| 今月は社会福祉援助技術演習の本をご紹介します。 | 
                 
                
                   
                  
                    
                      
                        
                        
                        
                              
                              久保紘章編『社会福祉援助技術演習』相川書房、1996年
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                        内容 
                         
                         私が大学4年生の時に社会福祉士国家資格が制定され、駆け込みで社会福祉援助技術演習や4週間実習を行いました。大学在学中に受験資格が取得できた最初の学年です(歳がバレますね…)。 
                         その時の演習教員は臨床心理士で、心理的なワークや事例検討が中心だったように思います。とにかく、教員も学生も手探りで演習を行っていた時代でした。 
                         あれから20年が経過した今、カリキュラム改革により演習の時間が増える方向にあり、演習本は百花繚乱のごとく咲き乱れています。かくいう私も出版しているので、人のことは言えませんが…。 今回は、数ある演習本のなかから使い勝手の良い本を挙げてみましょう。 
                         なんといってもピカイチなのは、久保先生編集のこの本でしょう。自己理解、他者理解、コミュニケーションと面接、記録、事例研究、グループワークとコミュニティワークと、演習で押さえるべき事項が具体的に盛り込んであり、演習の骨格を作った1冊と言っても過言ではありません。私自身も演習を教え始めた当初は、かなりこの本に学ぶことが多かったです。 
                         久保先生はすでに病気のために他界されていますが、私達に貴重な財産を沢山残されていったのだなと、本を開く度にしみじみ思います。 
                          
                         
                        目次 
                         
                        
                        第1章 自己理解と他者理解 
                        第2章 コミュニケーションと面接 
                        第3章 記録 
                        第4章 事例研究 
                        第5章 グループワークとコミュニティワーク 
                        
                         
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