私の日記・2011年2月〜6月 本文へジャンプ
2011年2月〜6月の日記です。

つれづれなるままに・・・私の日常風景


2011年06月30日(木)
明日から学会〜♪
 無事に6月末締め切りの学会抄録も提出し、6月中の課題は全て終えました。
 そして、明日から学会で倉敷です。久々の遠出に、心が弾みます〜♪
 今回の学会の役割は自由研究発表と司会ですが、その重圧はゼロ。思いっきりリフレッシュしてこようと思っています。
 それでは、行ってきます!!

2011年06月28日(火)
締め切りに追われる
 滑り込みセーフで今日、6月末締め切りの学会誌に投稿をしました。これで6月が締め切りの3本の論文は全て投稿したことになります。
 しかし、もう一つ6月末締め切りの学会抄録提出があるのです。午前中に論文の仕上げをして、夕方からはそちらの作成に取りかかりました。最初は「楽勝」と高をくくっていたのですが、いやいや、やってみるとなかなか難解なことがわかりました。なぜなら、いつも取り組んでいるテーマとは全く別テーマのため、一から枠組みを作らないといけないからです。
 とにかく、明後日中に仕上げてエントリーしなければならず、引きつづき締め切りに追われる日を送っています。

2011年06月24日(金)
燃え尽き予防
 この1週間はよく仕事をしました。論文3本を執筆し、5日間分の研修会の資料を作ったため、さすがに仕事量オーバーで燃え尽き寸前です。おまけに急に暑くなり、早くも夏バテしそうな予感が…。
 そこで、今日は午後から鎌倉に行ってきました。疲れたら行きたくなるので、「鎌倉」と頭に浮かんだら疲れていることのバロメーターなのです。とにかく、心身の栄養補給をしなければ!!
 毎回行く葉祥明さんの美術館に行き、明月院で紫陽花を見てきました。ほんの数時間ですが充電できたので、また来週末の学会まで頑張れそうです。

2011年06月19日(日)
ひたすら書く
 今、研究成果を発表するために、ひたすら書いています。昨夜は、昼間の大学院ゼミでの発表でのコメントを受けて学会の配付資料を仕上げ、2本の小論文を書きました。その前に書いた小論文は学会が終了してから仕上げて投稿予定。そして、さらにもう1本書きます。
 そのため、いろいろと同時進行でやっているので、それぞれの内容が重複せず独立したものになるように、頭のなかでなんとか整理して取り組んでいる状態。
 自分としては、フルスロットルでのラストスパートです。本当のラストスパートになりますように!!

2011年06月12日(日)
ほどほどに…
 ついついやり過ぎるということがありますが、けっこう私もその傾向があります。以前はワーカホリックぎみでしたが、今は勉強オタクぎみに。気がついたら、昨日は10時間半を超えていました。凝り性で、「プチ依存症」なのです。
 7月の学会発表の準備と新たな小論文の執筆を始めたら、ついつい凝ってしまい、わずかなことでも気になってなおすのです。そうやってやりすぎると、翌日に疲れが残ってしまいます。
 上手にコントロールできれば良いのですが、まだその境地には達していないようです。長距離走の途中で、バテないようにしなければ…。

2011年06月04日(土)
川ランチ
 今日は学会参加はパスして、いつものように朝から机に向かっています。そして、「こんなお天気の良い日には川ランチしよう」と思い立ち、自転車に乗って近くの川へ行きました。
 気が向いた時に、川を見ながらお茶を飲んだり食事をする習慣は、いつから始まったのでしょうか。もう10年くらい前から行っています。いつもは隅田川なのですが、今日は別の川へ。
 ツリーを見ながら、大きなハンバーガーを食べる。幸せだな〜と感じる一時。これでまた、午後の勉強も頑張れそうです。こんな至福の1年間をくださった職場に、ひたすら感謝です!!

2011年05月30日(月)
梅雨疲れからの復活…かな?
 例年のことながら、梅雨入りするとたちまち身体が重くなって、気分もどんよりしてしまいます。今年もやっぱり同じ状態に。梅雨入りと同時に睡眠時間が長くなり、生活が重〜くなってしまいました。それまでの2ヶ月間、快調に飛ばしていた疲れが出たのかもしれません。
 そのためこの数日間、散歩を控えめにして勉強時間を4、5時間にセーブしていたら、疲れがとれたのか今日は快調です。レインコートとシューズを購入したのをはずみに、2回も散歩に出かけ、勉強時間も元に戻すことができました。でも、梅雨は始まったばかり。まだまだあなどれません。
 疲れたら休むにかぎりますが、散歩はやっぱり自分に合っていることを実感しました。

2011年05月22日(日)
スーツワークの日
 久しぶりに、一昨日、本日とスーツを着る仕事をしました。一昨日は講演、本日は社会福祉士養成校協会総会での挨拶と会計監査報告。そして学会の理事会。昨日は大学院ゼミと学会の研究会。今の私には、とても刺激的な3日間でした。
 さすがに、4月以降はスーツと縁のない日々を送っていましたが、久しぶりに着ると身が引き締まる思いです。いろいろな人と名刺交換をしたり、壇上に立って緊張したり。
 今の私にとっては、この3日間はかなり「ハレの日」であり、そろそろ終日机に向かって、研究とばかり向きあい、ひっそりした達成感を味わう「ケの日」が恋しくなってきています。当分は、スーツを着る日は月1回もあれば十分かな…。

2011年05月17日(火)
在庫一掃の日
 毎日、自分の論文と向きあってばかりいると、やらなければならない別の仕事が傍らに積まれていきます。
 そこで、今日は論文に一段落つけ「在庫一掃の日」と銘打ち、たまっている仕事に取り組みました。科研費の書類作成、原稿の校正、学会誌の査読と、やりはじめると意外と手間と時間がかかりました。
 でも、普通に通勤している時には、まずやらなければならない仕事をこなしてから自分の研究に取り組んでいたので、やはり時間があるのはありがたいと、別の角度から実感した1日でした。

2011年05月11日(木)
朋子さんのお店に訪問
 昨日滋賀県米原市まで、12月28日の日記に書いた「保正ともこさん」に、家族と一緒に会いに行きました。こぢんまりしたコテージ風のスイスパンのお店は、沢山の花が咲く庭のなかに建っていました。
 数十年前、父が「保正姓」のルーツを探るために訪問したことがあり、向こうのお母様はそのことを覚えていらっしゃいました。そして、今回、偶然から私が「朋子さん」の存在をネット上でみつけたことに、不思議な縁を感じます。
 朋子さんとお母様にとても親切にしていただき、心地よい一時が過ごせました。

2011年05月06日(金)
便利な道具
 このところ生活の3分の1は研究、3分の1は睡眠、3分の1は余暇という日々を続けています。
 余暇時間には、菓子作りのみならず料理も始めました。が、急に食べる量が増えるわけではないので、作ったものはどうしようと考え、真空パックができる機械を購入しました。
 大型冷蔵庫効果も相俟って、作っては保存し、作っては保存の繰り返し。食べることよりも作ることが目的なので、どんどん冷凍庫に料理が貯まっていきます。
 論文を作成していると、他の物も作りたくなるという、この物作り欲求はいったいどこから湧いてくるのでしょうか…。

2011年04月28日(木)
歩くことの快適さ
 研究生活に入って、早1ヶ月。自分でも驚くほど論文がはかどっており、つくづく時間がある有り難さを感じています。
 そんななか、昨日、今日と自分の体調に合った生活リズムを発見し、実行しています。それは、朝起きてすぐに散歩に出かけること。といっても、せいぜいスカイツリーを一周する30分ほど。散歩をすると身体が動き出し、目覚める気がします。何といっても快適!!歩数計ではかったところ、1日トータルで昨日は14,000歩、今日は13,000歩を越えました。
 そして、しっかり朝ご飯を食べ、お昼は休み、午前と夕方は机に向かう。今の自分はマラソンランナーと同じで、自分ができる範囲で続けることが大切。なので、無理のない今のペースが合っています。研究って知力・体力・持久力ですね、ホント。

2011年04月22日(金)
冷蔵庫が来る
 1日の大半を自宅で過ごすようになり、ほとんど外食をしないうえに、菓子作りを始めてから冷蔵庫が手狭になっていました。そこで、思い切って冷蔵庫を買い替えたのです。
 そして本日、冷蔵庫が到着。今まで使っていたもののほぼ倍近い大きさで、なかなかの存在感です。すでに研究室に設置していた水サーバーと同じものも自宅でも入れ、ますます快適空間になりました。
 沢山食べられないわりには食材を買ってしまうクセがあるので、気をつけなければ…です。

2011年04月15日(金)
光と闇とレンブラント!!
 サバティカルも半月が過ぎて、大体毎日のリズムが出来てきました。朝ほどほどの時間に起きて、遅くとも9時には机に向かい3時間勉強する。お昼は休んで、また夕方から夜にかけて4、5時間行うといったかんじです。そして、この昼休みにいかに勉強と違うことをするかがポイント。
 一昨日前には、上野にレンブラント展を観に行きました。なぜ彼が「光と影の巨匠」と言われたのかは、絵を見ると一目瞭然。一つ一つの絵に感嘆しながら、「自粛」(?)の影響なのかけっこう空いている美術館で、光と影の世界を堪能しました。
 やはり絵はいいですね〜、心豊かになった気がします。

2011年04月10日(日)
久々の大学院ゼミ
 昨日は、久しぶりの大学院ゼミでした。やはり同じ目標を持った人達が集まると、刺激になります。昨年度以上に沢山の人数が集まり、活気がありました。
 明日は、同じ大学の教授会で特別研究員としてのご挨拶をする予定。いよいよ新年度が始まりました。
※写真はプロの指導のもと作ったイチゴのショートケーキ。やはり美味しい!!

2011年04月05日(火)
集中の日々
  3月31日からの研修休暇が始まり、ほぼ毎日7,8時間論文を書き続けています。仕事をしている時には、こんなに研究に専念出来なかったので、本当に時間があるっていいなぁと実感。
 でも、ぶっ続けは辛いので、お昼は買い物に行ったり、映画を観たり、お菓子を作ったり、太極拳に行ったりと、気楽にやっています。とにかく、研究中心に生活を送っています。
 「研修休暇に入ったら、そのうちこれまでの疲れが出てくるよ」と言われたので、そうなったら休むことにします。
※写真は洋梨のショートケーキ。出来はイマイチ…。

2011年03月31日(木)
サバティカル・スタート
  いよいよ1年間のサバティカル(研修休暇)の始まりです。正確には新年度になる明日からなのですが、昨日で大学の仕事が終わったので、今日からスタートになりました。
 この休暇では、ひたすら論文を書きます。これまで細切れだった研究活動に、思う存分時間を割くことが至上命題。
 他人に「頑張れ」という前に、まず自分にそれを言わなければと思って取り組みます。

2011年03月24日(木)
手作りの卒業式
 今日は学部の卒業式でした。例年は大ホールを借りて何学部も同時に行い、その後は祝賀会をするのですが、今年は自粛したため大学の一教室で学科単位で行いました。
 横断幕も式次第も全て手作り。私は卒業式担当で、事務の人達と一緒に文書を作ったり学生に会場変更を連絡したり、教員に流れを説明したりと、今年度最後の大きな仕事となりました。
 卒業生達が生き生きと旅立っていく姿を見ていると、やはりどんな形であれ卒業式をしたのは良かったなぁと思えました。こぢんまりとした、あたたかい式でした。

2011年03月19日(土)
久しぶりに集中
 
 昨日まで、相談援助演習教員研修の講師で岡山県に行っていました。岡山には、東京に無い携帯の充電器や電池が沢山あり、街全体に穏やかな雰囲気が漂っており、いつもの「日常」がありました。
 丸1日で6時間の研修講師をこなし、久しぶりに「何かに集中した!」という感じがします。余震の無い夜を過ごすのも何日ぶりでしょう。
 今日は縮小された大学院の修了式です。こんな時期に修了式を迎えなければならない院生には、本当に気の毒なことだなぁと思います…。せめて、彼ら・彼女らの旅立ちに立ち会いたいと思います。

2011年03月15日(火)
物資不足
 
 今日もまた、日記を書くことにしました。テレビで精神科医が「こんな時は話すことが大事」と言っていたので、自分にとって話す効果があるのではないかと思っています。
 今日、明日と交通機関の影響で、予定されていた会議や約束が無くなり、不意に時間ができました。が、今日はこの間の疲れが出てだるくて仕方ないので、自宅待機としました。朝起きて、まずはインターネットで日赤に募金をし、非常用持ち出しバッグを作り、その後生活物資を買い出しに行きました。ところが、欲しかった懐中電灯や携帯の充電器、トイレットペーパーやティッシュ、水までもがすでに品切れで食料のみを買うことに。かつ、長いレジ待ち状態…。
 自宅に戻ってからは情報は気になるものの、テレビを見ているとストレス値が高まるので、テレビを消して無理にでもいつもと同じ日常を送ることにしました。音楽をかけながらケーキを焼き、数日後に行う研修の準備をして、滞っていた原稿を書きました。
 今日鋭気を養ったので、明日はまた大学で片付けが行えそうです。

2011年03月14日(月)
後片付け
 3連続の日記更新となります。書くことで自分を落ち着かせているようです。
 さて、自宅の被害はそれほどでも無かったのですが、大学の研究室はすごいことになっていました。いくつもある本棚の本やファイルの半分が散乱し、ぬいぐるみが本に埋まり、食器がどこかに転がっており…。とにかく荒れ放題でした。それでも、我が研究室はまだ物が少ないだけ良い方で、なかには本棚が倒れて室内に入れない先生の部屋もあるほど。
 とにかくひたすら片付け、その合間に被災地の学生宅への安否確認の電話をかけまくり、当面の方針を話合い…もうヘトヘトです。
 それでも、まだ片付けが終わっていないので、少し休んでからまた取り組みます。

2011年03月13日(日)
被災時の行動基準
 連日の日記更新です。今回、避難にあたり「生きて無事に帰宅する」ことを目標に、諸々の行動をしている自分に気づいたので、どのような基準で行動したのかを記しておきます。
 まず、一番最初にしたのは情報収集です。新幹線駅構内のアナウンスを聞くだけでなく、ワンセグで情報を集めました。新幹線が止まって帰れないとわかった時、駅構内で夜を明かすのか他の場所を確保するのか戸惑いました。でも長期戦になることを覚悟し、まずは食べ物やタオル、携帯の充電器、洗面用具を買いました。駅のロビーで食事をした後に、携帯のインターネットで旅館探し。携帯がつながらないので、長い列に並んで公衆電話で電話をしましたが、どこも話し中。それでも、何度か携帯で電話をするうちに受け入れてもらえる旅館を見つけました。この間、3時間。
 駅まで迎えに来てもらい、旅館へ。暖かい部屋と温泉に入ることができ、ホッとしました。しかし眠れず。明け方に突き上げるような揺れがあり、天井の電気が切れて落ちてきたものの、体を隠す場所も無く茫然自失。旅館の人が呼びに来た時すぐに着替えてロビーに。その時の持ち物は、貴重品だけでなく外出できるようにコートも持っていきました。
 ロビーでは同じように部屋から出てきた数十人の人達がひしめき合い、布団をもらってくるまりました。上から物が落ちてくるのに備え、コートのフードを被り、周りに窓や物が無い場所を確保しました。携帯の充電が切れそうだったので、とにかく情報が途切れたらダメだと思い旅館の人に借りて充電。この間、家族や数人の人と情報のやりとりをして、無事なことを知らせました。
 日が昇り、それぞれの部屋に戻った後、朝食のアナウンスが。ほぼ徹夜のため食欲はありませんでしたが、とにかくエネルギーを蓄えなければと思い食事をし、その後に化粧もしました。化粧しないこともできたのですが、何かあった時に「少しでも綺麗にしておいた方が得かもしれない」という気持ちからです。チェックアウト前に、少しでも身軽に動けるよう大きな荷物は宅急便で送り、持ち物はリュック1つにしました。
 そして、いつ復興するかわからないけれども、少しでも情報源の近くにいた方が良いだろうと判断し、駅で待つことにしました。その間、ATMでお金を引き出しました。場合によってはタクシーを使うなど現金が必要になるかもしれないからです。その後、止まっている新幹線の中で待機ができたので、お菓子や飲み物を買い込み座席を確保。いつ動くかわからない、どれくらいそこにいるかわからない状態なので、自分にとっていかに快適な状態にするかに気を配りました。この間、持ってきた単行本1冊と雑誌2冊を読みました。「エコノミークラス症候群」という名前が頭にちらついたので、時々立って歩くようにしました。幸い新幹線は駅構内で止まっていたので、持病の発作も起こさずに10時間近くを過ごせました。そして、無事に帰宅。

 今回、自分のとった行動の基準は以下のとおり。
・いち早く情報を集める。
・旅館や駅員というその地をよく知っている人の指示に従い、勝手に動き回らない。
・食べられる時に食べ、行ける時にトイレに行く。
・いつでも動けるように荷物を軽くし、着替えておく。
・自分にとって、少しでも快適な状況を作る。
・身近な人と連絡を取り合う。

 避難している最中に旅館の方がこう仰いました。「この地は過去2回大震災に見舞われましたが、岩盤が丈夫なので、揺れますが大丈夫です。ご安心下さい」と。その言葉が有り難く、懸命に宿泊客のケアを行うその姿がとても心強く写りました。
 緊急時の対応を、日頃からもっと考えなければと思い知らされた一件でした。

2011年03月12日(土)
被災
 大惨事が起こりました。かく言う私も新潟の山中で被災しました。日帰りのはずが新幹線が止まって帰れなくなり、数時間旅館を探してようやく泊まることができました。ところが、明け方の突然の強い揺れで天井から電気が落ち、このままでは天井も落ちてくるのではないかと思った矢先に、旅館のロビーに避難しました。数分おきに余震が襲い、毛布にくるまりニュースを聞きながら、まんじりともしない夜を明かしました。
 朝、駅にやってきたはいいけれど、電車が運行せず、止まっている新幹線の中で10時間を過ごし、ようやく18時半に東京行きの新幹線が動き出しました。
 災害地の方はもっと悲惨な環境の中で避難生活を送っていると思うと、本当に胸が痛みます。そして、「ここは本当に日本なのか?」と思う光景をニュースで見る度に、信じられないと同時に災害に弱い国であることをつくづく感じます。死者や行方不明者の数も想像を絶するほどで、言葉もありません。
 とにかく、自分ができることを何かしなければと、まだ興奮冷めやらぬ気持ちでこの日記を書いています。そのなかにあり、家族や友人からの連絡は本当に嬉しかったです。お気遣いいただいた方々に、感謝致します。

2011年03月07日(月)
ようやく峰を越えました
 1月13日日記では、私の研究が「剣が峰」に差し掛かっていることを記載しましたが、ようやく峰を越えることができました。一つ峰を越えても、更なる峰が現れることはわかっていますが、とりあえず歩を進めることができて安心しています。
 今回のことで、自身で好き勝手に書くよりオーダーに従って書き直しをする方が、はるかにストレスが多いことを実感しました。これを機に、さらに研究を進めていきたいと思います。
 お世話になった先生方、本当にありがとうございました!!

2011年03月03日(木)
重いコートを脱ぐように
 年度末のこの時期は、引継ぎの時期でもあります。大学内の仕事をあれもこれもやっていた私は、来年度の研修休暇を前に、全て他の先生に引き継ぐことになりました。
 申し送りのドキュメントとデータファイルを準備し、引継ぎの打ち合わせを行い、一つまた一つ仕事を引き渡していく作業は、まるで春に向かって薄着になっていくような気分です。
 今日の会議でも、3月中に実施する引継ぎ会の日程を決めたら、いささか軽い気持ちになりました。今はまだ寒い季節ですが、4月には自分自身がリニューアルできそうです。

2011年02月26日(土)
ネットワークに感激
 3年前、埼玉県社会福祉協議会の5回連続講座を担当し、その後、参加者のうち若者グループが毎月集まり、食事会をするなど県内のネットワークが出来ています。昨日はその飲み会に誘っていただき、久しぶりにメンバーの顔を見てきました。
 皆、本当に仲良くて、研修の副産物がこんな形に結実したことに感激しました。研修のねらいにも「ネットワーク形成」を挙げていたので、まさに目標達成です。
 ガンガンお酒をおかわりする元気な20代・30代から元気をもらった、ソフトドリンク専門の私でした。
※写真はティラミス。難しくはないけれど、食材費がかかるお菓子です。

2011年02月17日(木)
実習懇談会
 この季節のイベントの1つが実習懇談会です。実習先の職員の方々と、大学側の教員とでテーマを決めて意見交換・情報交換をするのです。今日はその実習懇談会を開きました。
 今は新カリキュラムが始まったばかりで、現場も大学もその対応・調整に追われており、互いの状況の摺り合わせの真っ最中。そんななか、少しでも情報交換をしあい、課題を共有する時間が持てたことは良かったです。
 やはり、実習というのは現場と大学との協働作業だなと、つくづく思いました。来年度、私は研修休暇のため実習は担当しないけれども、新カリ一期生が実のある実習を行ってほしいものです。

2011年02月10日(木)
プロの仕事
 今日、少し嬉しいことがあったので記しておきます。それは、自転車屋さんに空気の抜けた前輪を押しながら自転車を持って行った時の出来事。
 前輪の修理だけを頼んだのですが、替わりの自転車を貸してくれ、30分後には歪んだカゴをなおし、利きの悪い鍵穴をスムーズにし、そのうえ自転車をピカピカに磨いてくれました。そんな無料サービスと同時に、自転車屋さんの自転車への愛情を感じることができたことが嬉しいことでした。
 『プロの仕事ってこうだよな〜』と、その姿勢に感銘を受けた一時でした。
※写真は、製菓店の体験入学で作成した洋梨のババロア。これもまたプロの仕事を見る機会でした。

2011年02月03日(木)
春の兆し
 今日はいつもより暖かい日差しの1日でした。でも、1日入試監督で缶詰だったため、暖かさを感じられたのは夕方になってから。それでも、春が近づいていることを実感でき、心のどこかで期待感がふくらみます。
 昨夜、4年ゼミの打ち上げがありました。就職が決まった人、現在就職活動中の人、国試の自己採点が良かった人、自信が持てない人とそれぞれでしたが、大半のゼミ生で顔を合わせる機会は卒業式を除いては最後になりました。本当に元気が良い学年で、いろんな意味で忘れられない学生達です。
 みんなにとって、良い春が迎えられますように!!



 
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