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2009年6月・7月の日記です。 |
先週の金曜日にテストがあり、約200人の答案の採点を終えました。テスト結果には、こちらの教え方の良し悪しが反映すると思うので、結果をみて一喜一憂することもしばしば。今年は全体的によく出来ており、胸をなでおろしています。
そして今日も、これから200人のテストがあります。初めて大学の試験を受ける1年生が対象。
さて、結果はどうなりますか…。
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世は3連休ですが、私はいつものようにマイペースで過ごしています。
土曜日は1日勉強、日曜日は8月の研修会の打ち合わせと本の校正作業、そして今日は某県の医療ソーシャルワーカー協会での研修会でした。今日のテーマは研究方法について。
仕事をしながら研究への意欲も高い医療ソーシャルワーカーの方々の姿に、こちらも刺激を受けて帰ってきました。調査にも協力していただけることになり、大きな収穫がありました。
やはり医療ソーシャルワーカーは素敵です☆
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数年前、40.9度まで気温が上がった熊谷市に大学があります。一昨日も大学内宿舎に泊まったのですが、寝苦しい夜でした。おかげで昨日は夏バテぎみで、早々に大学を後に。
このところ夜の講義や会議が続いているだけでなく、胃腸や肝臓、目を酷使しているなぁと反省することしきり…
昨日は帰るとアボもぐったりしており、急いで水をやり涼しい場所に置いたら今朝は回復しました。私も涼しい場所で眠ったので、爽快な朝を迎えています。人間も植物も程々の気温がいいようです。
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前期開講の2つの講義が、今日終わりました。一つは、大学院で初めて担当した講義科目。もう一つは何年も担当している学部の講義科目です。
いつも楽しく講義できる学部の科目が、今年度は今ひとつ納得できない出来だったので、学生達の反応が気になり無記名で感想を書いてもらったところ、感激することを沢山の人が書いてくれました。学生は優しいですね…。
院生とは昨日社会福祉協議会の見学に行き、その後の懇親会がクロージングの会になりました。授業中の顔だけでなく、それぞれの人の素顔が垣間見られた楽しい時間が過ごせて良かったです。
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金曜日から、浜松で行われた日本ソーシャルワーク学会(旧実践理論学会)に出席してきました。今回は、ソーシャルワークのスキルに焦点が当てられており、私の研究に引き付けて考えることができる面白い内容でした。
なかでも一番の収穫だったのが、研究奨励賞を受賞された大塚先生のお話。スクールソーシャルワーカーとして学級崩壊を目の当たりにし、なんとかしなければならないという問題意識のもとに研究に取り組まれ、数々の苦労の末に優れた研究書を執筆されました。
この方の話を聞いていて、自分はまだまだ精進が足りないこと、良い研究成果をあげるための苦労は当然であることを痛感し、いつかは現場実践に資する研究を世に出そうと決意しました。
それにしても浜松の鰻は美味しかったです。3日間鰻を食べ続けたため、毎年1回しか食べない私にとっては最多記録の更新です!!
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土曜日に半期に一度の研究プレゼンテーションが終わりました。この日に向けて作成した資料と論文が25ページ分。
結果は…ここまで開いてきた道をこれから舗装しなければならないことと、まだまだ道を開いて進まなければならないことがわかりました。複雑な心境ではありますが、とりあえず一区切りです。
こんな時は、昔の恩師からいただいた葉書を思い返してみます。「ご自身の博士論文との取り組みは、きっと楽しい時間になると思います」。この言葉に、どれだけ励まされたかわかりません。いつも、またやろうというエネルギーがわいてきます。
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2009年06月25日(木)
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ようやく一つ峠を越える
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ようやく、心に重く圧し掛かっていた仕事が終わりました。2週にわたる高校での出張授業です。普通の出張授業は1コマで終わるのに、今回は4コマ!!
それも、どんな人達が対象なのかわからない暗中模索状態での授業でした。先週は講義中心だったので寝てしまった生徒もいて、『どうしよう…』とかなり重苦しい空気に包まれていましたが、今日は演習だったので皆が参加してくれました☆なんとか無事に終わって、ホッとしています。
そういえば、今週は肩の荷を降ろすためにやっている仕事が立て込んでいます。昨日も一つ峠を越えましたが、私にとってのコアな勝負は明後日。はたして、肩の荷は軽くなるか重くなるか???
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昨日は、仲間5人とランチに。趣のあるレストランでゆっくりお食事をして、ホテルの最上階でお茶、そして3次会へ。
日頃は会議や研修会のついでに食事をすることはありますが、純粋に食事のためだけに時間をかけるのは久しぶり。たまにはこんな優雅な時間もいいですね〜♪。
かなり雨が降っていましたが、雨にぬれた表参道もまた素敵でした。
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2009年06月17日(水)
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プロフェッショナルの仕事
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昨日は、数年前からお世話になっているユニバーサル・ツーリズム・コーディネーターの方を特別ゲストとしてお招きして、講義をしていただきました。私も何度かスウェーデン旅行のコーディネートをお願いしています。
長年旅行業に携わっている経験に基づくお話は重みがあり、『さすがプロフェッショナルだな〜』と感嘆することしきり。
お客様と何度もコミュニケーションをとり、満足のいく旅行を作っていくプロセスは、どこかソーシャルワークと共通するものがあるなと思いました。
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昨日は大学院の中間発表会でした。修士課程と博士課程の院生が自分の研究について報告します。なかなかテーマが多様で、プレゼン方法も上手だなと思いました。
皆、それぞれに苦労の跡がうかがえ、悩みつつも頑張っている姿が伝わってきました。
私が指導した院生も頑張っていたし、心穏やかに夜の懇親会に出席できて良かったです。
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木曜日以来、続々と卒業生から嬉しい便りが続いています。今日は短大時代の卒業生がフィアンセを連れて、結婚の報告をしてくれました。もう卒業して9年目になるのだなぁと、時間の早さを感じます。
そして、数年前に卒業して別の大学に編入した教え子から、今行っている実習が楽しいというメールが来た後に、この3月の卒業生から医療ソーシャルワーカーの仕事が面白いとのメールも届きました。
いろいろなところで卒業生が頑張っている姿を見ると、こちらも励まされます。こんな時、教師っていい仕事だなと思いますね。
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昨日、突然卒業生が訪ねてきました。在学していた今年の3月まで、何度も木目細かに「お世話」をした人で、なんとか卒業式を迎えることができました。
そんな彼も今は社会人。「大学生の頃と違って、ほんと毎日が楽しいんですよ。自分でも生き生きしているかんじがするっていうか」と話す目は、キラキラと輝いていました。生活のなかで目標が生まれると人って変わるものだなぁ〜と、つくづく実感。
仕事焼けした顔を見ていると、こちらも元気が出てきました。卒業してからも元気に頑張ってる教え子の姿が見られることは、嬉しいことですね〜。
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