私の日記・2009年10月・11月 本文へジャンプ
2009年10月・11月の日記です。

つれづれなるままに・・・私の日常風景


2009年11月26日(木)
とうとう風邪引き
 毎年この時期になると風邪を引くのですが、案の定、今年も風邪を引きました。あまりにも慌しい毎日のなかで、疲れた身体が休むことを要求したのだと思います。いくら寝ても眠いです。
 研究日の今日は家でゆっくり過ごしました。課題はまだ山積みですが、焦らず、頑張りすぎず、やるしかないでしょう。
 もう、11月も終わりです。

2009年11月14日(土)
幸せな結婚式
 今日は、かなり久しぶりに結婚式に出席しました。以前フィアンセを紹介してくれた、10年前の教え子が結婚したのです。
 とても可愛くて幸せそうな姿を見て、こちらまで嬉しくなりました。「幸せな卒業生の姿を見るのはいいものだな〜」としみじみ思いました。そして、同席した当時の教え子達にも会え、期せずして同窓会となったひと時でした。
 自分の年齢はさておき、卒業生の年齢を聞いて「もう10年も経つのか」と、時間の早さに驚いています。また数年後に幸せな彼女達の姿が見られることを願って、家路につきました。

2009年11月08日(日)
学会発表
 今日は学内学会で口頭発表をしました。「教員は一人役割を」と言われていたので、まだ分析途中にも関わらず現在の研究成果を発表することになりました。
 今回は1人の発表者に対し、ある教員が講評をするというスタイルで、多分学部内では最も多くの論文を執筆しているであろう先生が私の担当でした。矢継早な質問が続き、おそらく10分の質疑応答時間で10問近いやり取りをしたように思います。
 今はもう気持ちは楽になりましたが、やはり院生や学部生が聴いているなかでの質疑応答は「まな板の上の鯉」状態で、それはそれは緊張する時間でした。もしかすると普段の全国学会より、シビアな状況だったかもしれません。何はともあれ、一つのステップを刻んだので良しにしましょう。

2009年11月03日(火)
久々のゆったりモード
 この間、文化祭のため久しぶりの2連休でした。しっかり睡眠をとって、疲れをとりました。
 毎年のことながら、10月、11月で土日が空いているのは1日だけという超ハードスケジュールで、平日に週1回の休みをとるのが精一杯という状況。さすがに週1日は休みを取らないと心身がもちません。
 慢性的に仕事を行い、合間をぬって息を切らしながら研究っぽいことをして、でもまだ目の前には仕事が積んであり…。完全な自転車操業です。
 でも、兎にも角にも11月中は走りましょう。12月は少しは時間がとれそうだから。

2009年10月28日(水)
誕生祝と優勝と
 このところガッカリすることが続いていたのですが、昨夜からはハッピーな出来事が続いています。
 一つは、学生達による誕生祝い。飲み会の席であまりにも突然のサプライズに驚きつつ、準備してくれたケーキを美味しくいただきました。
 もう一つは、大学野球部が東都大学野球1部で初優勝を果たしたことです。初めて応援に行ったのですが、かなり白熱した試合でした。
 谷があれば山がある。そんなことを日々感じているこの頃です。

2009年10月24日(土)
素敵な出会いに恵まれた日
 大学院ゼミがお休みの今日は、午前中は出版社の方との打ち合せ、午後はベテランの医療ソーシャルワーカーさんへのインタビューでした。
 午前中にお会いした編集者は興味深いお話をされる方で、初対面にも関わらず話が弾んでしまいました。また、午後にお会いしたワーカーさんは、真っ直ぐに仕事に打ち込んでいる一方で、ご自分の生活とのバランスも取っていて、とても魅力的な方でした。お話を終えた後も清々しい思いが続きました。
 素敵な人って、いろいろな場所に沢山いらっしゃるのですね〜。仕事や研究を通して、そんな方達とお会いできるのは嬉しいことです。

2009年10月18日(日)
『私の中のあなた』
 『女の子ものがたり』に続く、映画評第2弾です。友人に勧められて、本日仕事の前に観に行きました。
 白血病の姉を救うために、遺伝子操作によってドナーとして生まれた妹。幼い頃から何度も身体に針を刺して、骨髄液等いろいろなものを姉に提供してきましたが、ある日姉への片方の腎臓提供を拒み、親を相手に訴訟を起こすのです。「もう身体を提供するのが嫌」と言う妹には、実は隠している本当の理由がありました…。
 一見、奇抜なストーリーが展開されるかと思いきや、実に自然な展開で、それでいて様々なことを考えさせられる上質な映画です。家族の絆とは何か、特に病気を患った子どもと親との関係や他のきょうだいとの関係、ドナーとなるために新しく子どもを生んでもよいのかという生命倫理の問題、そして幸せな人生とは何なのかということ。
 後から思い出しても胸が締め付けられます。その後、仕事に行かなかったら、きっと映画館で泣いていたでしょう…。それほど、切ない映画でした。

2009年10月12日(月)
仕事仕事の三連休
 世は三連休。そして昨日、一昨日は社会福祉学会でもありました。が、学会日程を把握しないうちに引き受けてしまった母校のスクーリング講師と、会議でした。
 スクーリング自体はなんとか終わって良かったのですが、これからは絶対に学会と重なる可能性のある仕事は入れないでおこうと、固く心に誓った2日間でした。
 でも、そんななかでも母校の大学院の後輩からお手紙をもらったり、昔一緒に研究会に参加していた人と20年ぶりに再会したり、スクーリングの最後には受講生がキラキラした笑顔で感想を語ったりと、嬉しいこともあったので結果オーライとしましょう。

2009年10月04日(日)
「人は本質的に生きる欲求を持っている」
 このタイトルは、昨日聴いた筋萎縮性側索硬化症の舩後靖彦(ふなごやすひこ)さんの言葉です。発症から10年経過しており、全身麻痺で人工呼吸器を装着されています。
 我が校の大崎校舎で、哲学科の先生が設定された公開講演会にいらした舩後さんは「本当の人生のフリカケを求めて」というタイトルで、意思伝達パソコンを使い長いエッセイを話されました。そして最後に、「本当の人生のフリカケとは、出会い 生きがい 生きることの繰り返しである」と仰いました。
 意思伝達パソコンからは同じトーンで音声が流れているのですが、私は舩後さんの生の声に強く心を揺さぶられました。いつも心打たれるのは、人間の強さを見たときです。
 いつかぜひ、社会福祉学部の学生達にもお話を聴かせたいなぁと思いました。

2009年10月01日(木)
10月の到来
 あっという間に、また私の生まれた10月が到来しました。後期の授業も始まり、大学の日はゆっくりお茶を飲む暇がない慌しい毎日が再び始まりました。
 例えば一昨日のスケジュールは・・・

 09:00〜10:30 講義資料印刷・書類作成
 10:40〜12:10 4年ゼミ
 12:10〜12:50 昼食・書類作成
 12:50〜14:20 ソーシャルワーク総論講義
 14:30〜18:00 卒論指導
 18:00〜19:30 修士論文指導
 19:30〜20:30 他の教員との打ち合わせ
 20:30〜     大学内宿舎へ
 
 大学にいる間に調査のテープ起こしをしようと持ってはいくものの、結局手付かずのまま持ち帰ることに…。いかに時間を捻出するかが、講義期間中の課題ですね。



 

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