2008年3月〜4月の日記です。 |
あっという間に4月も終わりです。
毎月、自分が行ってきたことを確認するために、手帳に書き出して総括します。その月に行った研究、中の仕事と外の仕事、読んだ本の数、観た映画の数、出掛けた場所等々。
私の4月は、本の執筆と大学内の仕事、そしてホームページ作りの月でした。本当に慌しい毎日。寂しいことに、4月には1本も映画を観ていません。仕事だけでなく、遊んだり教養を身につけたりしたいのに、限られた時間ではどうしても仕事優先になってしまいます。
5月は研究・勉強に力をいれつつも、心の充電も行う月にしたいものです。
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5月末に出版社に入稿する本の原稿を、このところひたすら書いています。といっても、慌しい仕事や講義の合間をぬってのはなし。仕事は大学で、研究は家で行う主義なので、家にいる時はほとんどパソコンに向かう生活です。
そんな私のこの頃のテーマは「少し無理をする」こと。普通に生活していたら「しなければならない」仕事だけで終わってしまう。でも、かなり無理をしたら心身ともに続かない。だから、少し無理をして「やりたいこと」をやるのです。
1冊の本が出来るまでには生みの苦しみはあるけれど、「今、生きているんだ」という実感と、何ものにもかえがたい充実感があります。大学生の頃切望していた、『心と身体に刻み込むように学び生きること』を、今実現しています。
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この歳になると、「今日はいい日」「今日は悪い日」と二極に分けることが難しくなり、良いことも良くないことも同居した1日になることが多いです。今日もそう。朝、申請していた助成金が不採用であることを知りガッカリしたうえに、午後は仕事で疲れることがありました。
が、良いこともありました。昼休みのデンマーク研修の説明会に沢山の学生が来てくれたこと、帰りにたまたま他学部の先生とご一緒して楽しい時間が持てたこと、家に帰って嬉しいメールが来ていたこと。結局、私はいつも「人」の温かさに助けられているのだな、としみじみ思いました。自分を励ますために買ったゴディバのチョコレートを食べながら、今は少し元気を取り戻しつつあります。
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前の職場に入職する際、他大学の大学院に在籍することが許されず、大学院を退学しました。そして、今の職場も同じ状況のため、博士号取得には論文博士の道しか残されていません。そこで、昨年から某大学の先生のゼミに参加させてもらい、論文指導を受けています。
今日が、今年度第1回目のゼミでした。まだほとんどの人の顔と名前を知らない緊張した雰囲気で、オリエンテーションは行われました。「君達の本務は博士論文を書くことだ」という先生の言葉には、重みがあり身が引き締まる思いでした。やはり、この課題と真正面から向き合わなければ、自分の納得のいく生き方ができないことはよくわかっています。今年度は、少しでも歩を進めることが目標です。
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今年度の海外研修の付き添い担当の役目をおおせつかり、気分は北欧にむけて盛り上がりつつあります。私にとっては初デンマークです。これまで、スウェーデン旅行の際に何度もコペンハーゲン空港で乗り換え、その都度、にぎやかな空港の先には何があるんだろうと、想像だけの世界に終わっていました。でも、今度はようやく入国ゲートをくぐられそうです。人魚姫よ待っててね。バンク・ミケルセンさん.あなたが生んだ思想がどんなふうに根付いているか確かめさせてくださいね。
思わず、この旅行が教育の一環だということを忘れそうになってしまいます。学生と一緒に8月の旅立ちまで、楽しんで準備できればいいですね。
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今日は「高校福祉科ライフコース研究会」でした。4時間弱、私はパソコンで議事録を打ちながら、司会をしたり、議論したり。秋の出版に向けての詰めを行いました。こうやってこれまでの3年間、3ヶ月に2回の割合でこの研究会を続けてきました。もう4年目に突入です。
教育分野と福祉分野、高校教員と大学教員が集まり、なんでも発言できるこの研究会に出ると、不思議とエネルギーが沸いてきます。
そして研究会の後、ビルの20階にあるお店で東京の夜景をみながらの二次会は、至福の時間でした。
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幸運なことに、大学から蘊奥奨励賞なるものをいただき、今日大学院の入学式後に表彰式がありました。こんなふうに人前で表彰されるのは初めての経験で、もう緊張しまくって壇上で足がガタガタ震える始末…。
これからもっと研究を頑張りなさいと、喝を入れられた気分です。私としては全くもって道半ばであり、まだまだこれからと久々に「ハングリー精神」がわいてきています。
とにかく、これからも一つ一つの成果を着実にまとめることあるのみです。
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今日は新入生のガイダンス。久しぶりに200人の前でマイクを持ち実習の話をしましたが、けっこう話せるものです。これから4年間付き合っていく人たちの名前と顔はまだ一致しないけど、ぐるりと見渡してみました。男の子が多い&今年は静かだな〜という印象。
さあ、彼ら・彼女らにどんな4年間が待っていることでしょう。4年後には、先日の卒業式の時のように、何十人もと写真を撮ることはできるのでしょうか。
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今日から新年度、そして入学式です。いつもは大学内の体育館で行うのですが、今年は校舎建て替えで体育館が使えないため、バスで熊谷市のドームまで移動して実施しました。いつも以上に、大勢の新入生と保護者が集まったようです。
「式」というものがあまり好きではない私ですが、うちの入学式だけはなぜか好感が持てます。厳粛で格調高い雰囲気のなかにいると、引き締まった気持ちになるからです。自分にとってのケジメでもありますね。
それにしても、風が強くて寒かったなぁ。
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2008年3月30日(日)
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雨のオープンキャンパス
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今日は大崎校舎でのオープンキャンパスの日。私は社会福祉学部の教員相談担当でした。高校2年生とその親は、まだまだ進路に迷いがあるものの、沢山質問してくれて、沢山自分の話をしてくれました。
来年の今頃、その人たちが大学に入学してくるかはわからないけど、自分の納得のいく進路先を見つけてほしいものです。できれば、また熊谷の校舎で再会したいなぁと願いつつ・・・。
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