には深夜に起きて、ライブストリーミングを見てきました。何度も怪我や病気で試合に出られなくなっても、毎回、以前より高いレベルで復活した羽生選手に、何度も何度も励まされました。
 この10年、私自身の心身状態や環境が激しく変化するなかで、夢を追いかけることができて支えられましたし、大変有難いことでした。これから次のステージに移行する羽生さんは、きっとまた新たな景色を見せてくれると思います。そんな羽生さんに背中を押されながら、私も研究者・教育者として、より良い仕事ができるよう努めていきたいと思います。
※写真は、2回訪れた北海道のスケート場。



2022年7月18日(月)
卒論中間発表会
 暦の関係で、祝日の今日も授業でした。
 先週は3・4年ゼミ合同の3年生卒論構想発表会、本日は4年生の卒論中間発表会でした。4年生の発表からはこの1年間の成長の跡が見え、心強い時間となりました。
 発表会時にはあまり発言しなかった3年生も、その後のグループ討論の際にはかなり盛り上がっていたようです。やはり少人数のグループは話しやすいみたい。
 その後は、4年生向けの卒論データ分析講座(希望者のみ)。先週は質的記述的分析を伝え、本日はテキストマイニングのやり方を伝えました。
 そんなかんじで、前期最後のゼミが終わりました。本当にあっという間です。何かやり残したことがあるようなないような。。。いつも節目には、そんな気持ちを抱きます。



2022年7月14日(木)
会議の日
 今一つお天気がパッとしない今日は、朝から夜まで会議の日でした。こんな時はリモート会議なので助かります。合計6つの会議を午前中から夜まで行ったので、身体がこります。とはいえ、最後は18時で終わったので今日は早い方でした。
 そのなかで私は学部のFD委員のため、新カリキュラムにおける実習体制のFDを行いました。今の2年生から、新カリキュラムでプラスされた60時間実習が始まります。やることが山積みでも、新しい動きに対応するため準備だけは行っていかなければなりません。
 とにかく、一つ一つ取り組んでいくしかありませんね〜。



2022年7月10日(日)
大学院中間報告会
 昨日は、久しぶりにリアルで大学院中間報告会が開催されました。私が指導している院生も、これに向けて抄録を書き、先輩の立会いのもとで予行演習を実施しました。
 そのかいあって、とても落ち着いてしっかり発表していました。また、発表を聞いた院生たちも、それぞれの研究が形になってきており、論文の完成が楽しみです。
 論文を自分の家を建てることに例えたら、いくつかの柱が建って家の形が見えてきたところでしょうか。ただ、まだグラグラしている柱があるかもしれません。そのため、これからは論文で使う概念をしっかり定義し柱の強度を強め、調査を実施しながら家の建設をどんどん進めていってほしいと思います。



2022年7月8日(金)
久しぶりの再会 その2
 今日は看護大学での非常勤講師を行った後に、数十年ぶりに岐阜の病院で医療ソーシャルワーカーを行っていた際にお世話になった、内科の先生にお会いしました。先生は岐阜でいくつもの施設を有する法人理事長として、多くの利用者さんや職員を束ねられていました。
 お顔をみただけで昔に戻り、色々と懐かしい話に花が咲きました。福祉系の施設も運営されているため、これから様々な場面で関わらせていただけそうで楽しみです。
 愛知に赴任してから旧交を温める機会が多く、これまで多くの方に御世話になってきたのだなぁと、しみじみ思っています。



2022年7月5日(火)
いくつ仕事をしたのだろう・・・
 今日は台風が来るということで、大学の授業を終えてすぐに帰ってきました。そして、家ではひたすら仕事です。仕事ファイルを山積みにして上からこなしていきますが、自分の整理のため記してみます。
 まず、これから2日間実施する他大学の授業のパワーポイント60枚を作成。その後、社会福祉系学会連合の初の運営委員会を開催し、会議後には打ち合わせと関連メールの送付。4年生の卒論添削をした後に、大学の委員会議事録の確認と返事、主催する研究会メンバーの資料へのコメント。最後は、28ページの論文の修正を終えて提出しました。その間、必要な資料のダウンロードと印刷、作成した日本ソーシャルワーク学会のメールマガジンのアップなど、細々したこともやりました。
 明日は代打授業と代打会議運営が待っているので、少し早めですが終了です。22時20分。明日はお天気が荒れないことを願います。。。



2022年7月4日(月)
日本ソーシャルワーク学会全国大会
 一昨日、昨日は日本ソーシャルワーク学会全国大会でした。オンライン開催も3年目になるでしょうか。今回は全くのオーディエンスだったため、気楽に参加することができました。
 講演、シンポジウム、研究発表と通しで参加し、なかなか聴きごたえのある大会でした。学会に出て何かしらの新しい学びや知的刺激があると、「やっぱり学会はいいなぁ」と思います。
 ただオンラインだと、実際に会って名刺交換するという機会が持てず、あくまでも報告を聴く側だけになってしまうのが残念なことです。来年こそは、リアル開催ができることを願っています。
 その一方で、合間合間に家にある本や論文を引っ張り出してきて、論文の修正ができたのはオンラインで良かったことでした。



2022年7月4日(月)
久しぶりの再会
 先週、本当に久しぶりに、昔同僚だった友人にリアルで再会しました。コロナ禍になってからリアルではお会いできず、メールや手紙やZoomでお話してきました。
 もう20年近く前に出会い、1年しか同じ職場にはいなかったけれども、何度も一緒に外国に行ったりして楽しい時間を共有させていただいています。リアルの時間もとても素敵で、瞬く間に過ぎました。
 話の中で、私が外国で購入したマリメッコの布が家で眠っているのがもったいないので、「ビニールカバーをかけて汚れを防止すれば良いよ」とのアドバイスをいただきました。そこで、早速、研究室に布を運びビニールカバーを購入してテーブルにかけ、「北欧風インテリア」に変身です♪
 新しい本棚の色との調和も良く、明るい部屋になりました。O先生、ありがとうございました!



2022年6月30日(木)
毎日、暑い&仕事に追われる
 毎日、暑い日が続きます。海が近い知多半島の職場も、都会とは異なる天然の暑さに見舞われています。日傘がないとたちまち日焼けをしてしまう日差しのもと、リアル授業が行われています。
 そして、大学に行く度にルーティンワークのみならず、新たなタスクが増えていきます。「後で」「まとまった時間にやろう」では、もう立ちゆきません。そのため、どこでどのように時間を使うかを考え、即座に対応し続ける日々。
 昨日、ある先生が「大学教員ってマルチタスクだよね〜」と仰っていましたが、まさにその通りです。研究と教育のみ行っていれば良いわけではなく、多様な仕事とマネジメントの実施は必須ですね。



2022年6月26日(日)
リラックスして執筆
 週末は東京でした。珍しく、1日に2回しか会議がない金曜日には、バッハを聴きながら論文執筆に集中できました。
 そして土日は日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会で、Zoomで視聴させていただきました。こんな時、自宅から参加できるのは大変ありがたいです。コロナ前は色々なところに出掛けたい気持ちがあったのですが、今は自分のことをしながらどこからでも参加できるオンライン開催は助かります。合間に論文の推敲をしながら、久々の自宅を満喫しました。
 ストレスが少ない環境なのであっという間に時間が経ち、また自分のコロシアム(職場と下宿)に戻ってきました。



2022年6月23日(木)
声に出してのご挨拶
 ちょうど講義の休耕期間にあたる昨日は、Zoomによる神戸市社会福祉協議会の記録の書き方研修でした。3時間にわたる長丁場でしたが、皆さん、熱心に取り組んでいただけました。
 そこで感心したことがあります。研修終了後にアンケートに回答してもらい、終わった方からZoomを退室することになっていました。すると、皆さん退室時にミュートを外して「ありがとうございました」と仰ってから退室されていくのです。その言い方が丁寧で、こちらも嬉しくなるご挨拶でした。
 Zoomから退室する際に自分は声に出して挨拶していただろうか、と考えてしまいました。たぶん、行ったり行っていなかったりではなかったかと。。。なので、「極力、声に出して挨拶できる時にはしよう!」と思ったひと時です。



2022年6月21日(火)
本棚が来る
 今日、念願の本棚が我が研究室にはいりました。これまで5つの本棚が設置されていたのですが、大学と東京と愛知の家の3拠点を行ったり来たりすると、どこに何があるかがわからなくなることがあったのです。
 そこで、東京の家にある授業で使うような本は研究室に送ることにしました。すると本棚が足りなくなり、4つ設置してもらいました。これで、壁の両側に本棚がそびえたつこととなったのです。
 その費用は研究費からは支出できないため、なかなかの高額で勇気がいるものでした。「ちょっとリッチな3泊4日の台湾旅をした」と思って、エイヤーと購入。
 ということで、これから少しずつ本が増えていく喜びをかみしめていければと思います。



2022年6月20日(月)
就職面接練習会
 4年ゼミは卒論の進捗状況発表と就職サポートで、自主的に毎週のゼミ後にもう1コマ分時間をあてることにしています。しかし、いくらきめ細かくサポートしたくてもこちらの時間も有限なので、一人一人にかけられる時間は限られてしまいます。
 そこで考えたのが「就職面接のコツが知りたい人は集まれ!」という企画です。本日は15人中10人が集まりました。私からの就職面接に関するレクチャーと、グループでの面接練習を行いました。すでに内定を決めた学生2人もメンターで入ってくれ、2グループで色々と共有することができて良かったです。
 2年間のZoomの後で今年度からリアル講義になり、やるべきこともリアルに迫ってきています。押し寄せる課題に対し、どこからどう手を付ければ良いか焦るけれど、何かしら取っ掛かりをつくり準備を重ねていくことで、次に進んでいけるといいなぁと思います。
※学校猫の写真を撮るときには岩合さんにならって、本人(猫)の許可をとるようにしています。



2022年6月16日(木)
社会福祉士国家試験の今後の在り方について
 本日は、福祉系大学経営者協議会が実施した勉強会に出席させていただき、『社会福祉士国家試験の今後の在り方について』(令和4年1月17日)を取りまとめられた、検討会座長の岩崎晋也先生のお話を伺いました。 
 報告書で提案されている、基礎的な問題や事例問題を多く取り入れていくことは、受験生にとっても実際の現場のニーズからも適正な方向性だと感じました。今後は、段階的にこの報告書の内容を取り入れる方向で検討される予定のため、大いに期待が持てそうです。
 また、それに伴いこれまで慣例になっていた3割の合格率ラインも、もっと上がってほしいと切に願います。
※写真は上野公演に展示されているロケットランチャー



2022年6月14日(火)
ゲスト講義、第2弾
 昨日は先週に引き続き、ゼミでゲスト講師をお呼びしました。今回は子ども病院のトップソーシャルワーカーのKさん。
 自院のみならず、全国の子ども病院を牽引してきたベテランで、これまでも様々な場面で何度もお世話になってきました。
 Kさんのお話は深く長い経験に基づいたもので、私にとってもエキサイティングでもっともっと聴いていたいものばかりでした。学生達の就職相談にものっていただき、寄り添っていただいたことに学生も感激していました。
 Kさん、ありがとうございました!



2022年6月12日(日)
お帰り、国立西洋美術館
 頻繁に帰ることができない東京の家に戻った際には、何らかの美術展を観に行くことが楽しみの一つになっています。今日は、この1年半休館していた国立西洋美術館へ。我が家から歩いてちょうど良い距離。今回は「自然と人のダイアローグ」がテーマでした。
 美術館に行くと必ず音声ガイドを利用しながらまわるのですが、今日は好きな福間洸太朗さんのピアノ曲がお供です。数々の自然を題材にした作品は心打たれるものばかりでしたが、やはり圧巻はゴッホの「刈り入れ」(写真の絵)でした。心を病んだ後に描いた作品であり、福間さんの奏でる「亡き王女のためのパヴァーヌ」がなんともマッチしており、感慨深く鑑賞しました。
 かつては毎年行っていたヨーロッパに行けなくなって長い期間が過ぎていますが、西洋の風を運んでくれる格調高い美術館が再開したことに、心のなかで「お帰りなさい!」と呟きました。



2022年6月06日(月)
ゲスト講義
 昨年度から、3年ゼミでは現役の医療ソーシャルワーカーさんへのインタビュー調査を行っています。今日からの4週間、連続でインタビューを行う予定です。本日は、県協会の活動でご一緒していたTさんをお呼びして、学生が考えた質問に応えていただきました。
 初めてじっくりとTさんのお話を伺う機会を持って、一つ一つの質問に真摯に応えていただける姿勢、深い内容、小気味よい口調に感服しました。やはり真正面から誠実に仕事に取り組んでいる人の話には迫力があり、心に響くものがあります。
 きっと学生にも響いたと思うので、この取り組みはこれからも続けていきたいと思いました。
 Tさん、ありがとうございました!



2022年6月05日(日)
オープンキャンパス
 今日は、オープンキャンパスの模擬授業担当でした。学生達5人と医療ソーシャルワーカーの事例を使い、仕事内容について伝えました。
 この日のために少しずつ準備を行い(5月16日の日記)、今日も直前までリハーサルを重ねました。その成果は遺憾なく発揮できたようです。そんな在学生の姿を見て、参加してくれた高校生が一人でも多く医療ソーシャルワーカーの仕事に関心をもち、本学を選んでくれるとありがたいです。
 それにしても、今週は休み無しで走っています。8時間のフルタイム勤務ではなく、スポット勤務なので何とかできていますが、さすがに2週連続勤務は堪えますね。。。



2022年6月02日(木)
ICTを活用した専門教育研究会
 今夜は、ICTを活用した専門教育研究会でした。理事を行っている社会福祉教育学会のプロジェクト研究で、私たちは演習教育について研究しています。
  現在は、先行研究レビューをしながら調査枠組みを作っているところです。ちょうど今執筆している論文がICTを活用した研修の効果なので、一石二鳥といったかんじ。先日読んだ教育工学の文献も、どちらにも活用できそうです。
 コロナでICTツールが浸透し、その分、新しいスキルや知識を習得しなければならないけれども、同時に新たな視野が広がり、今まで知らなかった世界の扉が開きました。メインテーマのソーシャルワーカーの実践能力とは少し離れていますが、ICTを活用した実践能力の習得という角度からアプローチしてみたいと思います。



2022年5月30日(月)
日本社会福祉学会副会長
 東京の自宅にステイしていた昨日、日本社会福祉学会の総会があり副会長になりました。それに付随し、日本社会福祉系学会連合会長とある全国組織の理事になることに。いずれも未知の領域です。
 ただ、これまで行ってきた日本社会福祉学会研究支援委員長の経験があるため、心理的負担はありません。どうしたら学会員や福祉学の領域にとって、面白くてためになる活動ができるかを走りながら考えていきたいと思います。そのためにはまず自分が楽しまなくちゃ、ですね。
 最大のポイントは時間管理!やるべきことはきっちりやって、やりたいことももらさず行い、健康で過ごせるようチャレンジです。そのもようは、ホームページをとおしてリアル配信します〜。
 それにしても、昨日は学会関連の会議が朝から夜まで5つ入り、一歩も外に出ず。。。悠々と飛んでいる飛行船に癒されました。



2022年5月23日(月)
一歩一歩
 この時期の4年生は、色々な課題が山積し「心がビジー」になる人が多いようです。本学の場合でいえば、就職活動、卒論執筆、国家試験の受験勉強、人によっては精神保健福祉士や医療ソーシャルワーカーの実習が夏にあります。
 それらはただ授業に出ていればOKという性質ではなく、自分の気持ちを確認しながら、自らのペースを見つけ、それを保ちながら進むという、意志力とマネジメント力が求められる作業です。そのため、流れがつかめるまでは自力だけでなく、強力なサポートが必要です。そこで毎回、4年ゼミ後の1コマは学生へのサポート時間に。今日もある学生への面接でした。
 そこでのサポートは、課題の全体像を可視化して小ステップに刻み、次回までに何を行ってくるのかを一緒に確認するというもの。そして、教員は何ができるのかを提示します。まさに、押さえどころはソーシャルワークと同じなのです。
 沢山の課題を目の前にすると、あまりにも高い山のように思うかもしれないけれども、一歩ずつのステップにすると、「いつの間にかここまで登っていたんだ」と思える日が来るのではないでしょうか。



2022年5月21日(土)
濃い1日
 今週、気の張る仕事が何度か入り、とんぼ返りの東京往復もしたため、今日は疲れが残っていました。ただ、体調はイマイチでしたが、振り返るとかなり濃い1日となりました。
 午前中は、他大学勤務の先生への研究指導を行い、その後は買い物。午後からは次期役員を行う学会会議にオブザーバーで出席したのちに、恩師が行っている研究会にZoom参加。終了後はまた別の買い物に出掛けて、夜は新たな論文執筆にとりかかりました。その間に、昼寝をしたり、相撲を見たり、料理やお菓子を作ったり。。。
 論文執筆は彫刻のように、まずはアウトラインを粗々書いて、その後に細部のシェイプアップをする方法で、原稿を寝かす熟成時間をもちつつ書いていきます。7月上旬が締め切りですが、他のスケジュールとの関係で6月中が自分の締め切りです。少しでもその作業に取り掛かると頭が切り替わるので、あとはその作業に集中するのみ。納得がいく作品を目指したいです。
※2022年5月22日は大好きな東京スカイツリー10歳の誕生日。おめでとう!!



2022年5月17日(火)
脱稿〜♪
 ようやく今日、あたため続けてきた論文を書き終え提出しました。
 2月にかなり作業をしたのですが(2月5日の日記)、それからの道のりが長く難儀しました。体調を崩すほど仕事が山積みの年度始めもずっと悩み、考えながら進みました。そして今日、計28ページの納得できる形に仕上がったのです。単著に向けた第一歩を踏み出すことができました。
 次なる論文の締め切りは7月上旬なので、少しだけ別の仕事をしてから、また頭を切り替えて論文執筆に取り掛かろうと思います。
 この脱稿時の疲れと安堵感がないまぜになっている心境は、突き抜けた達成感ではありません。あえて言うと重く詰まった感覚でしょうか。そんな感覚でも、時間が経つとまた味わいたくなるのですよね〜。



2022年5月16日(月)
オープンキャンパスに向けた準備
 6月初旬に実施されるオープンキャンパスの模擬授業に向けて、本日のゼミ後に出演してくれる4年生メンバーと準備を行いました。
 事例のセリフを読みながら、医療ソーシャルワーカーの仕事を紹介するというもので、配役を決めて演じるのです。今日はその予行演習と各自が身に付ける名札を作りました。ゼミ後の放課後(?)に教室に残り、ワイワイと段ボールを切ったりマジックで書いたりする作業を行っていると、昔行った文化祭の準備を思い出しました。
 本番もさることながら準備の過程が楽しいんだよなぁと、生き生きしている学生の姿を見ながら、しみじみ感じたところです。



2022年5月11日(水)
論文ラストスパート
 連休明けで心身が鈍っているなか、毎日、講義と会議が続きます。
 そして、2週間後の締め切りに向けた論文もラストスパートを迎えました。コロナ禍前から取り組んでいた研究だったのですが、未だにきちんとまとめられずに難渋していたものです。今回は第一報に過ぎないのですが、今回の部分を固めたら2つの意味で次に進めるような気がしています。
 1つは、今回の論文がこの研究の基盤となる部分なので、次から応用編に取り掛かれること。もう1つは、その次に待ち受けている締め切りに向けて、別テーマの依頼論文に取り掛かれること。 
 大学内外で行わなければならない仕事が増えたため、以前と同じペースで作業はできないのですが、続けることに意義があると割り切り、細々とでもやっていきます!



2022年5月08日(日)
ゴールデンウイーク終了
 今日、東京から愛知に戻ってきて、私のゴールデンウイークは終了です。
 今回は本当にゆっくり過ごせた休日でした。帰省した前半に続き、東京の自宅で過ごす後半の目玉は、昔お世話になった方と再会したことでした。眺めの良い場所でお食事しながら、近況報告に花が咲いた楽しいひと時です。
 それ以外にも、久しぶりにかなりの長編小説を読んだり、映画をみたり、美術館に行ったりと、感性のエネルギーチャージをしました。その傍ら、論文を書き、業務文書を作成して提出し、コンサルタント業務を行い、研究会を開催するという頭のメンテナンスとタスクをこなした充実感ある日々でした。



2022年5月05日(木)
渋滞
 愛知から北陸に行くにはいくつかのルートがあるのですが、最も早くて安いのが高速バスです。通常だと3時間半で到着します。また、空いていると2人席を1人で使えるので、比較的ゆとりがある移動になります。
 ですが、渋滞時は大変な思いをします。それを一昨日と昨日で体験しました。高速道路に入る時と出る時に、それぞれ渋滞にあい両日とも5時間かかりました。また、帰りは満席で身動きがとれない状態。そのため、本日は疲れてしまい緩やかに過ごすことに。それでも、故郷の美しい景色を家族と一緒に見ることができて良かったです。
 明日は新幹線での移動のため、時間通りに到着できることでしょう。



2022年5月02日(月)
ゴールデンウイーク
 今日は授業でしたが、明日からは待望のゴールデンウイークに突入です。実家に行ったり、東京に戻ったりする傍らで、少し時間をかけて論文の仕上げを行う予定です。
 とても慌ただしい4月を過ごしてきたので、少し集中して考える時間がもてることに期待しています。また、日頃会わない人たちとも会ったり、自然や高層ホテルなど景色が綺麗な場所にも行くので、心身ともにリフレッシュできたら良いですね〜。
 それでは、皆さまにとっても素敵な時間になりますように。。。



2022年4月28日(木)
大学院講義資料作成
 春季セミナーの準備と並行して行っていたのが、今年度から初めて担当する大学院修士課程の演習テキストの作成です。
 4月20日の日記のように、中程度の作業を伴う仕事が複数あり、これもその1つです。6月までに原稿を提出する必要があるのですが、この後のスケジュールを考えた時に、どうしても4月中に終えたかったので根詰めました。
 今日、ようやく140ページ弱のテキストが完成し印刷に出しました。これまた手作り感満載なのですが、まずは初年度の講義ができることをゴールにし、資料の精緻化は来年度以降の課題とします。連休明け締め切りの原稿も提出済みなので、あとは本命論文の仕上げを連休中に行う予定です。



2022年4月28日(木)
春季セミナー・トークセッション
 今日は、新1年生の春季セミナーでした。昨年度はZoomだったのですが、今年度は学生は大学に出てきて、各教室からZoomをつないでの開催でした。
 そこで私はトークセッションに登壇。社会福祉の学び方3点について、フリップに絵を描いて話しました。が、なんとも「ヘタウマ」な感じの絵になりました。睡眠を削ってプレゼン原稿も書き、なんとか無事に終えることができたので安堵しています。
 午後からは、所属する医療専修の学生の集いがあり、卒業生の話を聞いたり名刺を作って交換したりと、盛り沢山の1日となりました。1年生が満足してくれていますように。。。



2022年4月23日(日)
最後の研究支援委員会
 昨日は、私にとって最後の日本社会福祉学会研究支援委員会を開催しました。今年度から別の役割を担うため、5年間行ってきた委員会は卒業です。
 思えば、5年前に学会内で初めて委員会を立ち上げてから、調査を行ったり、初期キャリア研究者のネットワーク・CS−NETを立ち上げたり(3月23日の日記)と、少しずつですが活動を続けてきました。
 この後を託すメンバーは誰もが頼りがいがあり、微塵の不安もありません。まだまだやるべきことは山積みですが、私にとって委員会活動はとっても楽しく、完全燃焼できた気がします。
 今後も委員会に近いポジションで学会に関わるため、連携して研究者支援に携わっていきたいです。御世話になった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。いつかまたお会いしましょう☆彡



2022年4月20日(水)
タスク工程表
 体調を崩したことで自身の働き方を反省し、仕切り直すことにしました。
 これまでは、どれくらいの時間をかければどのような作業が終えられるのかを把握していたため、手帳に書いたタスクを手あたり次第にこなしても大丈夫だったのですが、今年度は新しい講義に向けた準備が必要なことや新たな大役を引き受けるため、時間の見通しが持てない状態になってしまいました。トライアンドエラーができる余力も残しておかなければなりません。
 そこで、常にタスク量と期日を俯瞰して把握できるように、1年間のタスク工程表を作り机の前に貼ることにしました。すると、タスクが重なっている時期があることがわかり、イメージしやすくなりました。
 あとは体調を崩さずに、仕事の質を落とさずに、期日までに確実に達成することを目指して、工程表を横目で見ながら取り組んでいくのみです!



2022年4月17日(日)
休養
 この間、少し頑張りすぎたようで土曜日にはダウンしてしまいました。
 月曜日から金曜日まで毎日大学で講義・会議があり、自宅に戻ってから0時まで仕事をする日々。さすがに0時を過ぎると翌日に響くだろうと思い、眠ることにしていましたが、朝は6時に起きてまた大学へ。ショートスリーパーでもスタミナがあるわけでもないため、徐々に疲れが溜まっていきました。
 金曜日にはさすがに疲れてしまい、珍しく電車で寝てしまうほどに。そして、とうとう昨日は体調が悪くなったためリアル研究会参加をやめて、Zoom参加にかえました。ほとんど家から出ずに過ごしていたら、今日は復活していました。
 今回のことから、もう少し睡眠時間を確保し疲れをとる必要性を痛感したところです。。。



2022年4月14日(木)
春の面接ウイーク
 本格的な授業期間にはいり、昨日から「春の面接ウイーク」が始まりました。
 私のゼミでは、例年、その学年の春に学生全員とその年度の目標や計画を立てるために、1人につき15分の面接を行うことにしています。といっても30人いるため、7〜8時間はそれに充てるため何日かかかってしまいます。
 一人一人と話していると15分では短すぎるのですが、まずは全員と顔を合わせて状況を知ることに加え、3年ゼミ生にとってはラポールを作る場でもあります。教員と気軽に話せる関係をつくっておくと、その後も「社会資源」として活用してもらえるのでは、というねらいもあります。
 ということで、来週も面接期間は続きます〜♪



2022年4月10日(日)
大学院スクーリング
 昨日は、実に2年ぶりの対面による大学院スクーリングでした。現2年生の人達にとっては初の対面になるため、名古屋校舎も初めてという人ばかりでした。私の指導院生たちもそのようです。
 1年生・2年生・教員が一堂に会し授業や自己紹介を行い、とても熱気に満ちた1日でした。なんと、そのなかには別の大学で受けもったゼミ生もいました!
 私も今年度から研究方法の演習を担当することになったため、受講生とは初顔あわせです。学部生と同じようにアイスブレイクをしたり、質疑応答をしたりと濃い時間でした。
 スクーリング初日は緊張感や不安感が強いかと思いますが、少しずつお互いの距離を縮めて、研究的視点を身に付けていただければと思います。



2022年4月6日(水)
リアル講義、開始
 今日からリアル講義が始まりました。初日の今日は実習指導から。
 前の学年では2つのクラスだった人達が、私のクラスに融合されました。なので最初はアイスブレイクからです。雰囲気が和らいだところでオリエンテーションを入れ、その後は自己紹介を行い、またオリエンテーションと、緩急をつけて実施しました。さすが高学年で、ゆとりが感じられます。
 やはりリアルは手ごたえを感じ、Zoomよりも充実感が伴いました。これからの1年間、このメンバーで準備を行い、実習に臨み、振り返り、まとめをします。どんな時間が一緒に過ごせるか、楽しみです。
 そして大学から戻ったらまた仕事が舞い込んできて、再び、深夜まで仕事をする日々が始まったのでした。



2022年4月4日(月)
大学院オリエンテーション
 この週末は、東京でお家花見をしてエネルギーチャージしてきました。
 その足で、大学院博士課程のオリエンテーションへ。今年度も多くの人たちが入学し、これから数年間のチャレンジへ踏み出しました。博士号取得までの年月は山あり谷ありの道のりですが、最後まで情熱を保ったまま、走り切っていただきたいと思います。
 私にとって、対面オリエンテーションは初めてな気がしていたら、やはりそうでした。過去2年間はコロナのため、リアルで行っていなかったのです。今年度は色々なことがリアルなため、少し新鮮に感じる機会でした。



2022年4月1日(金)
入学式
 今日から新年度になり、入学式が執り行われました。
 初めて入った広い体育館に新入生と教職員が一堂に会する光景に、背筋が伸びる気がします。
 コロナ下に本学に入学してくれた新入生が、4年後に満足して旅立っていけるまで、こちらもエンジン全開で教育を行うことでしょう。一緒に悩んだり、受けとめたり、喜んだりと、真正面から学生と関われる教員は、やはり素敵な仕事です。
 とはいえ、そんな気持ちのまま余勢をかって入学式後にタスク8つを一気にこなしたら、さすがに疲れました。アクセルばかりでなく、たまにはブレーキを踏みながらも必要ですね。。。
 あちこちの桜がまぶしい春の日です。



2022年3月30日(水)
2年遅れの春季セミナー
 昨日は、現2年生(明後日からは3年生)の2年遅れの春季セミナーでした。本来は、1年生の入学直後に行う企画で、大学に慣れたり友人をつくったりする企画なのですが、コロナの影響で取りやめになってしまいました。そのため少し落ち着いた今、佐賀県からピクファの方々を大学にお呼びして、みんなでアートする企画が実現したのです。
 体育館を使い、大きなキャンバスにみんな思い思いの絵を描いていきます。何色もの色が重なり、深みのある絵が描かれ、なんともいえない素敵な仕上がりになりました。現2年生がリアルで集まること自体が珍しく、かつ共同作業で一つの作品をつくり上げた昨日は、感慨深い日になったのではないでしょうか。
 私自身は、学生達と体育館の空きスペースで行なった「だるまさんが転んだ」が楽しかったです。



2022年3月27日(日)
家族の食卓
 週末を両親と過ごすため、名古屋から高速バスに乗り故郷へ。1泊2日のとんぼ返りですが、東京の家族も合流し昼食を共にしました。実に、数年ぶりの「家族の食卓」です。
 とりわけて御馳走があるわけではないけれど、本当に美味しい食事でした。この先、何度こんな機会があるかわからないけれど、何度も機会をつくっていこうと思います。いざとなれば日帰りでも行けるため、忙しさを言い訳にせずに帰れる時間を捻出します。
 そして、こんな時の強い味方はオンラインです。コロナ前までは週末の外部会議は全てリアルだったので、現地に行かなければならなかったけれども、どこからでもパソコン一つで会議に出られるのは本当にありがたいことです。それが、コロナ禍になって以降の最大の利点ですね。



2022年3月26日(土)
新3・4年ゼミ交流会
 昨日は、新3・4年ゼミ交流会でした。この数年の新年度前の恒例行事ですが、今回は久しぶりにリアルで行いました。
 初対面で緊張気味の新3年生と最終学年の貫禄がついてきた新4年生が、自己紹介をしたりゲームをしたり質問に答えたりと、あっという間のひと時でした。新4年生のウエルカムの気持ちが伝わっていたらいいですね。また、新学期前にこのような機会があることにより、心の準備期間がもてることも目的です。ひとつ残念だったのは、写真を撮り忘れたこと。。。
 新学期まであと1週間を切りました。桜の花も咲きつつあり、いよいよ春本番の訪れを感じるこの頃です。



2022年3月23日(水)
初期キャリア研究者のネットワーク、スタートします!
 月曜日は、待望の日本社会福祉学会初期キャリア研究者ネットワーク・CS−NETの立ち上げイベントでした。全国各地から70人以上の方が集まり、熱気に包まれての開催です。CS−NETの説明、リレートークに続き、グループセッションを行いました。その結果、私の周りからは「盛況!」の声が続々と寄せられました。
 私にとっては、2017年にこの委員会を立ち上げて5年間、地道に活動を続けてきた結果が一つの形になり感慨深い思いで一杯でした。そのため、思わず最後のスタッフミーティングでは「情熱を持って継続していけば必ず形になる」と演説してしまいました。あとは当事者の方々に託すのみです。
 こんなふうに4日間連続でイベントがあり、どれもエモーショナルな盛り上がりがあったため、すっかり疲れてしまいました。そのため、この2日間は静かな環境に籠り気持ちを休めていました。



2022年3月20日(日)
研究発表支援ゼミ、終了
 毎日イベントです。今日もある意味「卒業式」でした。
 この1年間、継続実施してきた愛知県医療ソーシャルワーカー協会研究発表支援ゼミの最終回を迎えたのです。もともとは2年前に対面での継続研修として出発したこのゼミは、今年度はフルオンラインでした。今日は最終の発表会の演習で、皆さんパワーポイントを上映して報告しました。
 聞きたいことがあってもすぐに聴けない環境の中で、皆さんよく頑張ったと思います。現場で感じた混沌とした問題意識を形にし、育て、学会発表を行うまでに磨いてきました。仕事も家庭も慌ただしいなかで、自分自身や時間との格闘だったことでしょう。 
 無事に受講者全員が自分の目標に向かって旅立っていけたので、ホッと一息ついているところです。受講生の皆さん、事務局の皆さん、お疲れ様でした♪



2022年3月19日(土)
卒業式
 そして今日は卒業式でした。
 ゼミ生全員が久しぶりに集まり、晴れ姿を見せてくれました。コロナにより、ゼミコンパも合宿も見学もなかった学年、そのかわり互いの結束が強く、私も人一倍関わってきた学年。みんなが元気に卒業できたことが何よりの喜びでした。
 一人一人からいただいた手紙は、これからも研究室で読み返して元気をもらいたいと思います。コロナが落ち着いたときには、カフェを開く予定のゼミ生のお店で乾杯することを楽しみに、それぞれが頑張って進んでいきましょう。
 みんな本当にありがとう。情熱をエネルギーにかえて、大きな空に羽ばたいてください!
 この2日間は、私にとって幸せな幸せな時間でした。。。



2022年3月18日(金)
大学院生の集い
 今日の午後は大学のある知多奥田で、夜は名古屋で大学院生の集いを行いました。明日の修了式を前に、全国各地から大学院生・研究生が集まりました。
 コロナ下になって以降、Zoomによる指導ばかりだったので、私も院生同士も「リアルでは初めまして!」という言葉が飛び交います。そして互いのお国自慢が盛り上がりに盛り上がって、本当に久しぶりに心の底から笑った楽しい時間でした。
 みんな色々なことを乗り越えて、元気で顔を合わせられたことが一番嬉しいことです。やはりリアルはZoomの何倍も良いです。最後は、これからも緩やかなつながりを保ちながら、年1回はリアルで集まろうと約束し合いました。



2022年3月16日(水)
ソーシャルワーカーのプロフェッショナルアイデンティティ・ワークショップ
 某財団より研究助成金をいただいており、昨夜はその報告会「ソーシャルワーカーのプロフェッショナルアイデンティティ・ワークショップ」を開催しました。といっても、本学の大谷京子先生が中心となって仕切っていただき、私は裏方で勉強させていただいた感じです。
 オーストラリアの大学の先生とZoomでつなぎ、それぞれの国のソーシャルワーカー養成の実状について意見交換を行いました。参加者の方々の熱気も伝わってきて、なんとも刺激的な時間がもてました。
 タイムリーなことに昨日は国際ソーシャルワーカーデーであり、日本では社会福祉士・精神保健福祉士の合格発表の日です。様々な不安が渦巻く日々のなかで、ささやかな取組であっても、ソーシャルワーカーと我々教員のモチベーションが上がる発信をし続けることは大切ですね。
※ワークショップ前にいただいたお弁当も美味でした〜♪



2022年3月14日(月)
リフレッシュ
 この間は、また東京と愛知の行き来をするようになりました。たとえ短い期間でも自宅に戻ることで、前のような「いつ帰れるのか…」というストレスから解放されます。落ち着ける街並みと好きなものに囲まれた家にいることで「息継ぎ」ができます。今回は土曜の夜に戻りました。
 日曜日は、私が主催している実習演習研究会で教材研究を行った後に、行きつけのデパートのショップへ。馴染みのスタッフさんと「仕事へのモチベーションを上げるためにお洒落をしなきゃ!」と話しながら、春の洋服を購入。その後、落ち着けるカフェに行き、さらに身体のケアへ。
 そして今日は、家中の掃除をするかたわら、2つの会議をこなしてから愛知へ戻りました。身の回りを綺麗にしたり心地よい空間にいると、心身の状態が整い、またやる気が出てきます。
 今回は2泊2日の自宅滞在でしたが、かなりリフレッシュできました。



2022年3月9日(水)
満点評価に涙
 たまたま後期授業の授業評価アンケートを見ていたら、期せずして感激の涙がこみ上げてくる場面がありました。それは4年生ゼミの評価で、ゼミ生全員が満足度に5段階中5をつけてくれたのです。
 今の4年生はコロナの年に3年生になり、最初からZoomの学年でした。そのため、医療機関の見学も合宿もコンパもないゼミでした。でもそのせいか仲間同士の結束は固く、私も思い入れが深く、何もしてあげられないけれどせめてきめ細やかにサポートしようと、卒論指導も就職活動支援もとても力を入れてきました。
 そんな学生たちからもらった満点の評価に、「みんなも応えてくれたんだなぁ」と胸が熱くなりました。もうゼミ生に会えるのは卒業式だけですが、想像するだけでまた涙が出そうです。。。



2022年3月9日(水)
ゴッホ展
 大学での午後の会議前に、少し足を延ばしてゴッホ展を観ることにしました。
 これまでの経験からは、東京よりも愛知の方が空いているため、じっくり観られると思っていましたが、平日で予約制にも関わらず凄い人でした!それでも、本当に観て良かったです。
 何が良かったかというと、若い頃から亡くなる直前までの変遷がわかる展示になっており、筆致の違いが明確に見て取れたからです。色々な時期があるなかで、アルルの強烈な日差しの下で描かれた明るい絵が一番素敵でした。たぶん、短くも幸せな時期に描かれたものだから輝いて見えたのでしょう。また、療養中に描いた糸杉はやはりコクがあると思いました。
 これまでに何度かゴッホの絵に触れていますが、観るたびにこちらが受け取る印象も変わっていくことが面白いなぁと感じます。



2022年3月6日(日)
田中千枝子先生最終講義
 田中千枝子先生が、本日、最終講義を実施されました。田中先生は我が医療専修の重鎮であるばかりでなく、日本の医療ソーシャルワークを牽引されてきたリーダーでもあります。今日、私が先生にお送りした「田中先生とは」の言葉を記し、先生へのはなむけの言葉にかえさせていただきます。
 
 日本における医療ソーシャルワークを理論と実践面から牽引した功労者であり、多くの医療ソーシャルワーカーを育て支えてきた指導者です。私にとっては、はるか先にいらっしゃるロールモデルでもあります。また、日本福祉大学に赴任した年に私のスーパーバイザーとして、大学や大学院のことを教えてもらいました。これから先も先生のお顔を思い出しながら、私自身は研究者の立場から医療ソーシャルワーカーの方々と一緒に、医療ソーシャルワークの必要性や素晴らしさを広めていこうと思っています。田中先生、本当にありがとうございました!



2022年3月4日(金)
3回目ワクチン接種
 そして一昨日は3回目のワクチン接種でした。今回はコミュニティセンターでの集団接種で、1・2回目とはワクチンの会社が異なります。
 一晩眠った昨日は、なんとも「気持ち悪い」感じが続きました。微熱が出て、接種した腕が痛んだのですが、それ以上に体内がいや〜な感じに包まれ、違和感がありました。
 そんななか、Zoomで会議が4つも入っており、ビデオを消したりつけたりしながらなんとか乗り切ることができました。本当は翌日休める日程が望ましかったのですが、自宅のある自治体で打つため、そのようなタイミングがとれないのです…。せめて、春休み期間に打てたのはラッキーでした。
 2日経過した今日からは通常営業で、仕事も確定申告もできました。とはいえ、比較的軽めの副反応だったことはありがたいことです。



2022年3月4日(金)
国際学会
 3月1日は朝5時からハワイの学会でした。
 メイン研究者の先生が発表してくださるのですが、こちらもいささか緊張。質疑応答で何が出るかと思いきや、なんと「愛知はどこにあるのですか」という内容。思わず、微笑んでしまいました。
 その後全員の発表が終わるとカメラオンにしてほしいと言われ、参加者皆で写真を撮りました。なんとも牧歌的な雰囲気にリラックスしつつ終了です。日本からの発表者も、何人かいらしたようです。
 きっとまだ当面は外国に行きづらいので、オンライン学会が行なわれることでしょう。いつか現地に行けることを夢見ながら、当面は日本で地道に研究活動を行うのみです。



2022年2月27日(日)
CSネットの立ち上げにむけて
 3月21日に、数年越しの願いがかないます。私が委員長を行っている、日本社会福祉学会研究支援委員会で若手ネットワーク・CSネットを立ち上げることになりました。
 最初は2017年度の「若手・女性研究者に対する支援検討委員会」(仮設)の設置により、パフォーマンスが素晴らしく良い若手研究者を集めて委員会活動を始めました。その時、快晴の空のように突き抜けた爽快感を味わったことを忘れません(2017年4月9日の日記)
 そして、いよいよ全国ネットワークを立ち上げる段階まで進んできました。会は立ち上げるだけでなく、その後の運営が大切ですが、まずはここまで来たことを喜びたいです。今日は立ち上げイベントに向けた委員会を行いました。
 イベントには学会員でなくても参加可能です!



2022年2月26日(土)
さあ、国際学会へ!
 来週ハワイでの国際学会があり、日本時間の火曜日の早朝にソーシャルディスタンス状況下における福祉機器提供における支援技術について発表します。といっても共同研究者なので、報告者におんぶにだっこ状態。今日はそれに向けた打ち合わせがあり、質疑応答対策の議論を行いました。
 本来ならハワイに行っているはずなのですが、今回は日本からオンライン参加です。それでも、日本の学会よりも緩やかで多様な雰囲気が伝わってきて、なんだか気持ちが浮き立ちます。
 その前に、今日は健康診断で胃カメラなど飲んでいました。その後、勢いでがっつり食べた食事にお腹が痛く唸ることに。絶食後なのだからほどほどにしようよ、と思っても後の祭。。。
 そのため、以前収録した愛知県医療ソーシャルワーカー協会学会における講演の配信が今日行だったことをすっかり忘れて、気付いた時は閉会式でした。どうやらライブ配信があるらしいのでそれでみます。
※サラベスのランチは量が多かった。



2022年2月22日(火)
ICT活用教育の実際
 そして昨日は、ソーシャルワーク教育学校連盟東海・北陸ブロック教員研修会で、私が主催しているソーシャルワーク実習演習研究会も共催にさせていただました。
 そこでは、「ICTを活用した実習・演習教育」についてのお話を教育工学の専門家よりうかがう機会を持ちました。ちょうど私も、日本社会福祉教育学会のプロジェクト研究としてICTを活用した専門教育の研究を始めていたところなので、大変勉強になりました。思わず、講師のお勧め本『授業設計マニュアル』(稲垣忠・鈴木克明編著、北大路書房)と『学習設計マニュアル』(鈴木克明・美馬のゆり、北大路書房)をAmazonで即買い。
 教育工学の理論も学びつつ、今後の研究と夏に提出する原稿執筆に備えたいと思います。



2022年2月22日(火)
100%の回答
 日曜日は、千葉県医療ソーシャルワーカー協会の指導者研修で、一緒に作成したマネジメント・ルーブリックについての説明会&ワークを行いました。
 久しぶりにメンバーが千葉で集まり、同じ部屋からのZoomによる発信です。予想よりも少ない20数人の参加でしたが、皆さん積極的に学んでいただき、またワークにも取り組んでいただきました。
 そして集めたアンケートで嬉しい結果が。「今後、マネジメント・ルーブリックを使ってみたいですか」の項目に、参加者全員が「使ってみたい」と答えてくださいました。Googleformのアンケートだったので、「使ってみたい」一色だけの円グラフを見た時にメンバー全員で拍手喝采!
 昨年6月の日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会での発表(2021年6月7日の日記)に続き、またもや大きな達成感をもたらしてくれました。私にとっては、実践者と研究者がそれぞれの特性を生かして協働できるという、経験値を積む機会になっています。


2022年2月19日(土)
修士論文構想報告会
 今日は、大学院修士課程1年生の修士論文構想報告会がありました。2人の院生とは、コロナ下で一度もリアルで会うことがないままZoomの指導を続け、この日を迎えることに。以前、リアルでは壇上で予行演習をしていたのですが、今回は先輩も参加してくれてZoomでの予行演習を行いました。
 その結果、2人とも堂々と落ち着いて報告ができたようです。他の院生もコロナ下でよく頑張り、いくらかの課題はありつつも確実に研究を進めている様子がうかがえました。
 これからの約1年で、修士論文を仕上げていかなければなりません。今日は、そのための公式なスタートです。みんな元気で走りぬけるよう、心からのエールを送ります!


2022年2月18日(金)
気持ちが忙しくなるリアル会議
 今日は朝から夕方まで、名古屋の校舎でリアル会議でした。このところずっとZoom会議だったので、かなり久しぶりの感覚です。
 そしてリアルだと、Zoomではあまり動かさなかった感情の動きがあり、ダイナミクスが生じるため、いつもより内面が忙しくなります。そこに輪をかけて哀しいニュースが飛び込んできたため、そのまま家に帰るのではなく、どこかでクールダウンする必要がありました。
 なので、風に吹かれてお茶が飲める高層階のテラスへ。体感温度を変える、温かいお茶を飲む、頭を使わずぼんやり風景を見る。これだけでもリフレッシュできて、家路につくことができました。


2022年2月15日(火)
社会人としての再会
 今日は神戸市社会福祉協議会で実践記録の講演。皆さん、真摯に聴いていただきあっという間に終わりました。
 そのなかで、嬉しい出来事がありました。大学1年の頃に同じクラスだった人が、その社協の重役になっており、思わぬ再会を果たしたのです。大学時代から、彼が社協職員を目指して頑張っていたことを思い出しました。
 大学時代から数十年後に、お互い自律した社会人になり出会えたことは、とても感慨深い思いでした。とくにコロナ下にあり、元気な顔がみられたのは嬉しいことです。各地で講演を行うとたまに卒業生との再会もあるのですが、そんな時、思わぬプレゼントをもらった気分になります。


2022年2月13日(日)
実践研究支援ワークショップ
 三連休の最終日は、日本ソーシャルワーク学会の実践研究支援ワークショップの1日目でした。
 『ソーシャルワーカーのための実践研究ガイドブック』(中央法規出版、2019年)を出版して以降、毎年、細々と実践研究支援ワークショップを開いていきました。今回は、次年度以降に大々的に展開する学会版ワークショップの完成に向けて、トライアルとして実施したのです。
 今日までにチームで検討会議を重ねてきており、そのなかでは「喧々諤々」の議論もありました。本の出版からワークショップの企画・実施まで取りまとめをさせていただき、諸先輩方の胸を借りて学ばせてもらっています。
 このように、一つの「知的共同体」をつくる機会はとても面白く、その活動が好きな人が集まる部活動のようですね。


2022年2月11日(金)
本作り、始まる!
 今日から、新しい本作りが始まりました。医療ソーシャルワーカーの業務マネジメントに関する本です。
 キックオフミーティングの今日は、全国の執筆者に集まっていただき企画会議を行いました。私とコアメンバーは出版社からお届けすることになりました。
 全国の医療ソーシャルワーカーを代表するそうそうたるメンバーの方々に御協力いただくことになり、中堅やベテランのワーカーにとっては、きっと読んでみたい本になるのではないかと思っています。
 双方向のやり取りを丁寧に行い、一緒に本作りを行うメンバーの財産になるような経験を積み重ね、院生にもそのプロセスを伝えつつ、良い本を作っていきたいと思います。


2022年2月11日(金)
潔い生き様
 北京オリンピックでの羽生選手のたたかいを見て、「なんて潔いんだ!」と思いました。
 血のにじむような努力の日々、果敢な挑戦、右足の捻挫を言い訳にせずに全ての力を発揮する姿、とても勇気をもらいました。演技を終えた時にはそれほどでもなかったのですが、その後、国際スケート連盟公認大会でのクワッドアクセルの認定がされたニュースを聞いた時に、感慨深くて涙がとまりませんでした。なので、半泣き状態でオンライン会議へ。
 思えば、ソチオリンピック前から羽生選手を追いかけてきて、実際に何度もその姿を見るために、あちこちに遠出しました。いつも挑戦する姿に励まされ、背中を押され、私も全力で取り組む姿勢を見習ってきた気がします。順位でははかりきれない大きな到達点だと思います。


2022年2月5日(土)
集中して執筆
 今日、私に課せられた校務は「朝から夕方まで研究室に居ること」だったので、書きかけの論文を書くという一つの目標に的を絞りました。その結果、かなり集中できました。先日行った実践能力分析チームの研究会動画を見直し、結果を確認したうえで論文修正・執筆作業に取り組み、「いつかやらなきゃ」と思っていたことができました。
 といっても、論文完成まではまだ先が長い。。。自分の論文を仕上げるまでに、どこに手を入れて、どれほどの時間や労力が必要かがわかるため、ため息がでます。ですが、とにかく一つ一つやっていかなければなりません。
 そしてこの間、長い論文を書くようになりました。夏発行の論文や3月発行の論文は約20ページ、執筆中論文は30ページ弱とさらに長くなります。掲載誌的に問題はないのですが、推敲しながら読むだけで1時間はかかります。いつも完成まで数十回は推敲するので、これまた長い道のりなのです。


2022年2月3日(木)
虎の子、要注意
 予定していた校務が急になくなり、ぽっかり空いた恵みの休日。
 料理でもしようかと、いつか食べようと冷凍庫に眠っていたステーキ肉を使って、ビーフシチューを作ることにしました。肉を炒めてから賞味期限をみると、すでに数か月も過ぎているではありませんか。でも、冷凍だからまあいいかと、そのまま煮込んでしまいました。
 出来上がったシチューを食べたところ、「なんだこれは、かなり不味い…!」という状況に。こんなに不味い料理は、数年前に外国で食べて以来です。おまけに分量を間違え8皿分も作ってしまい、とても食べきれる自信がありません。結果、牛肉を買って作り直すことになりました。
 今日の教訓は、美味しそうで虎の子にしているものは要注意。冷凍だからと気を許さず、賞味期限を確認すべしです!


2022年2月1日(火)
同時並行
 校務と校務以外のタスクが山積みのため、同時並行で進めていかなけれなりません。例えば、昨日・今日の様子はこんな感じ。
 昨夜は今度書く論文素材のためグループインタビューを行い、今日は午前中と午後にトータル5時間の大学会議。その間に、午前中の議事録を作成しながら、午後の会議資料の修正を行う。そして、来週末に行うソーシャルワーク学会の研究ワークショップの資料作成・送付を行う傍ら、同じくソーシャルワーク学会のメールマガジンを作成。そして、大学院研究生の指導を行い、明日実施する研修会追加資料を作成・送付。そして幹事をしている研究会の会場予約をしました。たまに返信忘れのメールがあったりするので、定期的に受信ボックスの確認もします。
 何がどこまでできているのか、いつまでに行う必要があるのかを認識しながらの作業なので、昔行っていた医療ソーシャルワーカーの仕事のようです。


2022年1月28日(金)
犀川スキーバス事故追悼集会
 本学には「友愛の丘」があります。そこには、37年前にスキーバス事故で、早朝の湖に転落して亡くなられた教員と学生達の名前が刻んであります。そして、大学に向かう坂道には一人一人の学生の名前がついている友愛の桜が佇んでいます。
 今日は、37回目の追悼集会でした。私がまだ大学に入学する前の事故でしたが、私にとっては語り継いでいかなければならない出来事です。そのため、私の授業の初回には必ずこの話をすることにしています。
 今日は寒いなかにも、早春の日差しが感じられる日でした。青い空を見上げて、亡くなられた方々に語りかけます。「今はコロナ感染症が蔓延しているのですよ。でも、そのなかでできることを一生懸命やっていきます」と。
 今日も、大学から見える美浜の海は光輝いていました。


2022年1月27日(木)
国試1年前激励会
 今日は、現3年生の国試1年前激励会でした。
 来年の今頃は国試に臨むので、それに向けたこれから1年間の勉強の歩みを山登りに例えてお話しました。スムーズに進める時もあれば、足踏みするような時もあるけれども、大事なことは歩き続けていくこと。すっごく無理をして息切れしてしまうのではなく、少しだけ頑張ってそれを持続させることです。そして、節目節目で自分にご褒美をあげるのも忘れずに。。。
 国試のみならず就職や卒論など、色々な面で徐々に緊張が高まる時期に差し掛かる現3年生。長い長い山登りが始まりますが、教職員一同、伴走し、サポートていきます。
 美しい景色が広がる山頂に向けて、一緒に頑張りましょう!


2022年1月26日(水)
校務&指導
 このところ、地味に深夜労働しています。主な理由は、先日行われた大学院の口頭試問を受けて2人の院生の報告書を書いたり、別の院生たちの倫理審査に関することと、学部長補佐としてまとめる文書がいくつかあったためです。前者は気を遣い、後者は時間を使います。。。
 そんな校務とは別に、今度作る医療ソーシャルワーカーの業務マネジメント本に関する具体化や、これから行う2つの講演の声出し練習、先日行った講演のまとめ等は、前回書いたように気分転換の部類に入るので、校務の合間に行っています。まあ、この「気分転換」に支えられて、仕事をやっているようなものですが。今は、もうすぐ自宅に帰れることを励みにして乗り切ります!
 あと、別宅にはどんどん身体ケアグッズが増えてきています。首筋湯たんぽと新しい小型マッサージ機が仲間入りしました。


2022年1月23日(日)
気分転換に研究会
 今日は、午前・午後と2つの研究会でした。
 私が主催しているソーシャルワーク実習演習研究会と、私の本テーマであるベテラン医療ソーシャルワーカーの実践能力分析研究会です。どちらも好きなことであり、とりわけ本日行った部分は関心が高かったため、とても面白かったです。と同時に、仕事の合間の気分転換になりました。
 本来なら研究メインであってほしいのですが、昨年から引き続き「やらなければならないこと」が山のようにあるため、仕事メインになっています。仕事と言っても研究的なことも含まれるため、研究と仕事の対比より「やりたいこと」と「やらなければならいこと」の対比のほうが正確かもしれません。
 でもいずれにしろ、やることが目の前にあるほうが暗いニュースにくよくよする間がないので、助かっています。こんな時は、遠くを見るのではなく近くを見て歩いてゆかねば。。。


2022年1月23日(日)
口頭試問
 昨日は、大学院修士課程の口頭試問でした。私が主査・副査で関わっている院生の修士論文を読み、司会をしたり質問をしたりと、緊張感のある数時間です。
 口頭試問が終わった時に、何人かは感極まって涙ぐんでいました。思えば今年度の修了予定者は、昨年度から続くコロナ禍で研究活動が難しいなか、本当によく頑張りました。指導教員ともリモートのみで顔を合わせる人もいたことでしょう。
 大変ななかで自分の論文を書き終えたことは、必ずや自身の財産になると思います。研究の作法、お世話になった人や教員・院生とのネットワーク形成、そして何より達成感と自信の獲得という目に見えないけれど大きなプレゼントを自分に贈ったことになります。
 皆さん、本当にお疲れ様でした!


2022年1月20日(木)
終わらない校正
 授業が終わったこの期間は、基本的に在宅ワークを行います。で、毎日1つか2つは仕事が降ってきます。
 今日は、ある県で春に実施した講演録の校正。いつもなら比較的楽勝の部類なのですが、今回は少し勝手が違います。まず分量が多いこと。1時間しか話していないはずなのに、分量が16ページもありました。そのうえ、口語を文語になおす作業がこれまた手間がかかるうえ、使用したパワーポイントを所々にはさみながら一つの作品をつくります。
 そのため、なおしては印刷・推敲の繰り返しで、何度見ても修正点が出てきてしまいます。そしてなにより、「自分ってこんなくどい言い回しをしてたんだ…」という落胆が伴うことに。そういえば、Zoomの動画で自身の話し姿を見た時も同じ衝撃を受けました。そんなかんじで疲れてしまい、仕上げは翌日まわしとなりました。
2022年1月17日(月)
Zoom講演
 土曜日は終日、缶詰で校務を行っていたので消耗しきっていたのですが、日曜日に休養して復活し、今日はZoom講演でした。来週の講演との2回セットです。
 ただあまり行わないセッションのため、時間の見通しが立てにくく積み残しが出来てしまい、来週の時間に食い込む結果となりました。
 時間通りにいかなかった要因は、グループセッションで受講生のグループへの出入り時間がかかったり、出された意見に対するコメントを行う際に、ついパソコン上にある予定外の資料を画面共有して説明し、時間超過が生じたためです。そのため、少し余白を入れたスケジュールにしておくことが必要だったのでした。
 Zoom2年目なので、毎回、経験値を積み重ねている感じですね。前向きに捉えて次回に生かします。


2022年1月15日(土)
ゼミ×2
 講義期間は終わったので定期的なゼミはないのですが、昨日は4年ゼミ&大学院ゼミでした。
 4年ゼミでは久しぶりに近況報告を行ったり、ストレス発散方法を話し合ったり。みんな1日中、社会福祉士国家試験の勉強に没頭している状態で、浮き沈みがある気分をどのように転換するかで盛り上がりました。
 また大学院ゼミでは、修士論文を出し終えた院生に対し、次なる課題である口頭試問について情報交換を行いました。こんなとき縦のつながりはありがたい…。
 みんな頑張っています。かくいう私は、オミクロン株の急増でジャブを打ち込まれ続けており、気持ちが晴れない日々です。が、頑張っている人達の姿に背中を押されながらやっていかなければ、という感じです。
※上野公演にはパンダポストがあります♪


2022年1月11日(火)
三連休
 この三連休は東京の自宅でゆっくり過ごしました。といっても、そこそこ仕事をした気がします。
 研修資料を作成して提出し、ゼミ4年生のポートフォリオへのコメントを書き、学会理事会に出席し、論文を書いて研究協力者に送り、国家試験対策イベントの資料を作成しました。その間、身体のケアに行ったり、隅田川沿いを歩いたり、東京にしかない冷凍食品のお店で買い物をしたりと、のびのび過ごしました。
 その反動か今日愛知に戻る決心がつかず、グダグダと3回も4回も新幹線の予約を先延ばしにし、ようやく愛知での予定に間に合うように戻ってきました。こんな時、何度も変更できるインターネット予約は楽というか仇になるというか。。。戻ったら戻ったで、やることが沢山あるので気持ちが切り替わるのですが。
 たまにはこんな日もありますよね〜。

2022年1月6日(木)
本格始動
 年末年始もゆるやかに仕事や論文執筆をしていましたが、今日から本格始動です。
 午前中にZoomによる大学の新年交礼会が行なわれ、役職者の年頭の挨拶をうかがいました。その後は3時間にわたる学部運営委員会、愛知県医療ソーシャルワーカー協会の講演の打ち合わせを行い、夜は来年度のシラバスを作成しました。
 今日は愛知県でも雪がちらつく寒い日になり、暖房をつけても部屋が温まりにくかったです。そういえば、年末年始に1週間程家を空けたため、戻った時には家中が底冷えしてとっても寒かった。継続的に暖房をつけることにより、暖かさを蓄えることを実感しました。

2022年1月3日(月)

新年を迎えました
 2022年を迎えました。年末年始は、2年ぶりに故郷に帰りゆっくりしてきました。
 では、今年の目標を立てます。
 
<個人の研究>
・ベテラン医療ソーシャルワーカーの実践能力研究をまとめて発表する
・医療ソーシャルワーカーの業務マネジメント本作成を行う
・福祉テクノロジーの研究を進める
<学会活動>
・日本社会福祉学会の若手ネットワークを立ち上げる
・日本ソーシャルワーク学会の研究ワークショップを成功させる
・日本社会福祉教育学会のICTを活用したソーシャルワーク教育の研究を始める
・主催している実習演習研究会を継続させる
<プライベート>
・家族と過ごす時間を増やす
・芸術や自然に触れる時間をとる
・心身のコンディションを整えて健やかに過ごす

 今年もよろしくお願いします。


2023年の日記へ

2021年の日記に戻る