私の日記・2008年10月・11月 本文へジャンプ
2008年10月・11月の日記です。

2008年11月27日(木)
ゼミ・プレゼンテーション
 例年この時期になると、2年生に3年ゼミ(必修)を選んでもらうために、教員たちがゼミ内容のプレゼンテーションを行います。
 昨日はプレゼン日で、3年ゼミ生たちがおそろいのTシャツを着てやってきました。大教室の壇上で、私の説明の後にゼミ生たちが用意した原稿にそってゼミの紹介を行ってくれたことが、頼もしくて嬉しかったです。沢山の学生が来てくれるといいのですが…。
 またもや風邪引きで体調は悪いけれども、気分は高揚した1日でした。

2008年11月24日(月)
世は3連休
 土曜日からの3連休、私はいつものように過ごしています。
 土曜日は勉強&研究、日曜日は『レッドクリフ』を観ました。高校時代に何度も何度も読み返した『三国志』が、どのように映画化されているのかに興味がありましたが、なかなか迫力があって良い出来でした。それにしても憧れの諸葛孔明が金城武さんとは、少し美しすぎる気がしますが、それもまた良しとしましょう。本日は午後から会議が入っています。
 先週の週末のストレスを吹き飛ばすような、3連休になりました。

2008年11月18日(火)
ついに9連勤
 週末は入試で出勤だったため、明日でついに9連勤を迎えます。さすがに週1日は休まないと疲れがたまりますね。2日間の入試業務は気疲れの連続でしたし…。
 毎年10月、11月は土日労働が多く、いつぞやは2週間連続勤務だったこともあります。その時は身体はむくみ集中力は低下し、ひどい状態でした。それ以降、極力週1回は休みを入れるようにしているのですが、避けることができない校務が入ってしまうことも…。
 明後日の休みが待ち遠しいです!!

2008年11月13日(木)
いよいよ決戦の時
 明日から3日間、入試のため大学で缶詰になります。好むと好まざるとに関わらず、大学組織を維持するためには不可欠の仕事であり、何事もなくスムーズに行うのが普通であり、少しでもミスがあればバッシングされるという、気を遣う仕事でもあります。
 体調も整え、研究活動もとりあえず休止して、とにかくこの仕事のみに集中できる状態にしました。唯一の楽しみといえば、2晩一緒に同僚とご飯を食べる予定が入っていること。昨年度は泊まり期間は1人寂しい食事だったのですが、考えるだけでも随分と気持ちが潤います。
 粛々と、坦々と、集中して過ごす日々がはじまります。

2008年11月09日(日)
学内学会
 今日は年に一度の学内学会で、私はデンマークの視察報告を行いました。
 なにより頼もしかったのは、院生諸氏が研究発表のみならず学会運営に携わって、一生懸命働いている姿でした。このような経験を通して、人を組織すること、会を運営すること、タイムマネジメント等々を学んでいくのでしょう。院生にとっては、とても良い実践の場だと思います。
 そして二次会での院生との話では、一人一人が研究者としての成長過程を徐々に歩んでいることがわかり、心強かったです。研究者の道は決して容易ではないけれど、目を爛々と輝かせながら研究の面白さを語る姿は、とても新鮮でこちらも元気になれました。

2008年11月06日(木)
復活!!
 日曜日を境に、前後3日ずつ体調がイマイチでしたが、ようやく復活しました。体調が悪いとやる気が出ず、ほとんど勉強せずに遊んでばかり。おかげで(?)この間、本を6冊読み、映画を2本観ました。それはそれで満たされていたのですが…。
 今日は久々に集中して机に向う時間がとれ、良かったです。考えてみると、けっこう勉強しなければならないことがたまっていました。日曜日の学会発表にむけた勉強、補講の準備、研修会の準備、そして研究。
 体が元気になると、気持ちも前向きになるものです。また今日から研究生活再開です!!

2008年11月04日(火)
体の声を聞くとき
 文化祭期間のためこの数日は休みで、私にとっても心身ともに休日です。日曜日はとうとう熱発で寝込んでしまいました。
 そういえば思い当たる節はいろいろあります。暴飲暴食、根つめた作業の連続、慢性的な眼精疲労…。寒くなり少し時間ができたところで、体が休むことを要求したのです。「体の声を聞くときがあるのよね」とわが師が昔仰っていましたが、今がきっとその時なのでしょう。
 日頃よく働いてくれている心身に感謝しつつ…。
2008年10月29日(水)
皆さん、ありがとうございました!!
 一昨日、誕生日を迎えました。沢山の方から、カードやメール、プレゼントをいただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!!
 新たな歳を迎えたばかりの昨夜は、4年ゼミの飲み会でした。日頃はほとんど大学に来ない人も参加していて、久しぶりに元気な顔が見られて良かったです。
 ゼミのみんなからは、猫の湯たんぽをもらいました。「研究室にポットがあるから、大学でも使えますよ」なんて、泣かせてくれるじゃないですか。心も体もポカポカするプレゼントでした。大事にします☆

2008年10月23日(木)
充電期間
 このところ月に2回の割合で、大きな仕事を行うリズムで生活しています。昨日は科研費申請書を提出したため、高まっていた緊張が一気に解けました。
 緊張が解けた後は、弛緩の時期です。昨日は体のケアを行い、今日は実習巡回と会議の合間に、買い物をして、映画を観て、美味しいものを食べてと、心と頭のケアをしました。これでけっこうリセットできたので、また明日から次に向かって進んでいくことができます。
 それにしても今日の雨で、少しは秋らしくなってくれるのでしょうか。せっかく買った秋の服を、早く着たくてウズウズしているのですが…。

2008年10月20日(月)
今日のふりかえり
 恒例の研修会後の一人反省会です。今日は6時間の面接技術の研修を行いました。対象は、医療職が過半数のベテランのケアマネさんたち。最初はこちらも緊張しましたが、どのグループも話が盛り上がり、楽しそうでホント良かったです。時間管理もきちんと出来たし、私の得意分野とあって今日の出来はまずまずでした。また来週、別の対象者に同じ研修を行います。
 ポイントは、「一人ひとりに伝える気持ちで行うこと」。私が全国研修の講師としてデビューした際に、受講者の方から教えてもらった大切な言葉です。今でも、話し始める前に心の中で唱えています。

2008年10月16日(木)
僕の人生は充実している。この景色を美しいと思えるのだから
 タイトルは本日観た『容疑者Xの献身』のなかで、ガリレオこと湯川学先生が冬山の山頂でおっしゃった言葉。そっくりそのまま今日の私の生活に当てはまります。実に2週間ぶりの休日(本当は研究日)。大学にも外の仕事にも行かない日でした。
 暖かな日差しの中、音楽を聴いたり聴かなかったりしながら、夕方まで机に向かいました。なんて幸せなんだろうと、しみじみと幸福感に包まれながら。そして、念願の映画鑑賞。『容疑者Xの献身』は、私にとってはかなりインパクトが強い小説だったので期待していったところ、幸いにも期待は裏切られませんでした。感想はいずれ「趣味の部屋」で。
 「私の人生は充実している。この日常が幸せと思えるのだから」と、復唱してみたくなりました。

2008年10月14日(火)
学会総括
<学会で嬉しかったこと>
・少数ながら、研究の重要性を評価してくれる人がいたこと。本も10冊以上売れ、まずは目標達成ですかね。
・昔の同僚と会えたこと。沖縄に住んでいるその人が、目の覚めるような真っ青なカリユシを着て目の前に現れた時には本当にうれしく、疲れが癒えました。
・本当に美味しいマスカットワインに出会えたこと。世の中にはまだまだ美味しいものがあることを知りました。
<残念だったこと>
・これは研究なのか、授業での報告なのかと思うような発表を立て続けに聞きかなり消耗したこと。
・我が大学関係者の発表が少なかったこと。特に院生の発表がもっとあればよかったのに…。

2008年10月09日(木)
学会前の失敗談
 明後日から岡山で社会福祉学会があります。今年のミッションは、自由研究発表と分科会の司会、そして研究書の販促。そんな学会前の失敗談を一つ。
 以前から「スケジュール脅迫症」ぎみの私は、何でも早め早めに行わないと気がすまない性格です。1週間前にはすでに学会発表のパワーポイントを作成し、一昨日には当日配布資料を50部印刷し、ステープラーでとめました。しかし、本日改めて資料を見て修正部分が出てきたため、近所のコンビニでその部分を50部コピーし、差し替えを行いました。しかししかし、またもや修正部分が出てきてしまい、結局明日大学で初めから資料を作り直すことにしました。
 実はこのようなせっかちが高じた失敗は、今回が初めてではありません。半期ずつ納入すればよい大学院の学費を「エイヤー」と1年分支払った後に中途退学したため、後期分の数十万円が無駄になったことがあります。
 きっと人生にはゆっくり歩いた方が良い時があることを、何度もの失敗が教えてくれているのでしょう。せめて学会では、ゆったり過ごすことにしましょう。

2008年10月08日(水)
嬉しくて涙がでそう…
 翌朝早いため、毎週火曜日は大学内宿舎に泊まります。でも宿舎のある場所は暗くて、なんだか寂しいのです。そんな昨日、涙がでるほど嬉しいことがありました。
 同僚の2人の先生から、別々に差し入れをいただいたのです。一人は旬の秋刀魚ご飯のお弁当。奥様の手作りのおかず付きで。もう一人はワインのようなサラリとした梅酒です。
 お二人とも私の寂しい宿舎の夜を知っているかのように、とても良いタイミングでした。たまに、長い会議が終わった後、美味しいお菓子をくれる同僚がいるのですが、そんな時にも涙がでそうなほど嬉しくなります。人のありがたみが身に沁みた秋の夜でした。

2008年10月04日(土)
またいつもの土曜日に
 本格的な後期授業が始まり、私の土曜日もいつものリズムに戻りました。
 今日は3ラウンドをこなしました。午前中はソーシャルワーク理論の研究会。そのための準備は、指定文献と関連論文をいくつか読み配布資料を用意すること。午後は大学院のゼミ。今日は初回なので特に準備は無し。夜は来週末の学会発表の打ち合わせ。そのための準備は、当日配布資料とパワーポイントの作成。そして明日は入試です。そのための準備は…何時間かけたかわかりません。
 ということで、何か1つをするためにはその倍以上の時間がかかります。研究もしたい、勉強もしたい、仕事もしなければならないとなると、1日24時間では足りないですね。とりあえず、今は目前の入試と学会発表が目標です。

2008年10月01日(水)
10月、その素敵な月
 とうとう10月がやってきました。10月は夏から秋に移りゆく美しい季節です。そして、私が生まれた月でもあります。
 昨年、かかりつけの歯医者さんに「この歳になると、もう誕生日はめでたくないですよ」と言ったら、「いくつになってもおめでたいですよ」と言われて以降、誕生日を大切にしようと思いました。
 そして、入試や学会、実習巡回と、重要なイベントが目白押しです。そして何より楽しみなのが、もうすぐ研究書が世に出ること。自分への嬉しいプレゼントができました。


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