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ここでは、学生との「喜」びの体験を綴っていきます。


2009年11月03日(火)
 3年次秋の4週間実習(社会福祉士対応)に行った学生が、4年次での上乗せ実習のことを聞きに研究室に来ました。
 彼は今回の実習先で「天職に出会った」気分になったそうです。だから、もう一度同じ種別の機関で実習をしたいということでした。これまでも節目節目に自主的に相談に来ており、その都度将来のことを迷ったり、抱負を語ったりしていました。そして、3年の後半になって自分の進路を決める段階になり、はっきりと自分の進む道が見えたようです。
 彼の長い人生にとっては今回のことは一つの通過点に過ぎないのかもしれませんが、本当に自分がやりたいと思える仕事に出会えて、かつ、それに向かって何をすればいいのかがわかることは、とても喜ばしいことです。こちらまで嬉しくなりました。
 願わくは、希望通りの就職が果たせますことを。私は上乗せ実習の担当として、側面からバックアップするしかありませんが、彼ならきっと夢をかなえる気がしています。



2009年02月01日(日)
 昨日は、4年ゼミの最後の懇親会でした。全員が揃ったわけではないけれど、大半の学生が出席し楽しい時間を過ごしました。
 その人たちとは、3,4年次の2年間、長い人だと計3年間一緒に学び、刻々と成長する姿を見てきました。3年の初めには、知らない人たちばかりで自信がなさそうだったのに、就職が決まり社会福祉士も合格間違いなしと言っている姿を見ていると、本当に皆成長したなと心の底から嬉しくなります。
 一人一人の進む道は異なるけれど、いつか沢山意見を交わして、楽しい時間を共有したゼミの仲間がいたことを思い出してほしいです。
 来月、彼ら・彼女らは巣立っていきます。

2008年06月26日(木)
 今日は、教育実習を行っている4年生の巡回訪問に行きました。彼とは1年次からゼミ担当として関わっており、いつも積極的にいろいろな活動をしているなぁという印象を持っている人でした。
 彼の授業はさすがに日頃から塾で教えているだけあり、学生との距離のとり方に余裕が見られました。また、初めてのクラスであるにも関わらず、生徒の気持ちを掴んでいた姿が微笑ましく、嬉しくもありました。
 なにより3年前から知っている彼が、こんなにたくましくキリッと教えている姿を見て「成長したな〜」と感慨深い思いで一杯です。「先生、僕大学でいろんなことに挑戦して成長したいんです!!」と目を輝かせて伝えてくれた1年生の彼に、「3年経って、君は成長したよ!!」と声をかけてあげたいです。

2008年05月22日(木)
 この時期、4年生は続々と就職が決まっていきます。
 今日もある学生と話していて、内定が決まったが客観的にみてどう思うか、と聞かれました。その会社の理念や方針等々が書かれてあるパンフレットを見ると、まさにその学生にピッタリ!!その会社なら、きっと彼の才能を120パーセント発揮できる予感がしました。
 昔私が子どもの頃、よく親から「本当に就職したい仕事や職場に就けるのは、5パーセント程の人だよ」と言われていました。私自身がその5パーセントに入っているためか、やはり学生たちにも本当に自分のしたい仕事についてほしいし、そんな機会に恵まれることを切に願っています。
 そんな折の彼の就職先の話を聞いて、思わず「息子を婿に出す親の気分」って言ったら、「甥くらい」に訂正してくれました。サンキュー!!
 皆、納得のいく就職先と仕事に巡りあえるよう、願っています。

次回へ続く


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