2013年1月〜12月の日記 本文へジャンプ
2013年1月〜12月の日記です。

つれづれなるままに・・・・・・私の日常風景



2013年12月28日(土)
仕事納め
 昨日、数十通のレポート添削を終えて投函し、今年最後の会議も終わったため、無事に仕事を納めました。
 今年もよく働きました。今年は学会や講演で遠出をすることが多かったです。来年は、今年よりももっと勉強時間を増やし、次なる目標にチャレンジしていきたいと思っています。そして、教養を身につける時間も増やします。
 来年は、いろいろな面で穏やかな年になりますように。。。
 それでは、良い年をお迎えください!

2013年12月23日(月)
今年最後の外部講師
 先週は木曜日までは大学で講義を、金曜日から日曜日までは外部の研修講師を行いました。
 実は1日に行う研修講師の時間数のほうが大学の講義よりも多いのです。3日間とも終日の研修、そのうち2日は母校の通信教育学部のスクーリングで缶詰め状態でした。朝9時前に会場に入り終わったら18時過ぎと、なかなかハードなのです。それでも研修を終える時に、参加者の方々が開始時よりも充実した顔をしていたら、「やっていて良かったな〜」と思います。
 参加者の方にとっては、ひと時の研修の時間かもしれないけれども、些細でも学んだことで実践の質が高まったり、いつか学んだことを思い出してもらえるといいですね。。。

2013年12月19日(木)
精神保健福祉士実習報告会 
 今日は4年生の精神保健福祉士実習の報告会があり、1コマ分参加しました。すでに3年秋に社会福祉士実習を終えた学生達で、2回目の実習になります。私が3年次に実習指導を行った学生が多いのです。
 報告を聞いていると、3年次実習よりも実習中の出来事をより深く考察しており、貫禄がついたことがわかります。また、発表の技術もアップしていました。こんなふうに成長の跡が見られると、嬉しくなりますね。
 これらの学生は、社会福祉士と精神保健福祉士のダブル受験になるので、頑張ってほしいものです!

2013年12月11日(水)
今年の漢字
 毎年この時期に、自分自身の今年の漢字を決めています。今年は迷わず「実」です。
 2月に長年の研究成果に対し博士号が授与され、4月に教授に昇格、9月に単著を出版しました。本以外に3本の論文を書き、今年から4年間の科学研究費補助金をいただくことになりました。それらのおかげで、以前よりも自信がもてるようになった気がします。
 これまで毎年、この時期には「何かやり残したことがあるような…」という気持ちになっていましたが、久々に「爽快に1年が過ごせたなぁ〜」という感じです。
 この場をお借りして、お世話になった方々に感謝致します。

2013年12月05日(木)
初島根へ!
 明日、明後日は島根県に行きます。中国地方の医療ソーシャルワーカーの大会があり、講演をするのです。実は本州で行ったことのない県が2つだけ。それが島根と鳥取でした。その一つの県に初訪問。久しぶりに、大学院時代の先輩とお会いするのも楽しみです。
 以前、山口、岡山、広島で講演をした時は心地良い時間だったので、中国地方とは相性が良いかもしれないと勝手に思っています。
 医療ソーシャルワーカーの人達から、沢山のパワーをもらってきます!

2013年12月02日(月)
ようやく一区切り
 先週は何かとあわただしい1週間でした。3日連続の講義に続き、2日連続の講演、そして同僚の結婚式と、なんとも気が抜けない日々を送っていました。
 そして研究日の今日、11月6日の日記に書いた総説論文を仕上げて学会に送りました。今回は「質より量!」で勝負です。2年越しでコツコツと99本の論文レビューを行い、まとめました。結局、研究以外の仕事は多角的に行えるけれども、研究は同時に2つできないため、他の作業は止まったままです。
 来週までにこれから行う調査項目を作成し、3月末までにソーシャルワーク教育の国際比較論文を書く予定。やっぱりこんなことをしている時は楽しいですね。自分を取り戻す時間です。
※ご近所の上野の森の散歩も楽しい〜♪

2013年11月27日(水)
見学実習
 今日は、我が学科1年生の見学実習でした。1年ゼミは担当していないのですが、他の教員ゼミの半分の学生につきそい、市内の老人ホームに行きました。
 これまで老人ホームに行ったことがある学生とない学生が半々くらいでしたが、それぞれに試行錯誤しながら高齢者と関わっていました。全ての1年生にとって、大学での現場実習のスタートが今日なのです。これから福祉の道を歩む人も歩まない人も、今日のことを覚えておいてほしいなぁと思いました。
 そして帰りに1本の論文を入手するため、往復1時間かけてT大学の図書館へ。整然と並んだ書架の紙とインクのにおいに包まれて安堵しながら、「やっぱり自分を突き動かす原動力は知的刺激だなぁ」としみじみ感じました。

2013年11月22日(金)
穏やかな研究日
 体調も回復し、講義(教育)と論文執筆(研究)と外の仕事(社会的活動)に落ち着いて取り組める、時間的余裕が出てきました。
 相変わらず土日は活動しており、明日は代表を務めているソーシャルワーク演習研究会、明後日は日本社会福祉士養成校協会の会議と、日本社会福祉教育学校連盟の調査があります。その前後の月曜日と金曜日が研究日。研究や諸々の準備、自分のことを行う日です。この研究日がないと、今のスケジュールはまわしていけないですね。
 今日のように、お天気が良い研究日は嬉しくなります。
※写真は昨日、我が家にやって来た豚の貯金箱(アメリカ製)。中身より財布の値段が高かった、ということにならないようにコツコツ貯めます〜。

2013年11月16日(土)
入試シーズン
 さすがに2週続けての2泊3日の遠出がこたえ、研究日の昨日は予定をキャンセルして家にこもっていました。風邪もひきかけです。毎年10月、11月は土日がなく多忙なため、一度は体調を崩すようになっています。
 そして今日、明日は入試。冬の到来とともに、いよいよ入試シーズンが到来しました。受験生は体調に気をつけて、頑張ってもらいたいものですね。
 それでは、行ってきます!

2013年11月12日(火)
秋には光になって 畑にふりそそぐ
 綺麗に色づく山々のなかを故郷に向かう列車に乗り、ふと秋川雅史さんの「千の風になって」の歌詞を思い出しました。「秋には光になって 畑にふりそそぐ」というフレーズがあり、まさにそんな光景が続く飛騨路でした。その2日前に逝った伯母が見せてくれた景色なのかもしれません。
 幼い頃に近所に住んでいた伯母の家にはよく遊びに行きました。料理や洋服を作ってくれ、「親戚のなかで友ちゃんが一番出世したね」と言ってくれました。そんな伯母は、ずっと前に亡くなった認知症の祖母への想いを短歌に綴りました。「母の友と話しつついて胸迫る 母に話したし母と話したし 寿美子」。
 紅葉のなか、伯母は安らかに祖母のもとへと旅立っていきました。

2013年11月06日(水)
リハビリ論文
 沢山の刺激を受けて、長崎から帰ってきました。博論執筆後は、本格的にいまひとつ新しい研究に取り組むエンジンがかからなかったのですが、ようやく論文執筆が楽しくなってきました。これまで執筆したことのないタイプの論文を書こうと思い、「総説」を書いています。
 演習教育研究の変遷を追いかけているのですが、今のところ90本の論文レビューをすませました。まだ論文を取り寄せているため、100本を超えるでしょう。実は、昨年の8月に半分以上まとめていたのですが、博論の追い込みのためにずっと中断していました。それが先月読み返したところ、再び続きを書こうという気になったのです。
 今年度に入り、何本かの原稿は書いたのですが、再び学会誌に投稿しようと思ったのは久しぶりで、査読付き論文を書くという点では本格的なリハビリにあたります。早く日の目をみるといいなぁと、毎日コツコツ取り組んでいます。

2013年10月30日(水)
いざ、長崎へ
 明後日からの3日間、全国社会福祉教育セミナーがあるため長崎へ出掛けます。今回は、社会福祉教育学校連盟の事務局と、精神保健福祉士養成校協会主催の分科会報告者としての役割を担っています。
 9年前の社会福祉教育セミナーで報告者だった時も福岡でした。九州とは縁があるようです。その時は、演習教授法について報告したな〜と、久々に思い出しました。
 長崎といえば20年程前にハウステンボスに行ったのですが、市内には足を運んでいないので、今回はとっても楽しみです。美しい景色とおいしい食べ物、全国の先生方との出会いに期待して、行ってきます!

2013年10月25日(金)
こもる
 このところ、ほぼ土日に仕事が入っており、落ち着いて自分のことをする時間があまりとれませんでした。幸か不幸か台風がきているため、明日、明後日に出掛ける予定をキャンセルし、家にこもることにしました。
 今日はこれから行う講演と講義の資料作成とホームページのメンテナンス、明日、明後日はコツコツと文献のまとめをしながら論文を書いて、台風に備えようと思っています。
 子どもの頃から、雨の日に家にこもって好きなことをすると落ち着きました。今も同じ心境です。そして、テレビが壊れたので新しく購入。我が家では、ケーブルでつなぐだけでBS放送が見られることを今日初めて知りました〜♪

2013年10月19日(土)
母校のスクーリング
 本日は母校の通信教育課程のスクーリング講師で、1日、港区で仕事でした。受講クラスの皆さんは全員対人援助職であり、とても熱心に授業に取り組んでくださいました。なかには母校に三回入学したという方もいて、「私もです」(学部、修士課程、博士課程)と共感したり。
 こんな研修の後は清々しく、充実感がありますね。
 また、三ヶ所の施設から実習受け入れ可能と言っていただきました。このようなgive and take は、とってもありがたく嬉しいことです!

※今年最後(?)の我が家の朝顔

2013年10月14日(月)
ソーシャルワーク学会秋季セミナー
 世は三連休、私は土曜日はソーシャルワーク学会理事会、日曜日は秋季セミナーでした。次は私が学会ニュースを作成する担当なので、講演やシンポジウムの写真を撮る係をしました。
 昨日のセミナーでは、ソーシャルワークにおけるプログラム評価のあり方を学ぶことができました。実践研究の方法について現場のソーシャルワーカーに講演することがあるため、私自身がプログラム評価について修得し、それを伝えられるようになろうと決意!
 夏の福祉教育学会で作成したルーブリック評価といい、今回のプログラム評価といい、今年度は新たな評価方法と出合える年になり、知的好奇心が刺激されています。

2013年10月10日(木)
学生との面接
 毎年この時期には、4年生ゼミの学生を対象に個人面接を行います。残り半年間の学生生活の過ごし方について計画を立て、それに基づき1人30分程面接するのです。
 社会福祉士国家試験を受験する人のみのゼミもあるなかで、我がゼミは国試受験組と、はじめから国試受験しない組との混合なので、人によって目標が変わってきます。
 3年次までは担当科目の関係で国試受験組との関わりが主なのですが、受験しない組と話すと実に個性的で面白いのです。公務員、飲食関係、住宅改修系、介護系への就職と、それぞれの個性を生かした道を歩んでいました。そのなかで、各人の長所や特技がわかり、感心することしきり。あらためて、混合ゼミにして良かったと思いました。
※写真はフィンランドの島で遊ぶ鳥たち

2013年10月04日(金)
実習真っ最中
 学生達は次々に実習に出掛けはじめ、したがって教員も毎日実習指導をしています。
 本日は、2箇所の病院訪問へ。実習の訪問では、実習指導者及び実習生と会って個別に話しをするので、大体1時間から1時間半程の時間を費やします。元気な実習生もちょっと疲れている実習生も、皆、自分なりに頑張っています。
 教員にとっては、実習をお願いしている全ての病院に訪問するので、病院の雰囲気やワーカーさんの業務内容の違いがわかる、なかなか興味深い時間でもあるのです。

2013年09月29日(土)
久しぶりにハードスケジュール
 後期の授業が始まり1週間が経ちました。明日は入試、その後の5日間は実習訪問と講義で、通常の時期よりも慌ただしくなります。
 北海道から帰った後は、3日連続寝不足でした。そのうち1日はある団体のニュースレターに本のチラシを同封してもらえることになり、一晩でチラシ300部を印刷し三つ折りにして、朝には事務局に送付しなければなりませんでした。カラー印刷なので印刷機が疲れてしまい、数枚印刷したら作業が止まり、また数枚印刷したら止まるの繰り返し。両面600ページ分の印刷が終わったのは、深夜3時でした。その間、2時間の仮眠をとって作業を再開。次回は絶対に業者に頼みます!
 その日と翌日は夜の講義・講演があり、半年前の博論執筆時を思い出すハードスケジュールで、休日の今日はぼんやり過ごしました。ますます慌ただしい秋の時期、寝不足にならないよう気をつけなければなりません。

2013年09月23日(月)
明日から講義スタート
 秋の風がふく北海道で、実質1日というコンパクトなスケジュールの学会が終わりました。1日目も2日目も分科会に出ることしかできなかったけれど、けっこう話したいことを発言し、無事に総合司会を終え、沢山の方と名刺交換することができました。本の売り上げもまずまずのようで、ホッとしています。
 さて、明日からは後期の授業が始まります。気分一新し、後期からスタートする新しいゼミ生達と向きあいます。この最初の時の期待と緊張感は、何回行っても良いものですね。身が引き締まり、気持ちが昂ぶります。
※北海道では美味しいものを沢山いただきましたが、今回のナンバー1は「えびそば」です☆

2013年09月17日(火)
夏休み最後の日
 今日は、夏休み期間最後の日です。子どもの頃のように、夏休みの宿題に追われています。そのなかで、この三連休は台風もあって自宅にこもり、随分と仕事がはかどりました。
 200人分の試験の採点、学会発表の抄録とパワーポイントの作成、4回分の研修会資料の作成、ホームページの本紹介のアップ、新刊のチラシ作りと謹呈者リストの作成等、仕事を終え課題リストを消す時はスッキリしますね。でも、まだ大きな宿題が残っていますが。。。
 さて、金曜日からは2泊3日で北海道での社会福祉学会に出席します。今回は、分科会の全体統括者、社会福祉教育学校連盟の会議と研究会の実施、そして本の販売を見守ります。もちろん、美味しい物も沢山いただいてきます!
※台風一過の東京スカイツリーは、いつも以上に美しく青空に映えていました。

2013年09月14日(土)
本ができる!
 とうとう念願の本が完成しました。『医療ソーシャルワーカーの成長への道のり〜実践能力変容過程に関する質的研究〜』(相川書房、2,600円+税)です。博士論文をスリム化した、全228ページです。
 医療ソーシャルワーカーの実践能力が、新人期・中堅期・ベテラン期でどのように変容するのかを、事例と修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチに基づいて明らかにしました。わずかではありますが、これまでの先行研究に新たな知見を付加できたのではないかと思っています。
 9月20日の日本社会福祉学会等で販売予定です〜♪

2013年09月10日(火)
実習が始まる
 私があちこち飛び回っている間に、社会福祉士受験資格取得にむけた実習が始まりました。我が校は3年次秋に4週間の実習があります。今日は、病院実習に行く学生のうち、一番早く実習に行っている学生が大学に戻ってくる帰校指導日でした。
 実習前は不安を抱えていた彼女も、なぜかとってもパワーアップし、元気一杯でやってきました。「行く前は不安だったけど、行ったら案外大丈夫でした!」と語る姿に、なんて適応力が高いのだろうと感心したり嬉しかったり。課題にぶつかりながらも前向きに取り組んでいる姿は、まぶしいですね。
 来週からは実習先訪問が始まります。みんな夢に向かって頑張ってほしいものです。
※写真はフィンランドの湖。気温13℃なのに平気で親子が泳いでいました!

2013年09月05日(木)
ひと段落
 昨日の夜は、まさにスリルの連続でした。京都の研修終了後、新幹線に乗ろうとしたら米原−名古屋間の大雨で新幹線が止まっているではありませんか!どうしても昨日中に東京に戻らなければ、今日の県社協の研修3日目(最後日)が実施できません。そこで、まずは京都から名古屋に高速バスで3時間かけて移動し、その後、名古屋から遅れていた新幹線に乗り、なんとか昨日のうちに帰宅することができました。
 その間、県社協の研修担当の方と連絡を取り合いながら、もしもバスのチケットがとれなかったら、もしもバスが途中で京都に引き返したら、もしも名古屋からの新幹線が止まったら、と節目節目でヒヤヒヤしながら祈っていました。いざとなったらタクシーで東京に帰ることも考えていたのですが、幸い新幹線が動いてよかったです。タクシーだったらいくらかかっていたのか…。思わず、震災後に自分の直感を信じて被災地から東京に戻った時の経験(2011年3月13日)を思い出しました。
 そして、今日、無事に継続研修3日間が終わり、明日は休日です。ようやくひと段落つきました。
※写真は京都のホテルにあった御所車。見るだけで、京都に来たという気分になれました。

2013年09月02日(月)
今度は西へ
 2泊3日の全国学会では、グループに分かれて各科目のルーブリック評価を作成しました。久しぶりの合宿形式で、夜まで話し合ったり懇親したりと、懐かしい雰囲気が漂う充実した3日間でした。
 そして今日からは、西のほうでの2泊3日。研究会や研修講師の仕事が入っています。合間に時間がとれるので、京都の街をぶらぶらするのが楽しみです。
 やりたいことが沢山あるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。気がつけば秋の風が吹いていました。

2013年08月29日(木)
明日から学会
 明日から、日本社会福祉教育学会の全国大会があり、2泊3日の合宿です。今回は、理事の仕事と自由研究発表の司会、分散会のファシリテーターを行います。久しぶりに合宿形式なので、どんな展開が待っているか楽しみです。
 そして今日は、埼玉県社会福祉協議会の研修2日目。これから行ってきます!
※実家に帰り氷見の海へ。船の中から海老煎を投げると、同じ速度でカモメが飛び上手に食べていました。

2013年08月21日(水)
帰国後の初仕事
 土曜日に帰国した後、自宅で原稿は書いていたのですが、公の場に出るのは今日が初になりました。今日は、1年ぶりの教員研修の講師です。全国から集った大学教員の方々に、演習教授法を伝えるのです。皆さん熱心に取り組んでいただき、こちらもとても充実感がありました。そして、明日からは埼玉県社会福祉協議会の継続研修2クール目が始まります。
 今日の研修もそうですが、このところ受講生が自分よりも年下の方が多いということが増えました。前よりもやりやすくなった面と、『いつの間にか自分も年をとったなぁ〜』と思う面が半々で、少し複雑な気分です。
※先日訪れたフィンランドの高齢者サービスホーム。8月8日の写真と同じ場所です。今年は赤いパラソルが開いていました。

2013年08月18日(日)
フィンランド調査終了!
 昨日、フィンランド調査を終えて、無事帰国しました。今回は、市役所のソーシャルワーカー、在宅で支援を受けている2人の高齢者、2箇所のサービスホームでお話をうかがうことができ、点ではなく面としてフィンランドの高齢者施策を学ぶことができました。
 具体的には、フィンランドの合理的なサービス提供方式、生涯にわたる住む場所の確保の大切さ、在宅で生活するための具体的なサービスの数々、サポートを行うスタッフの資格等々について、理解を深めることができました。それらについては、別の機会にご報告します。
 さらに、今回は2年前と同じホテルに宿泊したのですが、シャワーのみでなく浴槽があり、清潔でとても快適でした。毎日13℃程の気温なので、シャワーだけだと寒いのです。そして、とても甘いケーキ以外は何でも美味しい食事と、島と森からなる美しい景色を堪能しました。スウェーデンが東京の山の手なら、フィンランドは下町といったところ。下町好きの私の感性にはフィットするなぁと、しみじみ感じました。ようやく、2年前の最悪だった視察結果を塗り替えることができました。
 来年は、フィンランドの医療ソーシャルワーカーのインタビューと、隣国エストニアでの視察を計画しています。お世話になった皆さんに御礼申し上げます。kiitos!!
※世界遺産のあるスオメンリンナ島の海は美しく輝いていました。

2013年08月08日(木)
フィンランドへ!
 ようやく前期の成績を提出して、夏休みに行う宿題を沢山持ち帰り、暑い熊谷の研究室を後にしました。明日の研修講師が終われば、夏休み到来です。
 月曜日からはフィンランドに調査に行きます。今回は、在宅と施設で暮らす高齢者と、ソーシャルワーカーにインタビューをする予定。
 気持ちに余裕が出てきたため、荷造りをしたり、先方へのお土産を買ったり、質問項目を作成したり、心身のコンディションを整えたりと、少しずつ旅に波長を合わせつつあります。日本が一番暑い時期に、しばし涼んできます〜♪
※写真は2年前に訪問した高齢者サービスホームの中庭

2013年08月04日(日)
T大学学内学会での発表
 今日は、T大学学内学会で学位取得者の報告会があり、トップバッターで発表してきました。我が校と同じく、教員と院生が中心になり学内学会が進められていましたが、T大学では院生が多い分活気がありました。
 その後、気分良く帰ってきたのですが、家に戻ると大学から春に撮影した入試用DVDが届いていました。見てみると…とても動画に耐えられないなぁと、自分の外見と話しの下手さを痛感。このDVDがあまり流出しないことを願うばかりです。。。
※写真は隣町谷中の夕やけだんだん

2013年07月31日(水)
2つ山をこえる
 結局、土曜日の隅田川の花火大会は、雨のため30分で中止になりました。でも、その前後に我が家で楽しく集まれたので、良かったです。
 そして月曜日は外部の大きな仕事を終え、昨日と今日で依頼原稿を書き終えて出版社に送りました。懸案だった2つの山をこえたので、気分的には随分楽になりました。
 さあ、明日は期末試験です。また500人程の採点を急ピッチで進めなければなりません。そして、そろそろ来月のフィンランド調査の準備にも取りかかる必要があります。

2013年07月26日(金)
ようやく休み
 今年は週に1日は休もうと1月7日の日記で誓いを立てたのに、いろいろ重なって今日まで12日間連続勤務になってしまいました。このなかには自分が主催する研究会も入っているので、正式には仕事とはいえないのですが、さすがに疲れました。これからは、こんな事態にならないよう気をつけねば。。。
 そんななか、今日は埼玉県社会福祉協議会の3日間継続研修の1日目がスタートし、皆さん盛り上がってくださったので良かったです。
 そして明日、明後日はようやくお休み。我が家にお客さまをお呼びして、隅田川の花火観賞をする予定です♪でも、雨が降りそうですね〜。
※写真はレトロなお店が並ぶ浅草の通り

2013年07月21日(日)
1日詰める
 今日は社会福祉士養成校協会の教員研修が立正大学大崎校舎であり、私は大学側窓口のため朝から夕方まで大崎校舎に詰めました。時間があるだろうと、3つの仕事(本の校正、書きかけの論文、まとめていない調査データ)を持っていったのですが、結局終わったのは本の校正のみ。まあ、そんなものですかね。
 さて、明日は午前・午後と高校訪問が入っています。例年、私にとっては試練の時間(流儀18)。自分のセールストークが昨年より向上していることを願って、出掛けてきます。

2013年07月15日(月)
今日はソーシャルワーカーデー!
 数年前に海の日は、ソーシャルワーカーデーと定められました。各地でソーシャルワーカーを広めるためのイベントが繰り広げられます。東京では「ソーシャルワーカーの可能性と挑戦」をメインタイトルにし、湯浅誠さんらを迎えて生活困窮者の自立について語り合います。
 かく言う私も、社会福祉教育学校連盟から裏方として派遣されることになりました。これから東洋大学に向かいます。そして夜は、同じ団体の委員会でまたもや議事録を作成します。3連休の2日間はゆっくり休んだので、今日から働きます。それでは行ってきます!

2013年07月11日(木)
あついぞ!熊谷
 このタイトルは、「熊谷の夏の暑さを逆手にとり、貴重な地域資源としてプラスにとらえ、市民みんなで暑さを楽しみながら積極的にまちづくりに活かそうとする事業」のキャッチコピーです。本当に熊谷は暑いのです。外にいると生命の危険すら感じます。
 今日もあまりの暑さに、ゼミでアイスを食べました。先日は、別の学年のクラスでも同じことをしましたっけ(もちろん教員のおごりです)。そして夜は、私が会長をしている熊谷市の市民活動支援センター運営協議会の会議でした。ここでも、あつい議論が交わされました。ということで、昼も夜もあつい熊谷なのでした。
 明日も朝から、夜まで仕事です。夏バテしないよう、頑張ります!

2013年07月06日(土)
実習成果報告会
 今日、4月からずっと準備を続けてきた、4年生の実習成果報告会が行われました。3年次秋のソーシャルワーク実習での報告を持ち時間13分で行うというもの。2年生、3年生と実習先の指導者の方がいらっしゃいます。
 我が病院実習グループは2つの班に分かれて、それぞれにロールプレイを行いました。200人を前にした発表はさぞや緊張するでしょうが、みんな堂々としており、満足のいく出来でした。これで2年後期の事前学習から始まった実習の全過程が完結しました。
 最後は、我がゼミ恒例の猫のポーズで記念撮影です!

2013年06月28日(金)
今日から学会
 今日から、2泊3日で仙台で学会があります。理事会に出席し、しっかり勉強してくる予定。いつもこの時期にある学会は、梅雨疲れの心身への大きな刺激となります。今回も、いろいろな出会いと知的刺激に恵まれますように!
 その前に、大学に寄り実習のガイダンスを行ってから出掛けます。熊谷から仙台までは最短1時間半余で行けるので、とても近いです。

2013年06月22日(土)
気分はフィンランド
 今日は、夏の研究発表の準備をした後に、外部の仕事で出掛け、その後は夏のフィンランド調査の打ち合わせ会でした。2年前に初めてフィンランドに行った時には、心身共に最悪のコンディションで、十分に満喫できませんでした。なので、今回はなんとしても最高の旅行にしようと意気込んでいます。
 これまでの広く浅い北欧視察とは異なり、高齢者福祉分野の在宅・施設の両利用者やソーシャルワーカーに的を絞ってインタビューを行う予定です。気分はすでにフィンランドです。
※大好きなフィンランドのデザイン、マリメッコの品々は家の中で存在感を放っています!

2013年06月16日(日)
保護者懇談会
 このところ、土曜日か日曜日には校務が入っており、本日は学生の保護者懇談会でした。多くの保護者の方が大学に足を運んでいただき、全体会、立食会、個別相談と1日かけてお子さんの大学での様子と大学をを知っていただく企画です。
 私は個別相談員として、参加しました。皆さんのお話から、とてもお子さん達を大事にされていることが伝わってきました。ご両親で参加される方も多くいて、私の学生の頃と時代が変わったなぁと実感しました。
※写真は「スミダノハナビ」という名の紫陽花

2013年06月10日(月)
新たな論文執筆
 ホームページに綴ってきた「博士号取得への道」が完結し、自分のまとめも終えたところで、再び研究モードに入っています。昨日から、新しい研究テーマに関する論文を書き始めたら面白くなり、昨日、今日でほぼ書き終えることができました。論文を書いていると、調子が出ます。やはり長い間、論文執筆の日々を送ってきたため、仕事のみだと今一つモチベーションが上がりません。
 今日の『クローズアップ現代』で、80歳で三度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの特集をやっており、そのなかで三浦さんは生きる目標が人並み外れて高い傾向にあると伝えていました。確かに明確な目標がないときには、生きる意欲がわかないことがままあります。なので、新しい研究テーマの探求を目標に、緊張感を保ちながら研究活動をしようと思いました。

2013年06月03日(月)
ようやくエンジンがかかる
 昨日まで、「博士論文の虚脱状態〜」とぐだぐだ過ごしていたのですが、本の原稿も入れて一段落つき、ようやく今日から新たな研究テーマの調査に乗り出しました。調査をしてみると、やはり気づきが多く、研究のモチベーションが高まります。
 今日は3つの県を新幹線で移動し、調査から次の仕事への合間の1時間は、近くのアウトレットモールを歩きまわりショッピング。移動中の車中では原稿執筆と読書。そして夜には学校連盟の委員会があり、またもやひたすら2時間パソコンを打ちました。
 こんなふうに多角的に活動をすると、自分の中の眠っていた何かにエンジンがかかり、張りが出てきますね!
※Surface大活躍です☆

2013年05月31日(金)
入稿
 5月最後の今日、出版社に本の原稿とデータを渡しました。博士論文よりも数十ページ削除し、ずいぶんシェイプアップしました。スムーズにいくと、秋の社会福祉学会に間に合うように出版予定です。どんな本になるのか楽しみです。
 そして梅雨の晴れ間のなか、今年も朝顔とゴーヤの苗をベランダのプランターに植えました。大学の園芸療法研究会のメンバーで育てていたのですが、頃合いを見て自宅に持ち帰ることになったのです。去年は枯らしてしまったので、今年こそ緑のカーテンができますように。。。

2013年05月26日(日)
やっぱり事務局体質
 昨年の今頃の日記で、学会の総務担当になり、自分は事務局体質だなぁと書きました。そして昨日は日本社会福祉教育学校連盟の総会で事務局次長に任命され、またもや事務局の仕事を引き受けることになりました。
 昨日は、総会後に2つの会議があり、久しぶりに約5時間議事録作成のためパソコンを打ちました。けっこう疲れます。
 そして今日は、私が事務局長の学内学会の総会です。こうなったら、事務局の仕事を極めるしかない!!

2013年05月18日(土)
日本医療社会福祉協会全国大会
 昨日、今日と十数年ぶりに日本医療社会福祉協会全国大会に参加しました。大阪です。今年度は研究と仕事の都合で、できるだけ多く医療ソーシャルワーカーの方達に触れる機会が必要なためです。
 現役の医療ソーシャルワーカーだった頃は、自分よりも年上の先輩が沢山いらっしゃったのに、久しぶりにいくとみんな若い。そして、熱心!!大会内容は時代を反映したものであり、刺激を受けました。
※写真はこれからオープンする大阪の高層ビルです。ビルとしては高さが日本一とのこと。

2013年05月13日(月)
日常生活での幸せ
 連休後は、なんとなくだるさをひきずって勤務。そして研究日(金と月曜日)には、本の編集を行っています。午前中編集作業を行って、買い物に行き、食材とともに花を買って帰宅。そして、家事の後に夜はまた作業を行う。もちろんピアノ曲のBGMつきです。
 この生活パターンは、2年前の研究休暇中の過ごし方そのものです。こんな生活が一番落ち着きますね。自分のペースで研究と家事が行えるのは、幸せなことです。やはり研究休暇の1年間は、自分にとってとても素敵な年だったのだと、改めて実感しています。

2013年05月06日(月)
連休おしまい
 大型連休が終わりました。お休み期間中には、故郷で身内が集まり祝賀会を開いてくれました。また、緑の野山や花々に触れる機会があり、中味の濃い休日を過ごすことができました。
 明日からは通常業務です。少し緩んだ心身を引き締めて、また慌ただしい日々を過ごします。今日、自分が行っている社会的役割を書き出してみたら、学内外で20以上の役割を担っていることがわかりました。いつもはその只中にいるのでそれほど感じることはありませんが、少し立ち止まって振り返ると、けっこう仕事をしていることに気がつき、我ながら驚いています。

2013年05月01日(水)
誤字ありすぎ…
 この間、論文を編集して出版する準備をしているのですが…、なんとまあ読み返してみると次から次へと誤字が見つかること!
 例えば、第1章の表1-3を別の章では表3-1と何度も書いているなど、ありえない単純ミスが続々と発見されるのです。もう製本して国会図書館に入っているのに、直しに行きたいくらいです。
 必死に論文を書いている時には、なぜ気がつかないのでしょうね。何度も何度も読み返しているのに、何度も何度も読み飛ばしているってことですね。恐ろしい、私の認知能力。。。

2013年04月26日(金)
久しぶりの母校
 今日は会議のため、片道3時間半かけて、愛知県知多郡美浜町にある母校まで出掛けて行きました。私がいた頃とはずいぶん変わってしまいましたが、校内を歩くうちに昔の場面が次々に浮かんできて、ひと時だけタイムスリップしたような感覚になりました。
 懐かしい先生方にもお会いでき、なんともいえ
ないあたたかさに包まれた一日でした。でも、やはりバス事故の慰霊碑前に立つと、いつもながらに悲しくなってしまいました。。。この事故のことを忘れてはいけないなと、碑を見るといつも思います。

2013年04月22日(月)
現場感覚
 昨日は、埼玉県内のソーシャルワーカー仲間達との研究会でした。細く長く、もう数年間続いています。以前はお互いにスーパービジョンを行っており、今は本の輪読をしています。
 この研究会では、現場で働く人たちがどのような感覚で仕事を行い、何に悩み乗り越えようとしているのかがわかるので、毎回興味深い学びがあります。
 大学という教育の場よりも、もっと多様な要素が交錯する福祉現場で、最善を尽くして仕事をする仲間の姿には、ただただ敬服させられるばかり。私とは立場や行っていることは違うけれども、研究会は皆が成長してきていることが確認できる場であり、いつも励まされます。

2013年04月14日(日)
久々のスウェーデンナイト
 今日は午前中から夕方まで学会理事会、そして夜は久しぶりのスウェーデンナイトでした。我がゼミでは、卒論を書いた人だけをスウェーデン料理のディナーにご招待することになっています。一昨年は執筆者ゼロ、昨年は研究休暇で指導していなかったので、久しぶりの卒論執筆とスウェーデンナイトになりました。
 この日のルールは2つ。少しだけドレスコードがあること(男性はスーツ、女性はおめかし)とお腹を空かせてくること。きちんとしたレストランで食事をすることが、学生達の経験になればと思っています。
 今日、ご招待した男子学生(正式には卒業生)2人からはおめでたい話が聞けて、楽しい時間になりました♪

2013年04月07日(日)
新たな舞台の幕開け
 昨日までの7日連続勤務を終え、今日は久しぶりの休日です。
 この間、新たな舞台が整いました。国の研究補助金をいただくことになり、4年間の新研究テーマに取り組みはじめます。学内では、なぜか園芸療法を行うことになり、これまた研究助成金を申請する予定です。出版に向けても動き出しました。
 新たな仕事としては、実習指導室長の任に就き、新しい実習指導室を創造することになりました。さらに学外でも新しく2つの仕事に取り組みます。
 2月後半から3月にかけて、論文終了の虚脱状態と反動で目一杯遊んだので、疲れを癒すことができました。今は気力が湧いています。そして、火曜日からは講義が始まります!

2013年04月01日(月)
スタート!!
 いよいよ新しい年度がスタートしました。東京より気温が低い熊谷は、今が桜満開です。
 新入生達、新任教員が我が校にやってきて、フレッシュな活気に満ちています。
 私にも昇任辞令が交付され、新しい春を迎えました。
 学生と一緒に、面白い年にしたいものです。ワクワクと知的好奇心がわき起こるような、そんな場を沢山共有したいですね〜。
※写真は夕暮れ時の不忍池と桜

2013年03月27日(水)
卒業式
 毎週、何らかのセレモニーがある年度末になりました。今日は、学部の卒業式です。我がゼミからも数人の卒業生が旅立ちました。
 それぞれに進路を決めたり、進路に向かって邁進しており、これからもどんどん成長し、自己実現していくのだろうなと感慨深い思いになりました。
 身体に気をつけて、やりたいことをやってくれれば言うことはありません。そして、いつか元気な姿を見せてほしいなぁと思っています。

2013年03月23日(土)
ようやく一段落
 今日はT大学の学位授与式でした。ようやく自分のなかに、学位が授与されたという事実を落とし込むことができ、気持ちが落ち着きました。沢山の人からお祝いをしていただき、本当に嬉しかったです。この場を借りて御礼申し上げます。
 また、満開の桜の季節に、家族と一緒にゆっくり過ごせたことも良い思い出になりました。
 明日からは、徐々に仕事モードにシフトする予定です!
※授与式では名前が刻んである時計をいただきました。研究室に飾ります♪

2013年03月16日(土)
大学院修了式
 今日は本学の大学院修了式でした。式典で学位記を授与されている人達には、いつも以上に感情移入しながら眺める自分がいました。
 我が研究科からも、3名の修士課程修了生がでました。そのうちの一人の副査を行い、別の一人とはフィンランドに同行したため、親和性の高い学年です。そして、年末年始に「共に」論文執筆を頑張った人達なので、私にとっては「同志」のような存在です。
 これから、ますます羽ばたいていってほしいですね。

2013年03月10日(日)
出世払い
 7連勤を終えた昨夜は、教え子達との食事会でした。集まった5人全員が学年は異なるものの、同じ地域や職場で仕事をしているので知り合いです。皆、何かしらで私が担当したことがあるメンバーでした。皆、しっかり自分の持ち場で頑張っていて、時間の流れを感じました。そして、サプライズで私を含めて3人のお祝いをしてくれたことが、とても嬉しかったです。
 学生時代のコンパでは、教員の立場で「出世払いで返してね」などと言いながら、少し多くお金を出すことがあります。今回、卒業してから元気で成長した姿を見せてくれることが「何よりの出世払いだなぁ」とつくづく思いました。
※皆さんからいただいたお花で我が家がお花屋さんのようです!

2013年03月03日(日)
気がつけば…
 今年は、週1日は休もうと決意したのですが、気がつけば今日から7連勤のスケジュールになっていました。来週の土曜日まで、大学の仕事に加え、学会理事会や社会福祉士養成校協会の仕事が入っています。知らず知らずのうちに、予定を入れてしまったようです。
 さらに気がつけば、今年度最後の月になっているではないですか!私のなかで年明けからの2ヶ月間の感覚がまるっきり飛んでいるため、「もう3月なのか!?」と驚いています。どおりで、今年度のまとめの仕事が多いはずです。
 こんなふうに、自分は今「浦島太郎状態」になっており、「気がつけば・・・だった」という新鮮な発見をしています。何か大事なことを忘れていなければいいのですが。。。

2013年02月28日(木)
お祝い会
 昨夜は、同僚10人が集まって下さり、私の教授昇格のお祝い会を開いてくれました。素敵なお店で美味しいお料理をいただき、お互いに気を遣い合うことなく楽しい時間を過ごせました。
 「こんな人達と一緒に仕事ができて本当に良かったなぁ〜」と、あたたかい気持ちで一杯です。本当に、ありがとうございました!!
 そして片手では持てない程のお花をいただき、我が家にも春が来ました。花瓶がたりないのでパスタ鍋に入れたら、かえって豪華なかんじになりました☆

2013年02月26日(火)
感受性のケア
 15日の公聴会が終わってからも、気持ちが高ぶり数日は不眠が続いていました。夜中に何度も目が覚めたり、悪夢を見たり…。それでも、少しずつ、少しずつ日常生活を取り戻しつつあります。
 今日は会議が午後からなので、午前中は歩いて行ける上野公園の美術館に行き、エル・グレコ展を観ました。ゆったりした気持ちで絵画を観るのは、本当に久しぶりです。エル・グレコは一見の価値ありです。そして、カフェでお茶を飲み、軽い本3冊とお弁当を買い、大学へ。
 こんな普通のことをしていると、この数ヶ月間、ケアを怠っていた感受性が潤されていきます。こうやって、時間とともに心身に刻まれた深い疲れがとれていくのでしょう。

2013年02月22日(金)
春到来!!
 公聴会が終わってちょうど1週間目の今日、主査の先生から、正式に学位請求論文が承認されたとの報せがありました。ようやく心から安堵することができました。
 この数年間、ずーっと心の奥に小骨のように引っかかっていたものがとれ、「胸のつかえが取れる」とはこのことだなぁと実感しています。
 お世話になった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
 4月からは職位も学位も一つ上がり、研究者としての第2章がスタートします。現状に満足することなく、研究・教育に取り組んでいきます!

2013年02月15日(金)
人事を尽くして天命を待つ
 今夜の公聴会&口頭試問は、無事終わりました。やれることは全てやりました。印刷した論文に誤字があったのを見つけた以外は、現時点での後悔はありません。この「完全燃焼した!!」って感覚は、滅多に味わうことのできない清々しいものです。
 あとは、人事を尽くして天命を待つのみです。そういえば昨年度の研究休暇の際も、全く後悔なく1年を終えることができたなぁということを、今思い出しました。
 今日は、久しぶりにゆっくり眠れそうです。

2013年02月14日(木)
差し替えの嵐
 明日に迫った博士論文公聴会&口頭試問の資料を作ったのはよかったのですが、40部を綴じた後に読み直してみると、誤字があるのです。そこで、またその部分を40部両面印刷して綴じる、という作業をこれまで何度くり返しているでしょうか。
 読み直す毎に誤字が見つかり、また修正するという有り様。こんな状況にあきれてしまい、しまいには毎回綴じるのではなく、しばらく様子を見て最後の最後に綴じようと決めました。
 教訓その1:人はミスをする。そのミスは一度には見つからない。そのため、一旦資料を作成しても、何度も読み返すこと。
 教訓その2:不測の事態に対応するべく、印刷用紙とインクはストックしておくこと。
 教訓その3:少しでも気になるところがあれば「ま、いいか」ではなく、気が済むまで取り組むこと。
 教訓その4:不測の事態が起きても良いように、早め早めに取り組むこと。
 ということで、やっぱり今日も深夜までの作業となりました。

2013年02月10日(日)
走る、ひたすら走る
 今のところ、決めた日に決めた作業を行うべく、ひたすら走っています。計550人分の採点を終えて成績提出し、査読報告を書いて、講演をして、会議に出るという日常業務をこなしながら、ひたすら論文の仕上げを行っています。
 そのため、長時間机に座る日々。昨日は深夜から明け方まで仕上げに取り組み、昼間は熊谷校舎で院生の研究発表を聞いた後に大崎校舎に移動して会議。帰宅後、夕方から深夜まで行いました。その前日は1時まで行い、仮眠後に4時から机に向かうなど、毎日がこんな調子です。でも、今週半ばの終わりが見えているから、やれるのでしょう。
 人間、いざとなったら底力がわくことを今さらながら実感。今なら受験生の気持ちがわかるなぁ。。。

2013年02月04日(月)
こんどこそラストスパート!!
 いよいよ長年取り組んできた論文のゴールテープが見えました。箱根駅伝で言えば最終10区の大手町に入ったところ。しかしこれからの10日余りが、なんとも気が抜けない日々なのです。絶対に体調とスケジュールだけは崩してはならず、かといって仕事が減るわけではなく。。。とにかく、決めた日に決めた作業を着実にこなさなければなりません。まさに胸突き八丁!!
 2011年6月19日の日記では、なぜだかその時がラストスパートだと思い込んでいましたが、それは全くの幻想で、むしろその後の道のりが長かったです。一段落したら、ホームページにこれまでの道のりを書こうと思っています。

2013年02月02日(土)
市民活動支援センター交流会
 今日は熊谷市の市民活動支援センターの登録団体交流会でした。なぜか私が運営協議会会長なので、熊谷まで出勤。
 交流会のやり方を変えたら、例年以上に参加者が増え、60人程で熱い議論を交わしました。「熊谷の良いところ」「熊谷のイマイチなところ」「今後熊谷をどうしたいのか」というテーマで、ワールドカフェ形式で話し合いました。
 8年間熊谷に通っている私も、よく知らなかった自然や文化財、名産があることを知り、決して「暑いだけの市」ではないことをもっとアピールしなければと思いました。
 さて、明日から入試監督、引き続き頑張ります。330枚の採点にも着手しなければ…。

2013年01月28日(月)
採点
 先週の木曜日に2つの試験が終わり、その答案用紙が山積みです。550人分、10日ほどで採点を終わらせて、成績を提出しなければなりません。昨日までは別の仕事に携わっていたため、今日から採点を始めました。
 採点というのは、評価基準がぶれてはいけないので、できるだけ短期間で集中的に行ったほうが良いのです。ということで、今日は100数十人分の採点をひとまず終え、明日に持ち越すことにしました。
 その傍らで、少しずつ日程をずらして取り組まなければならない仕事がたまってきています。「やっぱり今年も暇無しだなぁ〜」と思いながら、黙々と取り組むこの頃です。
※収録帰りに可愛い鳩時計を即買い!!毎日、書斎で鳩の声を聞いています。

2013年01月21日(月)
初収録
 今日は面白い仕事をしたので、備忘録として書いておきます。
 (社)日本社会福祉士会の研修資料作成の一環で、録音スタジオでの収録を行いました。これまでも、大学で講義のビデオ撮りを行ったり、自宅でICレコーダーにテキスト内容を吹き込む経験はあったのですが、本格的なスタジオでの録音は初めてです。完全な防音空間で、マイクに向かって話します。
 ミスをした点を再度修正したり、不足分だけを後から録音して組み込んだりと、いろいろなワザを駆使しました。その結果、音声は綺麗に拾えており、やはり本格的な機材や環境で行うと違うことを実感しました。編集作業を終えての仕上がりが楽しみです〜♪

2013年01月17日(木)
学生からのフィードバック
 今日で1年間の講義とゼミは終わりました。最後なので、今日行った2つの授業では、無記名で学生に感想を書いてもらいました。
 「勉強になった」「わかりやすかった」というプラスのフィードバックはもちろん心地よいのですが、「難しかった」「もっとこうしてほしい」という要望のフィードバックも、とても参考になると思いました。今の学生の状況やニーズがまっすぐに伝わってきて、来年度の講義内容・方法の改善策が見えてきます。今より、もっと良い講義ができる余地があると思うと、やる気が出てきます。
 そういえば、16年前に短大教員になりたての頃、毎回、学生から感想を書いてもらい、自分の講義を見直したことを思い出しました。ここにきて、また初心に戻った気がしています。

2013年01月14日(月)
冬来たりなば春遠からじ…と思いたい
 今日の東京はすごい雪です。外を見ていると、雪国で過ごした子どもの頃を思い出しました。
 本当は京都で研究会があったのですが、今週予定されている博士論文審査会を控えているため、お休みさせてもらいました。審査会は全部で5回開催され、次回は2回目です。今日の気候のように、私の状況もまだ冬が続いていますが、少しずつでも春に向かっていると思いたいです。
 明日は道が凍りませんように。。。

2013年01月07日(月)
新年の抱負
 働き過ぎでゆとりのない昨年を反省し、今年の抱負は以下のようにしました。
・必ず週に1日は休めるよう、メリハリのあるスケジュール管理をする。
・本格的に新しい研究テーマに取り組む。
・本を読み、芸術に触れ、旅に出る。
・花のある暮らしをおくる。
・少しは「鈍感力」をつける。

2013年01月01日(火)
新年、論文、スカイツリー
 2013年があけました。今年も良い年でありますように。
 さて、12月23日から黙々と続けていた論文執筆作業も、今日、仕上げをして製本所に出したことで、一段落つきました。振り返ると、まるで10日間の合宿のようでした。論文のこと以外は、思い出せません。
 でも、2013年への年越しだけは新年の気分を味わいました。スカイツリーの金色のライトアップが美しく、近くの浅草寺には溢れんばかりの人達が参拝の列に並んでいました。寺町なので除夜の鐘が鳴り響き、なかなか味のある年越しでした。初めての東京でのお正月です。
 さて、明日は久しぶりにお休みし、明後日から仕事再開です。
 今年もよろしくお願い致します!!


 
2012年1月から12月の日記へ戻る

2014年1月から12月の日記へ