働き、集い、楽しもう〜ハンディキャップをもつ青年たち〜 本文へジャンプ
ここでは、知的にまたは身体的にハンディキャップをもつ青年たちの暮らしをご紹介します。


 写真は、知的障害をもつ青年たちのデイケアの様子です。校外の村にありました。仲間とお茶を飲みながら語り合ったり、本を読んだり、農作業をしたりと、多様な活動を行っています。なかには、仲間同士で結婚して子どもがいる人もいました。
 左側の写真は、彼らがソファに座ってくつろいでいる姿です。立っている人はデイケアの支援員です。また、個々人には必要に応じて1994年に法制化されたパーソナル・アシスタントがついて自立生活をサポートしています。
 真ん中の写真はキッチンです。大きなオーブンが取り付けてあり、パンやお菓子、様々な料理を作ります。デイケアでの大切な共同作業の一つです。
 右側の写真は、別棟のサウナ前でデイケアメンバーと旅行メンバーとで撮影したものです。この日はサウナが開かれる曜日でなかったのですが、サウナの日にはデイケアメンバーが掃除をします。
 以前通訳の方が、湖の氷の間に落ちてそこから救出される訓練を体験したそうです。数秒で体が冷え、心臓が止まりそうになるという恐ろしい経験だったようですが、雪や氷と共存する地域に住む人達にとっては、そんなレスキュー訓練も欠かせないのでしょう。もちろん、その後はサウナで身体を暖めます。この日は入れなくて残念でした…。




 写真は、身体障害をもつ青年たちのグループホームで、ストックホルム市内のアパートの一角です。車椅子を使っている青年らがここで暮らし、昼間は仕事に行き、夜はバーやディスコに繰り出します。
 左側の写真は、部屋に取り付けてあるリフトです。写真の後姿の支援員の女性があまりにもキュートだったため、旅行メンバー(特に男性)が一緒に写真を撮らせてもらいました。そして、旅行メンバーもリフトに乗せてもらいました。
 真ん中の写真は、手すりが取り付けてあるトイレです。各部屋に、その人の状態に合った用具が設置してありました。
 右側の写真は、ある部屋のカーテンです。とても素敵だったので撮影させてもらいました。やはり、北欧は寒い冬の間は家にいることが多いので、インテリア雑貨の種類が豊富で楽しめるようになっています。この部屋だけでなく、他の部屋もセンスの良い内装でした。
 グループホームの住人に「日本のことを知ってる?」と聞いたら、「ドラゴンボール」「ピカチュウ」「アキハバラ」という答えが返ってきました。さすがです!!



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